旅するガーデナー

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「女性限定ひとりの贅沢」の旅へ 一日目

2019年11月11日 13時14分13秒 | 旅の記憶

週末クラブツーリズムのツアーで、北海道へ一泊二日の旅へ行ってきました。
帰省しない北海道旅は初めてだったので、なんだか不思議なような新鮮な気分でした。

目的は「ザ・ウィンザーホテル洞爺」へ泊ること。
個人で宿泊するお値段と手間を計算して、ツアーのほうがお得かも
と考えて思い切って参加することにしました。

羽田空港11時の飛行機で新千歳空港へ
ゆっくり出発がありがたいですし、希望者には機内で食べる昼食のお弁当もオプションで付けられます。
新千歳空港到着後は観光バスに乗ります。
一人一席なので、ゆったり気分。
バスガイドさんの「北海道的自虐あるある」な話しを聞きながら室蘭の地球岬へ 

地球岬はアイヌ語の「チキウ」が由来なのですね。
「ブラタモリ」で予習していたはずなのに忘れてました。
雪が降っていて、なかなかに寒いけど、準備していたので待ち合わせの時間まで散策

灯台付近は進入禁止ですが、展望台から太平洋を見ることができます。

水平線が丸く見えるのは、岬の高台の特権でしょうか。
広々しています。

バスは地球岬を後にして白鳥大橋を渡り洞爺湖方面へ向かいます。
途中の港に浮かぶ小さな島に、雪雲から差し込む「天使の梯子」がかかり、ちょっと素敵な光景でした。
北海道では冬のどんよりした雲を「雪雲」というのだと、ガイドさんが思い出させてくれました。

里には雪はありませんでしたが、ザ・ウィンザーホテル洞爺は標高が高いので、道々雪が積っていくのが良くわかります。
長年の憧れのホテル、見えてきました
都市銀行を一つ潰す要因になったホテルとは、どんな感じなのでしょう
期待が高まります

 到着するとバスの中でお部屋の鍵が渡されました。

まずはロビーでウエルカムドリンクを頂きます。
外には雪が積もっています。

二階の渡り廊下から眺めるロビーの風景。
ゴージャスで、バブル期のホテルの造りっぽい
窓の外は雪が降った後の北海道の夕暮れの風景~紺碧
この澄んだ藍色の風景が子供のころから大好きなの

その昔お正月のテレビドラマ「スチュワーデス刑事」で、主人公の女性パーサー(財前直見)と犯人かもしれない人物(石田ゆり子)が対峙したシーンを思い出します。
大好きなドラマだったので、やっと聖地巡礼できました
マニアックな話しですみません

 

サミットの会場だったので、当時の写真など飾られているコーナーが。
この時の日本の首相は誰だったのか・・・
私など小泉さんと阿部さんしか思いつかなかったけど、ツアー参加者の中に覚えている方が居ました
福田さんでした。
写真を見て復習しました。

 

お部屋はカジュアルスタイルでしたが、ラッキーなことに湖側
洞爺湖が眼下に見えるなんて、なんて素敵なのでしょう

アメニティがブルガリなのも嬉しい


一人ではお値段的にも気持ち的にも敷居が高いホテルだったので、こうしてツアーであっても17時間、滞在できるのですから、願ったり叶ったりです。


フレンチのフルコースがツアー代金に入っているのもありがたいです。
リーズナブルなツアーなので、たぶんそうなのではないか・・・と思っていましたが、やはりレストランではなく宴会場での食事でした。
スカートも用意していきましたが、宴会場なのでアクセサリーを付けてパンツ姿で出向きました。

前菜
上段は温かい人参のスープで、下段はグリンピースのムースの上に海鮮や鶏のスモーク、野菜などが乗っていました。
このような凝った前菜を見るのが初めてだったから、ちょっと感動しました

魚料理
トキシラズ(鮭)のポワレとビーツのピュレとななつぼし(米)のリゾット他
彩が綺麗です。

肉料理
北海道牛のブレゼとアッシュ、無花果、胡桃のパイ包み焼きなど
小さいけどボリュームがありました。

デザートは抹茶のホワイトチョコレートのムースの上にアイスクリームなどが散りばめられていました。
そしてパンとコーヒー(または紅茶)というコースでした。

お料理、どれも美味しい
目だけでも満足できる美しいお料理で、お腹もいっぱいになりました

ただ、どんなにテーブル上が素敵でも、殺風景な広い宴会場で、数社の他社さんのツアーの大勢の方々と一緒では、盛り下がります
せめて個室であってほしかったけど、「お得なツアーには訳がある(by次女)」わけで、それがココだったんだな~と感じました。

ザ・ウィンザーホテル洞爺には温泉があり(毎日タンクローリーで洞爺湖温泉から温泉を運んでくるのだとか)、そのためか、ホテル内ではバスローブ着用が一部OKになっており、エレベーターで風呂上がりのバスローブ姿の紳士淑女とご一緒するのには、正直ガッカリでした
私はもちろん洋服で行きましたよ
それが温泉宿ではない高級ホテルのマナーだと思うから。
しかし五つ星のホテルがそれを許しているのが、なんとも日本的であり、中途半端だと感じ、またそうしないと集客できないのかと勘ぐってみたり・・・
このホテルの経緯を知るだけに、今こうして存在していることが有難いと思いますが。

とはいえ温泉後はマッサージに行って、心身ともにリラックスした一日目でした
続く

 

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