旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

群像劇のような庭めざして

2016年06月15日 15時07分55秒 | 庭について考えた事

庭を持って30年が過ぎ、真面目に庭作りに取り組み始めて20年以上
初めはイングリッシュガーデンに憧れて、バラのアーチなど作り、色々バラを育て始め、ローズガーデンにしたいな~
なんて思っていた時代もありました。
しかしいつしか、「バラは植栽の一つ」と考える様になりました。
一年で一番華やかなシーズンはバラの季節だけれど、日本には四季があり、その季節季節ならではの花が咲く庭が好ましい
との思いに変化しました。
今は其処から発展し、群像劇のような庭を作りたいと思っています。
勿論、私らしい庭で、ね

新庭になって3年目。
初めはどうなることかと思いましたが、この度、なんとなく意図していた雰囲気のコーナーになった東南のエリア
色合いや背丈の違うカラーリーフや宿根草や球根花や花木が互いを引き立て合う、そんな一角がイイ
昨年もほぼ同じ植栽だったのですが、どれも背丈が低く花数も少なく、それぞれの存在が光っておりませんでした。
今年はどれもチャンと主張しているようで、群像劇に近づいた


特にアナベルは、10倍ぐらい花を付けたので、通りを歩く方々から尋ねられたり、お褒めの言葉を頂いたり。
あまりの急速な成長に、私も驚いていますが、思えば昨年ボカシ肥を与えたような記憶が。


ブッドレア・ブラックナイト
も同様に大きくなりました。
昨年は70~80cmぐらいの背丈でしたが、今年はもう2m越していますし、花穂も40cm以上あります。
少しツンとする独特の甘い香りがあって蝶が寄るので、バタフライガーデンになるそうです。
個性的な濃い紫色が気に入っています

リーガルリリーも昨年より大きく育ちました。
植え場所がバラやクレマチスの近くなので、両方から肥料を分けてもらっているのかもしれません。
ブッドレアの枝越しに見える雰囲気が好き

濃い紫色のブッドレアと白いアナベルのコントラストも気に入りました。


アスチルべルゴサ・アルバもコンビらしくなりました。


庭奥から眺めるとこんな風。
ピンク・アナベルが沢山色付きましたし、ライラックの株元でシャンデリアリリーが咲いてきています。
緑濃い中にへメロカリスが咲いたりしてナチュラル感満載


 
オープンスペース側から見た、シャンデリアリリーの咲く宿根ナチュラルボーダーガーデン
へメロカリスが今日は良く咲いています。

シャンデリアリリーは、昨年球根が増えて、今年は花が二本立ちました。
黄緑色っぽい淡い色合いが好きです。

本日のふんわり写真

 
薇の季節の後にこそ、その庭の真価は問われる
と、思っております。

いつか、ミュージカルなら「コーラスライン」のような、演劇ならシェークスピアの喜劇のような、そんな登場人物一人一人に意味のある庭がつくれたらなぁ
壮大な夢、語っちゃいました

ブログランキングに参加中。

人気ブログランキングへ

応援のワン・クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ

にほんブログ村

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。