旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

花の空き地通信 4月17日号

2013年04月17日 08時03分45秒 | 花の空き地

花の空き地にも季節の移り変わりがやってきます。
放任で育てているので、それが顕著と言えば顕著。

ユキヤナギがほとんど終わって、ハナズオウが咲いています。
もう終わりがけですが、昨年よりたくさん花を付け、人目に付くようになりました


日陰の少ない空き地の一角の比較的長く日が当たらない場所ではハナニラが良く咲いています。
やっとここまで増えた~

通り沿いのスイセンも衣替え。
八重咲きのスイセンが満開で、香りも良いので、立ち止まって見てくださる方もいて嬉しい

珍しい小さなラッパ水仙も咲きました。


自庭では雑草扱いのオギザリスも、此処では空き地を彩る戦力の一つです。
どんどん増えて欲しいものです


同様にツルニチニチソウもその一つ。
遠慮しなくて良いから、広がって花を咲かせてね~


しかし、コヤツはどうしたものか
雑草とおぼしき草なんでしょうけれど、茶色の穂が草原チックで、ちょっぴり惹かれています。


オーニソガラムは楚々と咲いてきました。
無農薬無肥料管理なので、なかなか大きくなれません


オダマキも咲いてきました。
一度絶えたのかと思っていましたが、復活した株かと思われます。

この時期沢山咲いていたスミレは、ずいぶん減ってしまいました
他の草花が増えてきたせいもあるのですが、夏冬と厳しい環境に置かれるので、種系の植物は増えるのが難しいみたい。

シランの花も立ってきました
また花の空き地から季節の便りをお伝えしますね

 



 


花の空き通信 3月21日号

2013年03月21日 07時30分29秒 | 花の空き地

昨日も初夏のような陽気でしたが、今日は冬っぽい気温になるようです。
急激な気温の変化に気をつけなくては

 

花の空き地の春は雪柳から始まります。
昨年背丈をそろえて剪定したので、枝の動きに雪柳らしい面白さがないみたい。
生垣みたいにしたかったのですが、もう一寸遊びがあっても良かったかな


今年は日本水仙が綺麗に咲きそろい、通り沿いを可愛らしく演出しています


レンギョウも少し大きくなったようで、
真黄色が白い空き地にちょっとしたインパクトを与えています。


 

冬から咲いているヒマラヤユキノシタ
手をかけていないのですが、毎年咲いてくれて嬉しい


ユスラウメ
が満開です。
今年はどれぐらい実になってくれるかな


可愛らしいお花なんですよ
野鳥の落とし物から咲いたとは思えない


今年は2本しか咲かないのかな~
ミニラッパ水仙には、もっと頑張ってほしいんだけど


白と黄色から始まった2013年の花の空き地。

今年も季節季節のお便りをお届けしますね

 

 


花の空き地通信 11月18日号

2012年11月18日 14時33分59秒 | 花の空き地

11月になって空き地の小菊が咲いてきたので、種の多くなったキバナコスモスを半分ぐらい抜きました。
スッキリして、小菊がグッと目立ち、季節の移り変わりも実感できます。


空き地には色々な小菊が咲いています。

黄色の小菊

明るい茶色の小菊

赤茶色の小菊は少し大きめ。


茶オレンジ色の小菊とドライフラワー然とした花後のルドべキアのコンビ

黄色とピンク系の小菊がコンビで育っている空き地中ほどのには、キバナコスモスを少し残しました。
種がこぼれて来年も咲くように。

支柱をしていないので、風や雨のせいで、どうしても倒れてしまいますが、縁取りだと思えば、まぁイッカ

空き地の道路脇のコンクリートの隙間からも、小菊が生えています。
ど根性コギクです。あなたは強い

今年の花はこれでお終いかな。


空き地ではハナズオウの葉が色付いています。

 

霜が降りるようになると、冬枯れの空き地に。

オブジェに残した草花の名残りたちが、季節を感じさせてくれるでしょう

 


アマクリナム咲く~花の空き地通信 号外

2012年09月25日 11時57分38秒 | 花の空き地

昨日、半日かけて花の空き地をお手入れしました。
花の終わった宿根ヒマワリを片づけ、増えすぎたアップルミントを引き抜き、あわや咲きそうだったセイタカアワダチソウを始末し、藪を形成し始めた雑木の枝を根元から切りetc.
何とか予定の3分の2を終え、ゴミ袋6個に詰め込み、今朝、ゴミに出しました。

少しスッキリした花の空き地で、我が家から移植したアマクリナムが咲きだしました。
スクッと伸びる大ぶりの花ですが、広い空き地では、薄いピンク色ということもあり、それほど目立ちません。

しかし、通りがかった方から、「綺麗ね」をいただきました

何故空き地に移植したかというと、我が家では2、3年前から、アマクリナムにだけ、縞々の芋虫が取りつくようになったのです。
殺虫剤でやっつけても、気持ちが悪くって、環境を変えてみることにしたのです。
今日のところは、虫は発生していないみたい。
増えてくれるとさらに嬉しいな~


ボーボーだったアップルミントを取り除くと、ホトトギスが姿を現しました。
今年の我が家は、花つきも良くないし、株も半分枯れましたが、花の空き地では元気です。
カンカン照りの毎日でしたが、もしかしたら、ミントに守られていたのかもしれません。

 

久しぶりにショウジョウソウも発見

 

草取りって大事ですね。
今頑張っているのは、涼しくなったからでもありますが、これから成長する小菊たちに、お日様を当ててやりたいから。
そうして、たくさん花を咲かせてもらえると、キバナコスモスの後、晩秋まで空き地が綺麗でいられるでしょう。

いつも草取りするのは、正直しんどいので、花の咲く時期や終わった時期を見計らって行うと、効果もあるし、お手入れする側の負担を減らせると思うのです。



 


花の空き地通信 9月15日号

2012年09月15日 16時30分22秒 | 花の空き地

相変わらず残暑は続いています。
お彼岸までに真夏日は終わるのでしょうか

花の空き地は少し前から主にキバナコスモス芙蓉で彩られています。


今年の少雨と残暑に負けず育つ二つの花。
天晴れ

ピンク色の芙蓉の花などは、青空に向かってコーラスしております。
一日花なので、毎日メンバーが変わるコーラス隊


ルドべキアは終わりました。
このままオブジェの様に冬中育てて、空き地のアクセントにしようと思います。


同様にタカサゴユリも終わりました。
こちらもドライフラワー然として冬も観ようと思います。


空き地の隅でセージが楚々と咲いています。
大きな株になるはずが、雨が少ないせいでしょうか、ここではなかなか上手く育ちません

 

まだチラホラとヒルザキツキミソウの姿も見られます。




ハナトラノオはもう少し咲いてくれるかな。


いよいよシュウメイギクが咲いてきました。
案外乾燥に強いみたい。新しい発見です

 

アップルミントもガンガンに育ち、そしてソロソロと終わりを迎えようとしています。
空き地に入るとミントの爽やかな香りがして、それはそれで良いのですが・・・

 

花の空き地は絶賛草ボーボー状態
春に剪定した木々の株元から、何本も枝が伸びてきていましたし、菊の姿も見えますし、これは何とかしなくては

一寸涼しくなったら、手を入れようと思います。

早く涼しくなって~チョウダイ

 


花の空き地通信 6月16日号

2012年06月16日 10時43分19秒 | 花の空き地

初夏の花の空き地は、次々宿根草が咲いてきます。

空き地の真ん中辺りに植えて、どんどん増えているベルガモット
乾燥と陽当たりが好きなんですね。

我が家にもありますが、半日陰だと、うどんこ病にかかってしまいパッと咲かないのに、ここは風通しも良く、元気に直立しています


フランネル草(スイセンノウ)も咲いています。
赤花は鮮やかで、空き地のアクセントに

シロツメクサはグランドカバーの役割を果たし切りましたかね~
もう花が枯れかけています。
残った花を摘んで、花の冠でも作ろうかな

小判草が勢力を伸ばしたせいで、昼咲き月見草がちょっと少なくなってしまったような気が…
空き地の勢力争いは、厳しいです

エリゲロンは今年も元気
これからしばらく、空き地の彼方此方で咲き続けそう。

おかげでマルバストラムが少なくなってしまったみたいですが、トクサ方面に茂っていってます。
此処にはワイルドストロベリーも植えてあります。
実はまだ確認していませんが、ちょっとは生ってくれるのでは
貴重な半日陰なので、大文字草も植えてありますが、さすがにこの混みようでは増えません

ご近所さんが立派なホタルブクロを、今年植えてくれました
空き地を探すと、所々に、ピンク系のホタルブクロが咲いていますが、日陰が足りないのか、大きくならないんですよ。

そんな厳しい環境でも、3年後しで、ご近所さんの植えた挿し木の額紫陽花が咲きました
日当たりが良すぎるので、葉が黄緑色になっているんじゃないでしょうか。
健気です~

白いフランネル草もアチコチで咲いて、楚々として賑やかな花の空き地

 

すでにルドべキアや宿根ひまわりやハルシャギクといった、夏の花も咲き始めていて、どんどん黄色で覆われております。

鳥の落し物から芽吹いた雑木が大きくなりすぎたので、怪しい藪になる前に、梅雨の晴れ間を見て剪定するつもり

真夏にはスッキリと元気一杯な、お日様の似合う花の空き地にしたいわ



 

 


花の空き地通信 4月9日号

2012年04月09日 09時33分19秒 | 花の空き地

まだまだ花は少ないのですが、雪柳が満開になり、花の空き地も春らしい装いになってきました。
こぼれ種で良く増えて、そのうち雪柳の生垣でもできそうな勢いです

ラッパ水仙が咲いてきました。
肥料も与えていないのですが、日当たりが良いので、我が家より良く咲きます

可愛い小型の房咲き水仙も

ウチから移植したミニ水仙も

空き地のほぼ中央にはヒマラヤユキノシタが、ピンク色の大型の花を咲かせ、この時期、空き地のアクセントになっています

ユスラウメにも花が~。実がなるのが楽しみです

とはいえ、まだ茶色がほとんどを支配する花の空き地。

ですが、足元をよく見ると茶色の枯草の中なら、可愛いスミレが
タチツボスミレかな。

紫色のスミレも咲いてきました

 

冬は霜が厳しく、夏は日照りで乾燥激しく、肥料も与えていない空き地ですが、それでも土地に合った花は、たとえほんの小さな花でも咲くんですよね。

その健気な姿に、毎度勇気をいただく・・・そんな、花の空き地です

 

 

 

 

 


花の空き地通信  3月12日号

2012年03月12日 16時43分05秒 | 花の空き地

しばらく前から気になってはいたのですが、寒い日が続き、手を付けずにいた花の空き地。
オブジェ用に残しておいた芙蓉の木々やルドべキア、寒さ対策のため刈らずに置いたレモングラス等で、枯れ草色になっていました。


そんな中でもミニアイリスが咲いているのを見つけ、早々に草刈りをしなければと心に決めました


今日やっと穏やかな陽気になったので、春を迎える準備開始
とにかく刈って刈って・・・何もなくなったみたいでしょ

でも水仙の蕾は上がってきていますし

雪柳もチラッと花を咲かせています

今年も「花の空き地」をよろしくお願いいたします

 

 


花の空き地通信 9月3日号

2011年09月03日 11時48分22秒 | 花の空き地

のろのろ台風が日本上空にいるために、晴れたかと思えば、いきなり雨が降る不安定な天候が続いています。
フェーン現象のように、蒸し暑い毎日。

すっかりご無沙汰していた「花の空き地通信」。
一寸涼しくなったので、蔓延りすぎたミント類を抜いたり刈り込んだり、ご近所さんとともにお邪魔な外来種を退治したり。
8月から咲き始めたタカサゴユリがそろそろ終わりを迎えています。
乾燥にも耐える丈夫な百合

毎年よく咲くルドベキアは、今年は早々と終わりました。
今はほとんどが種をつけて、ドライフラワーのようになりましたが、これらは空き地のオブジェとして残しておく事にしています

今は芙蓉の季節。
冬に株元まで切り込んだのに、こんなに大きく成長し、次々に沢山花を咲かせています。
こぼれ種から育ったとは思えないほど大きくなりました

一重のピンク色の大きな花。
ご近所さんが絵手紙の題材にされていました。季節の花ですものね~

こにらはご近所さんが植えた槿(ムクゲ)
似たような花形をしていますが、葉も茂り方も枝の様子も全く違います。
今年は花数が多くなったので、来年当たりはアオイ科の競演が見られるかも

手前の黄色い花は宿根ヒマワリで、タカサゴユリの後ろに生えているのはオシロイバナ
オシロイバナは夕方から花が開くので、日中は開いた花が撮れません
香りがあって、通りがかるのが楽しくなります。

ランタナもまだ元気に咲いています

空き地は全体が緑で覆われていますが、今はそのほとんどがこぼれ種から育ったキバナコスモスの新芽たち。
早いものは咲き始めています。
庭の守り神も、ちゃっかり活躍しているのでしょうか

 

夏中あまりの暑さに手入れを怠っていたせいなのか、管理事務所に「空き地に草が茂りすぎている」と苦情の電話が入ったそうです。
此処の草が茂って、迷惑がかかる人は近所にはいないはずだし、近隣の方々は此処に生えているのが「花」だと知っているはずだし、他所の空き地はもっと草ボーボーなのに「何故此処にだけ」と、疑問は残るものの、ちょうど手入れの時期でもあったので、一汗かきました

秋はキバナコスモスが茂って、オレンジ色の空き地になる予定
鮮やかな花の空き地の報告をお待ちくださいね

 

 


花の空き地通信 5月6月合併号

2011年06月03日 08時42分39秒 | 花の空き地

ご無沙汰していた花の空き地ですが、春から色々さいていたのですよ~。
私が写真を撮りそこなっていて、残念なことをしました。

5月10日にはすでにジャーマンアイリス(左上)とスズラン(左下)は終わりかけていましたが、山芍薬(右上)が初めて咲きました。
風が強くて花がぼけてしまって残念なのですが、とても綺麗にピンク色の花を咲かせました。
他にシランも咲いてましたし、謎の実(右下)が生っていました。

 

先日空き地の写真を撮りに行くと、謎の実が赤く色付いていました。
摘んで食べると甘酸っぱい。
昨年見つけた赤い実の木とは違う場所に生えているのです。何の実でしょう

今は大きく枝を伸ばしたウツギが満開で見ごたえが出てきました。

モモバナヒメツキミソウも良く咲いていて



シャスターデージーと淡い可愛らしいコンビとなって塀沿いを彩っています。

 

色々な葉影でオギザリスも元気一杯。

 

フランネル草は、今年は白が多いでしょうか。

 

濃いローズピンクも健在です

 

そして、これから暫く空き地のグラウンドカバーとして大活躍するエリゲロンも、ワシワシ茂ってきました

 

これから季節が移り初夏の草花も見られるようになり、空き地がいよいよ賑やかになります。
相変わらず自然一杯に育っている花の空き地。これからも、どうぞ宜しく