旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

飽くなき追求

2020年02月11日 09時35分32秒 | 庭について考えた事

新しい庭づくりを始めて5年。
庭の宿根草が安定してきたのかと思われたがそうではなく、一気に大株等が枯れるという事態になり、結果築山では約三分の一に手を入れることになった。
枯れた植物を抜き、年々株が小さくなる植物を移植し、土壌改良を終え、2020年に新たに植える植物を注文し、到着。
これから植えこんで、春からは新しい風景を眺めることになる。
でも、それらの植物だって果たして何年この地で生育できるのか、植えてみなければわからないのが正直なところ。


栽培本に書かれていることは一般的なことで、環境によって育ち方が全く違ってしまうのは経験済の事実。
宿根草と言えども宿根せず、2、3年、長くて5年で一気に枯れることもあり、また新たな植え替えが必要になる。

ローメンテナンスで環境にやさしい庭をモットーにしており、気に入った風景は何年でも繰り返し見たい。
同じところに同じ花が咲く飽きることのない庭を作るには、なんと時間のかかることだろうと、今年改めて思い知った。
思えば旧庭は四半世紀かけてコツコツ作った庭だった。
満足気に眺めた時間はその中の何年間だっただろう。

そう思うと5年なんて始まったばかりのようなもの。
今冬植える宿根草の歩留まりは如何程か。
適地を求めて10坪強の庭内を移植し続けることになるかもしれない。
毎年少しずつ変化し、いつかまた旧庭の黄エビネ咲くボーダーガーデンのように、その季節が待ち遠しくなるような、そして見飽きない風景を作りたい。

 

たとえトライ&エラーの繰り返しになっても、見果てぬ夢にはならぬよう精進しなくては。
何よりそれが人生の楽しみであり喜びなのだから。
10坪強の広さだとしても。

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