旅するガーデナー

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初めての金沢旅行一日目 ひがし茶屋街と主計町茶屋街とホテルとおでん

2022年09月28日 13時29分43秒 | 旅の記憶

9月22日(木)

兼六園で時間を使いすぎたので、ひがし茶屋街まではタクシーで移動しました。
ひがし茶屋街も「風景の国宝」エリア
江戸時代に建てられたお茶屋さんが立ち並ぶ国の伝統的建造物群保存地区です。
歴史的町並みが素敵でした。

ひがし茶屋街到着が16時50分ぐらいで、焦って目的の一つ「志摩」へ
江戸時代に建てられそのままの姿で残っている国指定重要文化財へ滑り込みセーフ

室内の壁が赤く(紅殻)いかにも金沢の古いお座敷という感じ。

お茶屋遊びだけのために作られた建物だそう。
当時の華やかなお茶席の雰囲気が漂っていました。

中庭の灯篭が木々の緑と相まってカッコ良かったです。

木造の建物ばかりと思いきや、明治時代に建てられた洋食屋さんもありました。
レトロで周りの風景に溶け込んでいるような気がします。

17時を過ぎるとほとんどのお店が閉店となり、街歩きを十分楽しめなかったのが心残り
見どころ沢山なので、時間をかけて街ブラしたかったな~


ホテルに向かう前に主計(かずえ)町茶屋街を訪れました。
川沿いの茶屋街です。

路地を歩くと、まるでハリーポッターのダイアゴン横丁の日本版かと思うほど時代感があります。
薄暗くなってきたので、一層そう感じたのかも。

路地では何かの撮影をしていたので、お邪魔にならないよう長居せず、建物を眺めながら通り過ぎました。

戦火を免れた金沢とはいえ、よくぞこうした木製の古い建物群を現代まで残せたものか
感心しきり。
町ぐるみで守ってきた景観なのでしょう。
その心意気、凄いな~


夕食前に一度ホテルに戻りました。
金沢白鳥路ホテル山楽は大正ロマンあふれるレトロなホテル
次女がどうしてもここに泊まりたいと言って予約しました。
ロビーのステンドグラスの絵柄が金沢の名所になっていて美しいです

ロビーでの無料ドリンクサービスで柚子ドリンクを頼むと、中に金箔が
湯呑や茶たく、小皿が九谷焼で綺麗
金沢らしいおもてなしでしょうか。

部屋の設えも素晴らしく、テーブルライトは工芸品で名のある方の作品のようでした。

備品も、いちいち拘りがありカッコ良いの
1:金箔のグラスは数千円する高級品
2:マグカップは九谷焼
3:朝食のビュフェでも皿やカップが九谷焼
4:廊下の照明にもステンドグラス

隅々まで美意識高い「金沢」を感じさせてくれるホテル。
女子受けしないわけないですよね~
とても優雅な時間を過ごすことができましたし、温泉もあり、疲れた体を癒せました。
だって16000歩以上歩いたんですよ~
二泊したかったけど予算オーバーなので一泊のみ。
またいつか泊まりたいホテルができました。


夕食にはおでんを食べたいと思っていました。
金沢おでんが名物だそうで、どこのお店も満席か沢山人が並んでいるらしく、どうしたものかと思ってホテルのスタッフさんに相談し、地元のおでん屋さんを紹介してもらいました。
「ゑびす」は地元に根差したおでん屋さんで「ホテル山楽さんの紹介なら」と観光客の私たちにOKをだしてくれたそうです。

所謂金沢おでんとは一線を画す昔からのオリジナルおでんのようで、味付けはあまじょっぱめ
大根と車麩とバイ貝と、お勧めの地酒を頂きました。
味が染みていて美味しかったです。
地酒は次女が気に入って、お土産にすることにしました。

写真左:一日二本しか煮ないトロトロチャーシューがとろけるよう。
写真右:金沢の地元野菜の金時草~見た目はわかめですが少し粘りのあるシャキシャキした歯ざわり。

とてもフレンドリーな女将さんたちで、観光地以外で地元の方と出会える機会はそう多くないので、貴重な経験をさせていただきました。
楽しいお喋りも、ありがとうございました

「旅」では思わぬ出会いがありますね。
それも旅の醍醐味の一つかも。

一日目から盛りだくさんで、頭の中が満タンに。
二日目も「風景の国宝」へ
続く

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