9月24日(土)
次女が朝ごはんは近江町市場のお寿司
と決めていたので荷物をホテルに預けてGO
9時過ぎに着きましたが、すでに人の列が
皆さん同じ考えなのかしらん。
15分ほど待ちましたかね~
回転しないお寿司屋さんです。
私は「のどぐろ食べ比べセット」を頂きました。
のどぐろ・・・炙った方が好みかな
前日食べた丼ののどぐろが小さかったので、そんな魚ではないはずと近江町市場を回ると、やはり大から小まで大きさが色々で、大きさによって手ごろから高額まであるのですね~納得しました。
駅に戻って長町武家屋敷跡へ行くのに、バスはどこかとウロウロしていたら「長町武家屋敷跡と〇〇へお越しの方は〇番のバス停でお乗りください」とアナウンスが
金沢駅はバスの起点となっていて、アナウンスも丁寧でとてもわかり易く助かりました。
長町界隈ではコミュニティーバスもあり、市を挙げて観光に力を入れているのでしょう。
観光客に優しい街なのかしらん。
茶屋街とは違う古い町並みが武家社会を感じさせます。
そして今も風景を守りながら人々が暮らしているのですから、感心しました。
ブラブラ歩いて九谷焼を販売している鏑木商舗さんへ入りました。
江戸時代からある老舗の九谷焼商家だそうです。
このお店で並べられている九谷焼を見ていたら、中に大樋焼があるではありませんか
そしてそのお値段の高いこと〇万円するものも。
そんなに高価なお茶碗で観光客に抹茶を出していたなんて~あの時丁寧に扱っていて良かった~などとこっそり次女と話していたら店主さんが話しかけてこられたので「実は・・・」とお抹茶席でのエピソードを披露したところ、店主さん曰く「金沢では一番のお客さんには大樋焼で、二番以降のお客さんには九谷焼で出すことに決まっているんですよ。」との事。
改めて、金沢の拘りに触れて驚きました。
一番の客にならなかったら大樋焼に出会うこともなかったし、当地で大樋焼を見ても心に刻まれなかったことでしょう。
大樋焼との出会いは金沢の一番の思い出になりました。
かといってお抹茶椀は安易に買える値段でもなく・・・それでも次女は思い出に大樋焼のぐい飲みを買いました。
武家屋敷跡界隈にはいくつか公開されている建物があります。
中でも野村家は加賀藩千二百石の直臣とか。
明治維新後武家制度の解体で野村家も分割されたそうですが、当時の豪邸の一部を移築して今に至っているそうです。
玄関内には甲冑が飾られていました。
襖は狩野派の作でとても豪華
庭園が特に素晴らしかったです
こういう石組みを見ると、なんか萌えます
錦鯉が泳いでいました。
ここでもお茶席があったのですが時間が合わず断念
床板がモミジの一枚板というお茶室で一服頂きたかったな。
でもお抹茶が頂きたくて、なんとなくフラッと甘味処に入りました。
お店の名前を忘れてしまって申し訳ないのですが、室内には古いお雛様が沢山飾ってあって風情がありました。
このお店では九谷焼でお抹茶とお菓子を頂きました。
写真上:白粒(ちぶ)模様の九谷焼
写真下:青粒(ちぶ)模様の九谷焼
こんな模様の九谷焼もあるのですね。
勉強になりました。
最後に金沢市老舗記念館も訪れました。
豪商のお屋敷を移築した建物です。
茶室の掛け軸が「日々是好日」だったのパチリ
長町界隈をグルグル巡った後、バスで金沢駅へ
お腹が空いていたので、駅ビルのフードコートで「車麩のフレンチトースト」を食べました。
これが美味しくて~パンより好きかもしれない
帰りの新幹線の時間が迫っていたので大急ぎで和菓子と加賀棒茶を買って、滑り込みセーフ
新幹線の窓から日本海を眺められるのはこの路線だけかも~なんて次女と話しながら、さながら「ペイストリー新幹線」
大忙しの二泊三日の初めての金沢旅行。
楽しかった~
加賀百万石、奥が深そうなのでまた訪れたいです。
私の買ったお土産は消え物ばかり
思い出の金沢の味を自宅でも味わいたいと思って。
初めての金沢旅行はこれにてお終い。
長くご覧いただき有難うございました。
旅の参考になれば幸いです
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