旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

『極める! 黒谷友香の庭園学』

2011年09月06日 11時58分50秒 | 庭について考えた事

昨夜からNHK教育テレビで始まった「極める! 黒谷友香の庭園学」をご覧になった方はいらっしゃいますか?

第一回目の昨夜は「京都の名園 奥深さ
平等院や高台寺、東福寺等の庭をめぐりながら、名園の楽しみ方等が紹介されていました。

名園の楽しみ方「三つのポイント」
1:時間をかけてお気に入りの場所をさがす
2:作り手の狙いを探り すみずみまで歩く
3:作った人の情熱を感じる

これらのポイントを京都の名園とともに有名な庭師の方が解説されていました。
解説はとても分かりやすく、京都ならではの視点も織り込まれていたように感じます。

そしてこれらのポイントは、和の庭園だけでなく、洋の庭園に置いても、とても重要な事だと思いますし、私も少なからず実践してきた事のように感じました。
庭の見方も知れば更にガーデン巡りが楽しめること請け合いです

全4回のシリーズの最後では、黒谷さんが学んだ事を元に実際坪庭を作るそうです。
こちらも参考になりそうですね。

来週は北海道から「紫竹ガーデン」がオーナーとともに紹介されるようです
確か「富良野の森のガーデン美術館」も、私が訪れた時に、ちょうど取材されていました。
そちらはいつ放送されるのかしら。

一度ご覧になってはいかがでしょう。超おススメです

 

 

東福寺 市松模様の庭 

 

 

 


トウテイランと小道

2011年09月06日 10時29分15秒 | 旧庭(~2014March)

今日やっと、秋晴れが戻ってきました 爽やかで涼しい風が吹く朝でした

煉瓦の小道まわりも秋の様相になってきたようです。
相変わらず茂っているカラミンサと花穂が立ってきたカリガネソウと薄紫のトウテイラン。

咲き始めた秋の宿根草トウテイランは漢字だと洞庭藍。
初めて聞く名前でしたが、つまりはベロニカ・オルナータ(学名 Veronica ornata )。
(「ベロニカ」の方が馴染みがありますが、お店ではトウテイランとして出ていることも多いみたい。)

台風の前に茂った株を倒れないよう、支柱をして結わえたのですが、やっぱりあの雨風に倒され、倒されたまま成長したせいで、花穂が曲がってしまいました。
もっとしっかり囲えばよかったのかな。一寸失敗
でも、銀葉に薄紫の花は好きな組み合わせ。
秋の間は楽しませてもらいましょう

 

小道の中ほどのナスタチウムもポツポツ咲いています。
肥料っ気のある場所なので、葉ばかり茂っているようですが、アブラムシをやっつける虫を呼ぶハーブなのだとか。

花も葉も食べられるので(一寸苦いけど)、サラダに飾ると、オシャレなアクセントになりますよ