旅するガーデナー

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中国茶会と茶淹れ体験~長月茶会・八宝茶体験~

2024年09月27日 13時26分24秒 | ライフスタイル

昨日は「大人のための非日常体験 Otomami」で予約していた「茶人が導く、季節の中国茶を味わう茶会と中国茶器での淹茶 −世田谷「中国茶サロン茶ノ目」にて−」に参加してきました。
台湾旅行の際、中国茶器をいくつか買ってきたのに、使わないうちに作法を忘れてしまったので、リマインダーがわりにと思って参加しました。
YouTubeでも学べますが、文化の雰囲気までは体験できないかな~と思って。

サロン内のインテリアが素敵で、この感じは動画では無理だったな~と
今回はシリーズのお茶会の9月バージョンでしょうか。
白露(9月7日~9月21日)秋分(9月22日~10月7日)に合わせたお茶会でした。

茶の一「月光白」(中国・白茶)
今回は蓋椀(がいわん)を使ってお茶を入れる方法でした。

「月光白」というお茶は中国雲南省産のお茶で、白茶の製法で作られたプーアール茶で、カフェインが少なくアミノ酸が多いそうです。
先生が餅茶(平たい円盤状のお茶の塊)を取り出し、裏側から茶会一回分を砕きます。
この餅茶を見るのが初めてだったので、まず驚きました
中国茶は熟成が大切で、こうして圧縮されて保存されているそうです。

一回分の塊を計ります。

それを蓋椀に入れて湯を注ぎ、一煎目は40秒、二煎目は30秒蒸らします。

一煎目は捨て、二煎目から頂きます。
白茶なので色が薄めですが、優しい味で美味しかったです
中国茶を美味しく淹れるポイントは「茶葉の量」「湯温」「時間」だそう。


茶の二 「漳平水仙(しょうへいすいせん)」(漳平市産)
四角い固形烏龍茶で、茶葉を木型でプレスし四角形に固めたものです。
香りが良くて、イメージの中国茶かな
この塊を蓋椀に入れて、湯温100度で一分蒸らし、一煎目は洗茶し、二煎目から頂きます。

綺麗な烏龍茶の色でした


そのお茶と一緒に、お月見の季節らしいお菓子を頂きました。
木の実の入った月餅、美味しかったです。
中国でもお月見に兎は定番のようです。


茶の三 「八宝茶」
「八宝」とは「たくさん」という意味で、茶葉の他、乾燥した果実や花を組み合わせて作るブレンド茶。
体に良い具材から作られるので、薬膳茶として振るまわれるそうです。
今回は先生が、バラ、キク、ジャスミン、クコノミ、リュウガン、キンリンカ、サンザシ、チンピ、ナツメ等と氷砂糖を用意してくれました。
器にはベースに緑茶が入れられていて、これらの中から、自分が気になる症状に効果のあるものを選んで、入れていきます。
私は目に良いとされる、キクとクコノミを中心にブレンドしました。

このお茶碗に湯を注ぎ蓋をし、蓋をずらしながらお茶を飲みます。
ハーブティーのような味で美味しかったし、リュウガンやクコノミは食べました。

そして先生の手作りの「雪菊羹」を頂きました


茶芸店は何度か行ったことがありますが、こうした本格的な体験は初めて
シリーズのようなので、すべて学べば中国茶に精通することができるでしょうけど、一回でもとても勉強になりました
何より、散茶と緊圧茶といった茶葉の形態上の違いを知ることができて良かったです。
先生の器やお茶のお話も興味深く、中国茶の茶器に磁器が多い理由もわかりました。
ウエルカムドリンクの冷茶(キク&クコノミ)も美味しかったです。
漳平水仙とキクの花は販売されていたので買ってきました。
これで、サイドボードで眠っている茶器が再び生かされることでしょう。
面白かった~


サロンへ向かう道沿いの羽根木公園に立ち寄ると、ヒガンバナが綺麗に咲いていました。
秋ですね~


文化の秋をしてきたOtonami体験でした。
これからも興味が湧いた体験をしに出かけようと思います。
脳の活性化に役立つでしょうし

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