ガーデニングを始めたころ(30年ぐらい前)は「一年中花いっぱい」路線に憧れていました。
一年中何かしら咲いている庭が雪の降らない地域の理想の庭姿では、と思っていました。
洋書を見ると冬の庭の写真で「雪が積もるツゲの生け垣」が紹介されていて、それも美しさの一つなのか
と、ぼんやり感じるぐらい。
いつから秋の草紅葉に心を奪われたかというと、たぶん宿根草メインの庭作りをするようになってから。
庭のギボウシの、黄金色に枯れゆく姿の美しさにハッとした覚えがあります。
自分が歳を取ってきて枯れゆく植物にシンパシーを感じるようになったからかもしれません。
今秋植え付けたヒゴシオンの花が散って、シードヘッドになりました。
昔は花が終わると地際で刈り込んでいましたが、こうしたシードヘッドにも味わいがあるなぁ~と感じるようになりました。
来年の秋を彩るために八重咲きのアスターも植えました。
これらのアスターが夏の猛暑を乗り切って根付てくれるか心配ですが、築山の秋~晩秋の庭を想像すると今から楽しみです。
今秋のアスターのシードヘッド
枯れた姿を愛おしいと感じます。
アムソニア(チョウジソウ)の草紅葉は逆光の中輝くのですが、写真では上手く表現できていないか
春からこの植物の成長を見て、花を見て、花後の葉姿を見て、こうして枯れた姿を見る。
それがこの植物の一年であり、植物の起承転結。
育てているから感じられる物語ではないかしらね~
そんな物語を感じられるのが晩秋の庭の醍醐味の一つではないかしら。
何度眺めても飽きない風景
季節の植物で彩られる庭風景はナチュラル
今年は台風が無かったので、見られた風景とも言えますが
枯れ始めたテンニンソウのシードヘッド
シードヘッドを残しても来春も芽吹く強さ。
宿根草の魅力の一つでもあります。
さっぱり咲かないバプティシア(ムラサキセンダイハギ)の枯れ姿に哀愁を感じたりして
ルドベキア・ヘンリーアイラーズのシードヘッドも可愛い
今どきの若い人たちは、こうした枯れ美とかシードヘッドの魅力を紹介する映画や本やネットがあり、植物もネットで自由に買える時代になり、おのずと庭作りの選択肢の一つになっているように思いますし、審美眼も磨かれるでしょう。
プランターにパンジーが咲いているだけで珍しかった私たちの世代まで浸透するには、まだ時間がかかるかもしれませんね。
でもそのスピードは「イングリッシュガーデン」がポピュラーになるまでの時間より速いかもしれない、と思うこの頃です。
今秋は沢山咲いたシルホサ・ジングルベル
白い花が雪を連想させます。
ようやく描いていた風景になりました。
「春は季節が咲かせる、秋は人が咲かせる」と言われるガーデニング
花が咲くとウキウキワクワクするように枯れ姿にもトキメクそんな庭作り目指してこれからも精進しなくては
暖地では晩秋に枯れ美になる植物選びがなかなか難しいのですが、これからも経験を積んでいきたいです。
秋の植え替え&植え付けを終えたので、次は来春に向けて球根を植えなくちゃ
可愛いビオラやチューリップはあざとい感じがしないでもないけど、それはそれで春という季節ための狙いだからね
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11月24日 晩秋のマイガーデン