junjunのはなまる日和&ときどきネパール

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雪の白川郷と立山連峰を眺める旅 2日目

2022-04-04 08:44:51 | 国内旅

 2022.3.2(水) 雪の白川郷2日目

 

 朝の天気予報では、午前中は晴れ、午後は曇りとあったので、今日の見どころの展望台(荻町(おぎまち)城跡)へは午前中に行くことにしました。

 

 その前に、

民宿「よきち」さんのパンフレットから。

   

ほとんどの合掌造りの明かりとり窓は南北についているようです。

出入口(玄関)は横ですね(下の写真のまん中あたり

 

お食事は夕食も朝食も雪国ならではの珍しいものが多く、味は少々濃い目ですがおいしく頂きました!

 

トランクは夕方のバスの時間近くまで預かって頂くことにし、9:00に宿を出発しました。

 

 ところが、

展望台(荻町城跡)行きのバスは9:00から20分毎と聞いていたのですが、コロナ禍だからか

平日だからか10:00からということでした。

若い人たちは歩いて登って行きました(案内によると上り20分、下り15分とあります)。

 

私たちはバスで行くことしましたが、時間があり過ぎるので奥まった道を散歩しました。

やじるし →   と ・ ・ ・  のところ

 

9:00過ぎのお天気はまだこんな具合。厚い雲に覆われています。

千葉では見られないこんな景色 ↓ おとぎ話の世界のようでワクワクします。

 

この先は、道路の雪かきができていません。

 

でも私が寄りたいと思った白川八幡宮はすぐそこのようなので、頑張って進んでみました。

 

ところが徐々に私のブーツが雪に埋もれ進むことができなくなりました。

あきらめて表通りに戻ることにしました。

 

この時、昨日寄った明善寺の本堂前を通ったはずですが、全く気付けず。

鐘楼門だけは気付いて写真が撮れました。(1日目のところに添付

 

表通りに出たころは見事な青空。

 

歩きで展望台まで上がってもう下りてきていた若い子たちに会ったので聞いてみるととてもよく見えたとのこと。

ウ~ン今なら青空なのですけれどね~。

 

 10:00やっとシャトルバスにのれました。10分ほどで着くようです。

途中にも合掌造りの家が点在しています(バスの中から)。

 

 展望台(荻町城跡:昔お城があったそう)に着きました。

運転手さんは「白川郷」のことを「白川郷」とはいわず「おぎまち」と言っています。

聞くと「おなじだよ」と教えて下さいました。

 

あらら、先ほどの青空はどこへ。でも景色は見えるのでよしとします! 

遠くにうっすら見えるのが立山連峰の一つと教えて頂きました。

 

眼下の茅葺き集落、少しズームしてみました。ステキ!

 

うれしいですね~ 自称晴れ女、青空ではなくなりましたが雪の合掌造り集落を見下ろすことができました!

この高いところにきて、ポスターにあったような雪の合掌造りの風景が見られたのです!

 

さらにズーム

よく見ると屋根の雪はだいぶ落ちていますね。

多分ポスターは雪下ろしをする前に撮った風景なのでしょう。しかもライトアップされた写真! 一泊だけの旅行者には同じものはなかなか・・・。

 

展望台のお土産やさんにあった写真。いいカメラならこんなに大きくきれいに撮れるのですね。

 

20分ほどすると、シャトルバスが戻ってきます。又それに乗って下におりました。

 

帰りのバスの中から。

シャトルバスの運転手さんはガイドも兼ねているのかいろいろ説明をして下さいました。

茅葺き住宅は荻町だけで120棟もあるそうですよ(納屋は数の内には入らない)。

 

 

 このあと、

宿の「よきち」さんの前を通って、であい橋に出て、合掌造り民家園方面に行きます。

地図左下の方

 

「よきち」さんのすぐ近くにある本覚寺。

青木さんの前にある「オオタザクラ」は有名のようです。

 

 解説によると、

この「オオタザクラ」は別名「塩釜桜」といい、花が咲き出したらささげのタネを蒔こうと農作物の種まきの目安にしていたそう。

塩釜桜は仙台の塩釜神社にあり、天然記念物に指定されているそうですが、花びらが90枚以上もあるここの桜は塩釜神社のものとはちょっと違うということを画家の太田某という方が気付き、いろいろな方に調べてもらったところ新種ということがわかり、オオタザクラと命名されたとのこと(S44年。S47年には岐阜県の天然記念物に指定されている

 

梯子がかけてある家はこれから雪下ろしをするのかな?

ここはもう雪下ろしは終わったよう。

 

先日の大雪で積もった雪なのか、1mくらいはありそう。

 

であい橋の手前にあった小さな神社は秋葉神社。

すぐのところにであい橋。

 

川は庄川。

 

あら~、熊の毛皮の敷物とさかな!?

魚にはちゃんと目までついてるし・・

 

橋を渡って向こう側に行くと、ちょうど茅葺き屋根の雪下ろしをしていました。

60度近い急勾配だというのに大丈夫なのですね!

 

右のお土産屋さん(古太神(こたいじん))には椅子のあるコーナーがあると教えて頂きそこで一休み。

コロナ禍なのでお客さまはほとんどなく、6つある椅子にはどなたも座っていませんでした。

 

コーナーに飾ってあった写真は和田家にあったのと同じお祭り風景。

秋、山の神様に感謝を捧げる「どぶろく祭り」だそう。(私が行ってみたいと思っていた白川八幡神社(地図 : 一番下中央の黒丸のところ)から出発するようです

 

 持参のお茶を飲んでお土産も買って、一休みしたので腰をあげました。

 

そろそろ昼食の時間なので、大通りの方に戻って食べるところを探すことにしました。

 

食事するところを探しながら歩いていると、豆菓子のお店がありちょっと覗いてみることに。

まめ(ピーナッツ)のお菓子のなんとたくさんあること。孫たちの好きそうなものを見つけ購入。お友達にも購入しました。

白川郷のマンホールのふた。やっぱり合掌造りですね。

 

コロナ禍だからかお休みしているところも多く食べ物やさんらしいところも見つからず、結局、前日通りかかったときに見かけた「いろり」に入ったのでした。

広いのでゆっくりと食事することができました。

 

帰りのバスの時間まではまだだいぶあるのですが、預けたトランクを受け取りに「よきち」さんに戻りました。

 

近くで、小屋の屋根の葺き替えをしていました。

 

お世話になった宿「よきち」さんで、預かって頂いたトランクを受け取り、先ほど昼食をとった「いろり」の前を通りバスパークまで戻ります。この大通りは何度行ったり来たりしたことか・・・

 

「よきち」さんでは、おかみさんが出てきてくださって写真を撮って下さいました。

二人ともまだブーツを履いています。(バスターミナルでスニーカーに履き替えました

 

DVD内の主人公のおかみさんと青木さんです。

いろいろお話を聞かせて頂きましたが、民宿も大変そうです。

少し離れた先ほどの小屋の葺き替えも「よきち」さんのものでした。

 

 お互いの健康を祈ってお別れしました。

 

あす、あさっては富山に出て市内観光と雪の立山連峰を眺める予定です。

ところが、夕方のバスは高岡行きしかなくて今日は高岡に出て一泊。

高岡は昨年のチューリップの季節に訪れた街です。なんだか縁がありました。