Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

1503回 「シドド」

2012-02-27 17:57:58 | アート・文化
   今朝は久しぶりに夢を見ました。傘をなくした夢です。
2階建て以上はある大きなショッピングセンター、その入り口にあった傘立てから私の傘がなくなり、少しがっかりして私はそのビルの横道を歩いて行く。
すると、そのまま真っ直ぐに車1台が通れるような細道に来る。道には軒が連なり、その中の居酒屋のような前にいて、お店の前には傘立てが出してある。
数本の傘が綺麗に巻かれて立ててある。
その傘達の中に私の傘がある
そう、『この中に私の傘がある』そんな予感というより、確信を持って、私は傘立てからまとめて傘を持ち上げると、ばらばらと両手で崩して探る。
と、果たして確かに私の傘が1本出てくるという夢です。私は自分の傘が手元に戻って嬉しく安堵する。
そんな不思議な夢を見たものです。
この他にも、居酒屋の前で傘立てを探ろうとすると、いつの間にか傍らに男の人がいてそれがどうもスーツなど着るような紳士の雰囲気を感じさせる。
『本当にこの中にあなたの傘があるんですか?』と訝しげに思っている、それが私にも分かって、私もまた『この中に今私の使っている傘があるんです。』と、ふと返事を思う。
そうして私は自らの手で傘を取り上げ探り、遂には自分の傘を見つける。
『ねっ、あったでしょう。これが私の今使っている傘なんです。』と、胸中ぼんやり語りかける。……。
私は自分の傘が手元に戻ってきたので安堵する。
夢はここまでなんです。
夢の続きがあったかもしれませんが、覚えていません。
私は元来た道を、自分の傘を手に歩み始める。そんな感じです。
     「シドド
 しとどに濡れる春雨曇り空
そんな曇りの空の下
傘をなくした思いがけなさ曇りがち
それでも何かあるような
束ねた傘にあるような
今ある傘のあるような
明るい傘のある中に
ほんのりと雪洞の灯る嬉しさ
シドド終わりにシを弾くようで空しく
始めるドの嬉しさは再生
繰り返し始まる音階の続く事が
やがて無上の穏やかな明るさが嬉しくて
しどどどれみふぁ、どれみふぁそらし
続いてドレミ、しどどれみ