Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

842回 「鉢の中には」

2008-04-09 09:04:15 | アート・文化

 良いお天気です。アネモネも咲きそろってきたと思っていたら、花が摘まれていたり株が抜かれていたり。誰でしょう、往来に面した所なので子供でしょうか?それともよい大人のした事でしょうか?

     「鉢の中には」

 鉢の中にはカタバミの三枚のハート

何処にでも生え広がって抜くのも追いつかない

花咲き揃うのを待って眺めると茎の線てんてんと

緑の葉が茂っていた所に白っぽい土の蟠り

多く増えた株といっても無言の持ち去りは感じの悪いもの

可愛い花だから愛でるのは皆同じ

庭の土にしても掘り起こされている所時々

土も花も手入れしている労力と費用を無視してか無知なのか

花咲くまでの道のりを知らず努力を摘んでいく

白い表面の土塊は表面の心情

深々とした土中の温もりに思いやれぬ心情は尋常でない真情

 (傍らに、せっかく植えたばかりのマツバ菊まで折れていたという酷さ。)


841回 「おめでとう!の今日の日」

2008-04-08 09:29:32 | アート・文化

 一つ仕事を仕上げて、一つ要件を済ませて、着々と行うべき事は片付いているような、嬉しいような今日の日。

     「おめでとう!の今日の日」

 おめでとうと言っても

誰にでも関係のない自分だけの日

ラッキー! lucky! & happy!  

庭をのぞくとマリーゴールドの元気印

明るい色が加わった卯月昨日

金盞花に金蓮華、カレンデュラにナスタチューム

エニシダ、金魚草、撫子、花手毬…と新しい住人を迎えて

金魚も嬉しそうにはしゃいでいたっけ

 桜並木を眺めながら海に出て

お休みどころのベンチに目を安め

満車の駐車場に驚いて清涼飲料

何につけても道のりは険しいと覚悟しつつ

秋の大菊を思い浮かべて桜に染まる木々を道すがら

見通しの立たない中取りまとめて定植

 今日の日はおめでとう!の日

私だけのおめでとうの日心行くまで花祭りの日!


840回 「夕暮れの飛行機雲」

2008-04-07 09:53:30 | アート・文化

 昨夕みた飛行機雲が印象的だったので。

     「夕暮れの飛行機雲」

 山際の薄墨色にほんのりと紅、紫細くたなびき

上り広がる先の水色も翳りはじめた頃

青さ残した中にくっきりと白墨の線

点より伸びてゆっくりと空を上っていくのは書き始めの頃か

 暮色がかった中に煌いてさえ見える

白の冴え一部映えて短くも一の字

引いていく飛行機を見上げながら春

春の花爛漫となる頃の

皆の顔上向きとなる時候感じて

自らも冬明ける侯しみじみと見上げる春爛漫の夕刻の飛行機雲


839回 「スピード・アップしないと」

2008-04-06 19:57:37 | アート・文化

 今日は花苗を選んできました。庭の整備も進めないと、講座の作成もしないと、あれだって、これだって、ついでに……もしないと…、結構忙しいのにスローペース。

     「スピード・アップしないと」

 遠出しないといけないなぁ

あれもこれも片付けてしまいたい事は山ほど

山を越えて海を眺めて咲揃いはじめた桜を愛でて

のたりのたりと春の海

 暮れいく空に飛行機雲

暮色に染まる紫の雲、水色の空にくっきりと白く

斜に伸び始めた輝きさえ見えるような白い線

久しぶりの飛行機雲を見ながらジェット気流に乗って

さらさらさらっと流してしまいたい仕事の山


838回 「色合わせに四苦八苦」

2008-04-04 17:55:46 | アート・文化

      「色合わせに四苦八苦」

 何も苦労する事も無いのに

色合わせに四苦八苦

有り合わせで作ろうとするから

無い色で四苦八苦

やっぱり袴は派手な柄かな

濃い色が下で深々と安定させるか

動きを持ってきてファッショナブルにするか

迷う事も無くお座り

深々と安定してお座り

末広がりに派手やかににこやかに八の字