卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

津軽富士見湖~鶴の舞橋

2008-05-10 12:59:05 | 観光地
鶴田町にある「津軽富士見湖」に行く。

「津軽富士見湖」は人工湖の廻堰大溜池である。
自然の貯水池だったこの場所を、津軽四代目藩主信政の任命によって堤防を築いた用水地となった。
その後は堤防決壊などにより、県営、国営事業に切りかわり、現在の堤防を築いた。
今も津軽の田畑の補給用水の重要な役割を担っている。
ちなみに、堤防の長さとしては日本一だとか。

この津軽富士見湖に掛かる木造の橋が「鶴の舞橋」である。
全長300mの太鼓橋。全ての木材は青森県産ヒバを使用。平成6年完成の新しい橋です。
途中休憩場もあり、この池にある伝説が書かれている看板がある。

清水城城主と恋仲にあった白神姫が恋に破れ、この池に投身して命を絶ち、その後竜神となったという悲恋話。

この橋の位置から丁度岩木山が拝めますが、何せ鶴田から見た岩木山は弘前から見るのと大違い。でもいい山なので、天気が良かったらとてもいい見晴らしであります。
橋を渡るとピクニック広場やアスレチックなどがあり、家族連れの遊び場として楽しめそうです。

橋を往復して戻ると、近くに丹頂鶴自然公園があります。こちらは大きなゲージに仕切りが何個かあり、二羽ずつ分けて飼育されてます。つがい同士や、子ども別に分かれていると思います。
鶴はイメージそのままの美しい肢体を持っています。泣き声はとても大きくて荘厳な感じです。子どもと親が柵で別々に飼われているのですが、えさの魚を柵を越えて子どもに渡していたのを見たのはちょっと感動した。
今の時期からか、オスらしき鶴はかなり気が立っていて、常に人間を警戒していました。
昔はここまで鶴が越冬のために渡ってきたというのが何だか不思議に思います。

宿泊や日帰りのみの温泉を堪能出来るつがる富士見荘もあって便利です。近くには八重桜らしき桜が満開でとても綺麗でした。

住所・鶴田町廻堰字大沢71-1