旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

フィギュアスケートの映画を観に横浜へ

2019年06月11日 18時23分55秒 | 月一映画

思いがけず晴れましたが、予定通り横浜に映画を観に行きました。
今年4月にオープンした横浜のみなとみらい地区にあるキノシネマへ。
ミニシアター系の映画館のようです。

今日から本格再開した横浜市営地下鉄ブルーラインに乗って桜木町駅へ
マークイズみなとみらい前の通りでは、ユリが咲いていて、ふんわりと良い香り

株元でガーデンベア発見
アジサイに囲まれてご機嫌か


キノシネマの入っているビルの一階はTSUTAYAのブックカフェになっています。
開場まで小一時間ほどあったので、スターバックスでドリンクを注文し、一冊座り読みしました。
目の前はグランモール公園
ビル街の緑に癒されます。
私、今、グレイヘアーにしようと奮闘中なので、ついついこの本を手に取ってしまいました。


目当ての映画は『氷上の王、ジョン・カーリー
オリンピック金メダリストでプロスケーターとしても活躍した伝説のフィギュアスケーター、ジョン・カーリー氏のドキュメンタリー映画
フィギュアスケート・フアンとしては観ておきたい映画でしたが、DVDでも良いかな~なんて思っていたところ、この映画について熱く語る元日本代表スケーターの町田樹さんの動画を目にして、これはスクリーンで見なくてはと。

現在の男子フィギュアスケートは、技術的にも美的にも本当に素晴らしく、その基礎となるスタイルを作ったのがジョン・カーリーなのだと知りました。
当時の映像がそのまま観られて、とても興味深かったです。
現代の男子フィギュア界への発展が想像できたし、プロスケーターとしても苦悩し続けた孤独な天才は私生活でも問題があり、まるでフレディー・マキュリーのよう。
ドキュメンタリー映画って、再現フィルムみたいな感じかと思っていたけど、リアルな映像だったので惹きこまれました。
これから男子フィギュアスケートを観る際は、彼の功績を思い出さなくっちゃ。
マニア以外にはお勧めしない映画ですが

キノシネマのトイレがお洒落で

イメージのパリって感じ
映画館の椅子がリクライニングできるので快適でした。



最近DVDで映画を観る時間ができました。
今は私的オン・シーズンなのですが、雨&真夏日が続くとガーデニングできないから、案外家の中で過ごす時間があるのです。
何本か見た映画の中で面白かったものをピックアップしてみます。

LIFE!
超ザックリ言うと、廃刊となるLIFE誌の最終号の表紙にする写真をめぐる主人公の冒険物語。
公開時に映画館で観たかったのですが、その頃忙しくて観に行けず、ようやく借りて観た作品で、思っていた以上に面白かった。
初めは「なんだコレ」と感じるけど、物語の進行とともに「次は何が起こるのだろう」と想像しながら観続けて、エンディングも秀悦
どきどきする映像と勇気が湧いてくるような物語でした。

止められるか、俺たちを
公開以来気になっていたけど、上映館が少なくて観に行けなかった作品。
昭和の一寸アウトロー的な若者たちと映画作りの空気感を感じました。
タバコとアルコールと・・・あまりいい匂いのする映画じゃないけど、リアルな当時の迷える若者がいたな~と。
「もう頬杖はつかない」を思い出したかな。
学生時代はこうした映画が大好きだったけど、今は冷めた目でしか見られない…大人になったのか私。

「リトルフォレスト 夏秋」
「リトルフォレスト 冬春」

原作が漫画なのに一寸驚きました。
田舎の自然の風景と日常生活の中の台所仕事が美しく描かれていて、料理好きではないけれど楽しく視聴。
物語は淡々としているけど、案外リアルで、心温まる感じ。
実家に帰りたくなりました


そして影響されて、思い立って小豆を煮ました。
母が亡くなった年の秋に、母が作っていた畑で隣のオバサンが収穫し乾燥してくれた小豆なのです。
2年半ぐらい経つかな、しまって置いた小豆を出してきて煮始めました。
2度煮こぼした後、灰汁を取りながら沸々煮ます。
でも一時間以上煮ても柔らかくならない

何故か
調べると「豆が古い場合は柔らかくならない」と書いてあります。
圧力鍋なら何とかなるらしいのですが、無いし~
で、ふと思い出す対流を起こす煮かた
それは落し蓋じゃ~と、オーブンシートで落し蓋をして煮る事30分強



なんと柔らかい煮小豆になりました

この後、半分は冷凍し、残りは砂糖を入れて煮て、善哉にして食べました。
上手くいって良かったわ

この春にDVDを借りて樹木希林さんの映画『あん』を観た時は、小豆を煮るのは私には無理かもと思って煮る気を失っていたの
でも「リトルフォレスト~」のおかげで陽の目を見た、「亡母の小豆の小物語」でした。
おそまつ

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