以前「真夏に花は見なくて良い、緑だけで満足している」と書きましたが、「緑だけで満足」とはどういうことか庭の具体例を挙げてみます。
葉っぱの色合わせや緑のグラデーションの面白さが伝わると良いな。
玄関前のニューサイランのコンテナ
ニューサイランの銅葉に斑入りのヘデラを合わせた寄せ植えに、こぼれ種で育ったカラミンサ・グランデフローラが生えています。
反対色の組み合わせで、お互いに引き立てあっています。
ヒペリカムを切り戻した後出てくる葉の色が白っぽく、残った葉色が濃くなっています。
赤味を帯びた新芽が花みたいで面白いです。
先日アップした玄関前の斑入り葉のコーナー
ここは真北で日中は日陰になるし、家の壁が焦げ茶色なので一層暗く見えるけど、斑入り葉が周りを明るく照らしているようです。
二階から眺める真夏の築山
銀葉から濃い緑葉まで、それぞれ形の違う葉のグラデーションになっています。
二階のベランダで洗濯物を干す度に眺めて自己満足に浸っています。
オープンスペース周りは銅葉のトキワマンサクが壁を作っており、その手前の緑葉を引き立てています。
茶色の煉瓦のスペースが大きく育った宿根草や低木で囲われて、包み込まれ感満載になります。
藪蚊さえいなければ、ここでティータイムを持ちたいのですけどね。
オープンスペースの内側にはホスタ、カレックス、ラムズイヤーを並べて植えて、葉色と質感とフォルムの違いを楽しんでいます。
緑濃い中、リシマキア・オーレアの新芽が赤みを帯びていました。
真夏は色変わりするのですかね~
隣家側のナチュラルガーデン風エリアも緑濃く、その中でルドベキアが咲き続けています。
上の写真下方の白い花のような植物はヒロハマウンテンミント
白い部分は葉っぱです。
猛暑の続く真夏のガーデンを考えるとき「葉色で魅せる」ガーデンがあったら良いのに、と思います。
所々に花を散らしてアクセントにすると、尚のこと葉も楽しめるし、涼し気だし。
庭がもう一花咲かせる秋に向けて、真夏の庭を魅力的シーズンする一つの方法ではないかしら。
季節にメリハリがつく、っていう感じかな。
そして、そういう価値観が広まればガーデンの楽しみ方が膨らむと思うし、ガーデニングするうえで「一年中花一杯」に捉われなくて済むのではないかしら。
それぞれ好みだと思うし「ばえる庭」ではないだろうけど、猛暑の中の管理を考えれば負担が減るしプレッシャーも減るのでは。
「がんばらない」ってことに通じはしないかしら。
ウチの庭はまだ発展途上だけど、その方法を磨いていこうと思います。
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私も「一年中花一杯」に捉われなくていいと思います。
好みでもあるので仕方ありませんが
おっしゃる通り『猛暑の中の管理を考えれば負担が減るしプレッシャーも減る』同感です。
「がんばらない」って必要だと思います
とても参考になりました。
これからも楽しみにしております
夏のJoさんの お庭を見たい〜
そう思っていました
2階からの 真夏の築山・・・
様々なグリーン色に 素晴らしいわ!です
35度の気温にも 負けない・・・
土地でしょうか?
以前から比べれば 風が強風になり
遮光も 役立ちません
柔らかい葉っぱは 1日でカラカラ です
心が おれます〜
夏に芝桜も次々に枯れて、びっくり〜
これから どんな花を植えたら良いか
悩みます。
バラの新枝や ダイヤモンドリリーの
成長に 癒されて頑張るぞ ♪〜 です。
同感していただいて嬉しいです
近年は夏が暑すぎて戸外活動である庭の管理が年齢と共に負担になってきました。
無理すると長続きしないし、ガーデニングが楽しくなくなります。
それでは本末転倒ではないかな~と。
猛暑日が続くような地域では、今までのガーデニングのあり様を今一度見直したらどうかな~と思います。
そんなマイガーデンのトライ&エラーが参考になれば嬉しいです。
緑だけだと写真映えしないから全体像はアップせず、一人ベランダで楽しんでいました。
気に入ってもらえて嬉しいです。
築山の植物は初夏に咲いた宿根草とこれから咲く宿根草の色々な緑葉が入り混じっています。
結局、夏に強い植物しか残らなかったのですが
ウチでも、今まで平気だったのに「夏に弱ってそのまま枯れる」宿根草が出ています。
芝桜もそうなんですね~
今まで通りにはいかないってことでしょうか。
今日はちょっとだけ涼しくなりました!
秋のガーデニングを楽しみましょう