旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

9月になりました。

2013年09月01日 11時58分33秒 | 旧庭(~2014March)

今日も朝から真夏並みに暑いです
9月も「夏」という季節に入れても良いんじゃないでしょうかね~

夏に伸びた枝先に一輪白いハマナスが花を咲かせました。
小さな花ですが、一応房咲きに蕾をつけています。


一期咲きのオールドローズのコンプリカータの実が、緑色からオレンジ色に少しずつ変化しています。
チョッピリ秋

玄関の階段脇を覆っているコバナランタナは、モリモリ育って、また花をつけ始めました。
夏休みはお終い

 

振り返ってみて8月は、庭仕事もブログもなかなか手に付きませんでした

実は、7月半ばから、この地区の区画整理事業が本格的に動き出し、8月初旬には市と移転契約をし、我が家の移転時期も本決まりとなりました。
それに伴って次の家を建てるため、8月下旬にはハウスメーカーとも契約し、来年の4月以降には引っ越すことになりました。
ソンナコンナに伴う、モロモロの段取りにより、この一か月気ぜわしくしておりました
これから9月一杯は毎週のようにハウスメーカーとの打ち合わせがあり、更に忙しくなりそう。

にも拘らず、これほど忙しくなると思っていなかった6月に予約してしまった次女との海外旅行に、明後日から出かけてきます

そして今月も、公園のボランティアやYEGのガーデンサポーターの作業日があり、自分の庭にまで心をくだけない日々が続きそう・・・

なので、ブログの更新は8月同様飛び飛びになってしまいそうです


 

ともあれ、動きの鈍ってきた体とノウミソを叱咤激励してしばらく頑張り続けなければ

ユウウツっちゃ~憂鬱
タノシミっちゃ~楽しみ

どちらにしてもグチャグチャな感じは否めない

 


庭作り講座~晩夏から晩秋のガーデンの管理 in YEG

2013年09月01日 11時10分26秒 | ガーデニングセミナー

8月29日(木)に横浜イングリッシュガーデンのガーデンサポーター向け庭作り講座へ出席してきました。
内容は、これから晩秋までのガーデンの管理について。
講師は河合伸志さん

草花類は花がら摘みなどこれまでの管理に加え、伸びすぎた枝の切り戻しと追肥を行う事。
植物によって、切り戻しより先に追肥した方が良い植物もあるし、切り戻したのち追肥した方が良い植物(ダリア他など)もあるし、涼しくなってから追肥する方が良い植物(宿根ネメシア、ゼラニューム他など)もあるそうです。
追肥一つとっても、なかなか一括りにはできないものなんですね

9月下旬から11月は多くの宿根草の株分けの適期なのですが、芍薬などは本格的に咲くようになるのに3年かかるしピークになるのは6~7年後だそうで、必要以上に株分けしない方が良いそうです。
晩秋になり地上部が枯れる宿根草は、自然に枯れるまで放置し、寒さに弱い宿根草は地上部が枯死してもそのままの状態で春まで残した方が越冬対策に有効とのこと。

他に低木、中高木の管理等についても、品種名をあげて、皆さんの質問にも答えてくださり、詳しく教えていただきました。

そして、バラの管理について。
メインは夏剪定と追肥です。
河合さん曰く、「秋の一時期に、揃ってバラを咲かせる必要のない一般家庭の庭では、この時期の剪定は特別には必要ない」とのこと。
また「背丈が低いバラの場合も、同様」とのこと。
ただし、一般家庭においても背丈の調整や花期の調整を必要とする場合は、下葉の残っていることが前提で、夏の剪定を行います
剪定のタイミングは、四季咲き性のバラで、春早く咲いたバラは夏遅い時期に切り、春遅く咲いたバラは早め(8月中旬)切ると、バラが同時期に咲き揃うのだそうです。
秋に花を咲かせる株や大きく育てたい株は、早めに追肥を行うこと
夏バテした株は気温が低下したら肥倍を開始すること。
他に台風対策や秋花の花後の管理等々、これからの作業について学びました。

他にもいくつかこれからの庭での作業について聴いた後、ガーデンに出て講義の内容を実物でチェック。

手前のバラはすでに夏剪定を終えた株。
奥の花をつけているバラは、これから剪定を行う株。
こうしてバラの種類によって剪定時期を分けている等々のお話をされる河合さん。
思ったよりバラの背を高く残しているように感じましたが、それも下葉の残り具合に関係があるようです。


夏バテ株では、バラの葉が色が抜けて黄変している。
しかし病気ではないので、摘まずに残すとのことでした。

 

毎回感じるのは、バラは一本一本個性があって違うので、その個性に合わせた育て方をしないといけないという事。
やはり、バラ栽培は奥が深いんだわ~