卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

乳頭温泉 孫六温泉

2016-12-10 23:06:43 | 温泉(秋田県)
先ほど無事盛岡から帰ってきた。
今回もじっくり計画立てる暇なかったので行き当たりばったり的な旅でした。
盛岡→浄土ヶ浜→盛岡(泊まり)→乳頭→田沢湖→盛岡。ってなコースでした。
十分楽しめたので詳細は小出しにしていきます。ま、どうでもいい話。





今日は「乳頭温泉郷」の「孫六(まごろく)温泉」に行ってきました。


場所は乳頭温泉郷入り口の「休暇村乳頭温泉」のY字路を右折し、しばらく進むと「黒湯温泉」と「孫六温泉」の共同駐車場があるので駐車し、そこから5分かけて下るとあります。ただしこれは春から秋の雪のない時期のコース。

冬季の場合は休暇村乳頭温泉のY字路を左折し「大釜温泉」まで進む。
大釜温泉裏のバス亭の向かい当たりに「孫六温泉」の看板があるので左折し、100mほど進む。
ここから自家用車規制があるのであいたスペースに駐車する。
川沿いを1km近く徒歩(10~15分程度)で進むとあります。


というわけで駐車してから徒歩でいきます。

乳頭はすでに真冬になってました…。

この距離を歩くのは苦ではないが、先日盛岡の繁華街を歩き回って靴ずれを起こしてそれが痛くて苦であった(笑)

ちなみに帰りは行きより少し雪が積もってさらに大変だった…。

10分ほど歩くと着きました。



こちらは鄙びた秘湯の温泉旅館です。


まず宿泊棟で受付します。


手前に戻って川沿いの温泉棟に下りていきます。



まず左手の「唐子(からこ)」の湯」に入ります。

こちらは男女別内湯です。

 
脱衣場。



浴場は内湯が一つのみ。

以前はコンクリートの床だったが、木材張りの床になってた。

カランはありません。



お湯は無色の笹濁り色で、無味無臭です。


浴槽は37度の4人サイズ。

男湯と女湯の浴槽は繋がっています。

源泉掛け流しでしょうか。

湯口は直接浴槽へ投入され、網戸で作られたであろう湯華キャッチャーあり。


お湯は無色透明、ほぼ無味、ほぼ無臭、溶き玉子状の白と灰色の湯華多めにあり。


湯華は浴槽底に沈んでますが、お湯をかき混ぜると白く濁ります。



床に何か破片が落ちてるな、と上を見上げると屋根がはがれて落ちてた…。
雪ではがれたのであろうがちょっと怖かった…。早く修理してください。



唐子の湯の奥に「石の湯」と露天風呂がある湯小屋があります。

ここは混浴内湯、混浴露天風呂が2ヶ所、女性専用露天風呂があります(滝湯は廃止?)。

ここもカランはありません。

 
脱衣場は男女別。

女性の脱衣場からは女性専用露天風呂へ行けるようです。



混浴内湯の石の湯。

真ん中にドデカイ石があります。


浴槽は39度の5人サイズ。

湯口は入り口階段下から自然湧出しており、加水もあっての掛け流し。


お湯は無色透明、ほぼ無味、ほぼ無臭、少なめの白の湯華あり。


この石の湯は混浴だが脱衣場からのアプローチが非常に目立つので女性には大変厳しいかと思います。


混浴露天スペース。

手前が大きめの岩風呂、奥が小さめの岩風呂があります。


露天のお湯は水色薄白濁で、弱酸味、微硫黄臭あり。


手前の岩風呂は42度の10人弱サイズ。

湯口は2本あり、50度超の源泉と40度くらいのお湯が投入されている。


奥の岩風呂は41度の5人サイズ。

ここの湯は隣の岩風呂からの廃湯です。


ちなみに更に奥には打たせ湯の湯滝の湯小屋がありますが閉鎖されており、滝湯だけラジウム鉱泉源泉を使用しているのでもったいない。



そんなわけでとてもいい湯でした!

乳頭温泉の中で東寄りの孫六と黒湯は秘湯感が強いが、黒湯は冬季閉鎖されるし、冬だと孫六は結構歩かないと着けないので秘湯度はかなり強く感じますね。
 


個人的オススメ度・☆☆☆☆


泉質・単純温泉[唐子の湯]
泉質・単純温泉[石の湯]
泉質・単純硫黄泉[露天風呂]
泉温・49.9度(源泉掛け流し)[唐子の湯]
泉温・46度(源泉掛け流し)[石の湯]
効能・胃腸病、蕁麻疹、創傷など

立寄料金・520円
備品・無し
施設・宿泊、日帰り入浴

住所・秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
電話・0187-46-2224
立寄時間・9:00~16:00
定休日・無休