junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

8度目のネパール 10日目 散歩&レッスン

2011-04-19 21:20:03 | ネパール
 2011.3/25(金)

 朝4:30分に目が覚めてしまいました。

 のどが痛かったのでうがいをして又寝ようと思いましたが、電気もつくことだし・・・とそのまま起きてノートの整理をすることにしました。

 ネパール語レッスン1日目のノート整理がいい具合に進み、午後のレッスンでチェックをしてもらうのに都合よくいきました。

 8時近くなったので食事におりると、ちょうど日本からの団体の人々が山に行くため出発するところでした。

 その人々を見送ったあとレストランに行くと客は私の他に一人いるだけでした。

 ここでものんびりと食事、お茶をし9:00頃部屋に戻りました。 

 机に向かっていると、朝が早かったせいか眠気が襲ってきてしまいました。

 ベッドに入らなければいいのに20℃では少々肌寒く、つい布団にもぐってしまったら・・・

 目が覚めたのが10:30分。 あらーこんなに寝てしまったと一瞬あわててしまいました。 たった1時間しか眠らなかったのに、寝ぼけて昨夜からずっと寝ていたと勘違いしたのでした。

 すぐに起きだして散歩に出かけることにしました。

 いつものところ、タヒティチョーク近くの kashi syambhu です。

 ホテルから近く、このストゥーパが好きなのとネワール仏教の僧院やいつでも中に入れてもらえるチベット仏教の僧院があるからなのです。 それにお知り合いになったキランさんがいるからでしょうか。

 時間も遅かったこともあってタヒティチョークの野菜売りの人はほとんどいませんでした。
 
 ただ一人だけ残っていた人も片づけを始めるところでした。

お子さんがいたので写真を撮らせてもらいました。



珍しくkashi syambhuのチベット仏教の僧院が閉まっていました。




キランさんもいらっしゃったので日本から持っていったお土産のお菓子をお子さんにとお渡しし、お邪魔しておしゃべりをしました。

 出かけるのが遅かったのでおしゃべりをしているうちに既にお昼をまわってしまったので今日の散歩はこれでおしまいにし、ホテルに戻ることにしました。


 レッスンの開始時間をちゃんと約束していなかったので、前回と同じ2:00に行こうとは思っていましたが、散歩に行く途中で運よくばったりウルミラ先生にお会いし、2:00でよいということが確認できたのでした。

 2:00から4:00までと早く始めると早く終わるので一度ホテルに戻ってノートの整理をすることが出来ます。 6:30頃に終わったのでそれから夕食に出かけました。

 お腹の調子がイマイチだったので軽いものにするかおじやでも食べようと新しいほうのふる里に行ってみました。

 行ってびっくり、今日は何の日? びっくりするほどたくさんのお客様。

 私の座るところもないほどで帰ろうかと思いましたが、ネパール人のお客さまと合い席させてもらえて座ることができました。

 そんなことで頼んだものが出てくるまで時間もかかり、食事もゆっくり摂ったりでホテルに戻ったのは8:00。

 毎日つけている日記を書いても9:00。

 早いのですが自家発電の電気だけでは目が疲れるので寝ることにしました。



8度目のネパール 9日目 カトマンドゥへ

2011-04-18 16:37:02 | ネパール
 2011.3/24(木)

 今日はポカラからカトマンドゥに戻る日。

今朝もヒマラヤがよく見えました。 また左隣のホテルの屋上から写真を撮らせてもらいました。 ポカラだとこれくらいの見え具合ですがダンプスまで登ると苦労するだけのことはあり、もっとずっと大きく見えるわけです。



左の方にうっすらと見えるのは ダウラギリ です。




 8:00発のグリーンラインバスに乗るため、朝食を6:45分にしてもらいました。

 帰りはディネシュさんと一緒です。

 朝食を摂らずに来る人もいるからか、作りたてというパンを売る人、果物を売る人がいました。

 私はお腹いっぱいです。 そうでなくとも途中で休憩もあるのでバスの中では何もいらないと思います。

 I さんらの見送りを受け時間通り出発しました。


しばらく走ると田に水が入り、稲の苗が作られていました。


既に田植えをしている人も見かけました。 走っているバスの中から撮るのであっという間にその光景は後ろに行ってしまいうまく撮ることが出来ません。




 一回目の休憩は9:30から10分間。 来る時、午後休憩したところです。

 一段低いところに庭があるのですが、さまざまな花が咲きとてもきれいに手入れされています。

もうハスの花が咲いていました。


 行く時に見せてもらったミエットさんの写真が目に浮かんできました。 素晴らしいものでした。


 次は昼食休憩11:00から40分間。

 行く時とはメニューが少し変わっていました。 ビュッフェスタイルですので好きなものだけ取って食べられます。

 写真に撮る前に食べてしまいました!


 時間通り11:50分出発。


 いくらも走らないでもう休憩。 13:00から10分間。 行く時に最初に休憩したところです。

 お腹もすいてないのでここではアイスクリームを・・・。


 行きには全然気がつかなかったのですが、すれ違うトラックの多いこと。 ディネシュさんによると、インドから物資を運んで来たトラックがカトマンドゥで荷を下ろしインドに帰るのでしょうとのこと。

 そういえばネパールは車などもインドからの物が多いということでした。

 カトマンドゥに近づくにつれ渋滞が始まりました。 町の風景も今までの山間部の光景とは違ってきました。



 町に近づくと、昨年はあまり感じなかった新車がやけに目につきます。 その新車はほとんどが韓国のメーカーのものです。

 ネパールの人もお金持ちが多くなったのだなーと感じます。


 バスは約30分遅れてグリーンバスの発着所に到着しました。

 ディネシュさんとは近くで別れてひとりでホテルに戻り再チェックイン。 前と同じ部屋でした。

 さっそくシャワーを使い、洗濯もしました。

 バスに乗っているだけでしたので疲れはないので少しノートを開いてネパール語の勉強をし、7:00過ぎ夕食に出かけました。

 今回の旅では初めての ロータス へ。

 カレーセット 155ルピー(200円弱) カレー、サラダ、漬物にコーヒーがつきます。

 ここのカレーは辛くないので辛いのが好きな人には少し物足りないかもしれません。 もしかすると「辛くして」とお願い出来るのかも!


 ポカラ方面の旅も終わり、残る5日間は毎日ネパール語の勉強に通う予定です。



8度目のネパール 8日目 ダンプス~アスタムコット

2011-04-16 22:12:58 | ネパール
 2011.3/23(水)

 今朝もヒマラヤが姿を現してくれました。

晴れた日にはジョムソンからポカラ、ポカラからジョムソンに向かう飛行機がたくさん見えます。 ルートの関係でよく見えるのはジョムソンからポカラに向かう飛行機です。




サヤエンドウもヒマラヤを見ながら育ちます。


 朝食を7:30分からにし、今日はポカラまで戻ります。

 今回は登って来た道を下るのでなくダンプスからアスタムコットにある「はなの家」で昼食を摂り、フェディよりポカラに近いミランチョークまで下るというコースで歩きます。 

 前回は1時間半でフェディまで下りられましたが今日はそうはいきません。 約6~7時間の歩きになるということです。

 ただ、上りはほとんどなくゆっくりと下るだけのようですのでそう大変ではないような気がします。

実際は3時間45分で はなの家 につきました。早く歩けば2時間半くらいで着くらしいですが、私は超ゆっくりの歩きで休憩が多いのと地元の人とのおしゃべりをできるだけしたいのと写真も撮ったりしたいのとでディネシュさんが多めに時間をとってくれたようです。)  


 出発は9:00 

歩き出してすぐに会ったのは牛の家族の散歩。

 人間がついていなくてもちゃんと目的地まで往復できるようなのですよ。

 30分も歩かないうちに数人のこどもたちが「なんかスイーツちょうだい」と寄って来ました。 

 ディネシュさんがポカラを出る時にたくさんのあめを買い込みました。 私も途中で食べられるようにと少しは持って行きましたので「こんなにいらないのでは?」と言うと「途中でこどもたちにあげたりするから・・」ということでした。

 この子たちに上げるくらいは私が持っているもので間に合いそう・・ とザックをおろしてあげました。 代わりに写真を撮らせてもらいました。 残念、マチャプチャレの頭がない!
 

 するとどうでしょう。 さらに5人の子供がやってきました。 

 少し進むと7~8人のこどもが・・・ どうも先のこどもが近所中にふれ歩いたようです。 これには参りました。

 ディネシュさんが言っていたのはこのことだったのかー、 たくさんのキャンディーがいるって・・・。 



 途中までは車の通るような道を歩きましたが、1時間ほど歩いたあたりで山道に入りました。 

 歩くには、木漏れ日の土の道、落ち葉を踏みしめて・・というのが最高に気持ちいいですね。


 

 民家が見えてきたところで休憩をしました。

 すると近くの方がやってきたのでご家族の人数分の飴玉を差し上げ、少しだけ話をさせてもらいました。 お子さんもやってきました。
 


 このあたりは一つの村になっていて住宅がたくさんありました。   

 住宅と畑の間を縫うように細い道が続きますが、ずっと平たい石が敷きつめられています。

 かわいい学校がありました。 このほかにもう1棟あります。


 まだ新しくきれいと思ったら、この学校は2006年にスイス人の援助で建てられたという表示がありました。 


 細い石の道を進んでいくと牛が畑を耕していました。 バックにはやっぱりヒマラヤ。
 

 しばらく住宅地の間を縫って歩きましたが、やがて元の広い道に合流しました。

 このあたりにはいくつかの休憩所がありました。 

 まだ11:00と早いのと昼食はその先の「はなの家」で食べることになっているので飲み物だけを買って店先で休憩させてもらいました。
 


 この日の歩きはお日様に向かって歩いているので正面から陽差しを受け、日向ばかりだとかなり暑く感じます。

 そういう点で先ほどまでの山道は暑さがしのげてとてもよかったです。 


 そういえば、住宅の間を歩いている時に挨拶した犬が何となく付いてきました。 

 しばらく休憩して歩き出すとどこからともなく現れて、この先も、後になり先になり長いことついてきました。 

 あまり長い時間付いてきてくれるので、何か上げたいけどあめしかないし・・ 「はなの家」に着いたらあげられるのだけど・・・と思いながらさらに1時間以上も一緒に歩きました。 

 ところがふっと気がつくともうついてきてはいませんんでした。 

 ディネシュさんにそのことを言うと「途中に犬がいたのでテリトリーを犯すとけんかになるので家に戻ったのでは・・」ということでした。 もう少しで昼食地に着いたのに・・・ ととても気の毒に思いかわいそうなことをしたと悔やまれました。 


 あの犬にはディネシュさんに後日ごめんねとあやまっておいてと頼みました。


 カトマンドゥからポカラに向かうバスの中から見えた田んぼの畦に咲く紫の花が気になっていました。

 ここで又お目にかかることができました。 歩きっていいですね。


あぜだけでなく田んぼ一面に咲いているのは田植え前に鋤き込まれてお米の栄養になるのかな?



少し小高くなったところに新しくあずまやが作られていました。


旅人のためかなと思いましたがちょうど近くにいた姉弟に聞いて見ると、これは村の人たちが会議をしたりするのに使うものとのことでした。

 アメちょうだいとは言われませんでしたけれど、お礼に一つづつあげました。



その先で会ったこの子たちは「ちょうだい」といってきました。 まだ少しあったのであげることができました。


 ところが遠くでそれを見ていた大人が「ちょうだい」とやってきてしまいました。

 残り少なくなりそこにいるみんなに行き渡るほどなかったので「もうなくなってしまった」とお断りしました。


 このキャンディーをあげる行為はどんなものでしょうか・・・とディネシュさんと話しました。


 もう目的地は近いらしいです。 

 足元に咲く小さな花。 ダンプスに登りながも見かけたけれどその時は写真を撮る余裕はありませんでした。

 オーストラリアンキャンプの帰りにも見かけたけれどそれはピンボケで・・

ここでやっと落ち着いて撮れました。



 すぐそこに見える目的地はここから少々登らないといけない・・・ 気合いを入れました。

 到着12:45分 ここま3時間45分かかりました。 普通さっさと歩けば2時間半くらいで歩けるようですが・・・。


 はなの家 からもヒマラヤが一望できるはずですがこの時間はどこで見ても雲に隠れてしまうのですね。



 ランチは はなの家 のお弁当。

 疲れ過ぎて食欲がなかったのですが、ディネシュさんに手伝ってもらい残さず食べました。

 それにしてもあのワンちゃんかわいそうなことをした・・ ここまでこられたらこんなおいしいものにありつけたのに・・・ ごめんね。

 
 はなの家 のこと・・・

 ある日本人が作ったものですがたまたま私がポカラで泊ることになった「たべものや」も同じ人が作ったものでした。

 ここ「はなの家」はたくさんのコテージが宿泊施設となっています。メイン棟、レストラン棟があり五衛門風呂もあります。

メイン棟内部


五右衛門風呂


レストラン  この日はたくさんのお客様がいらっしゃいました。 お帰りになった後で写真をとりました。




 広大な敷地では地元の人の手で無農薬の野菜がたくさん作られています。 地元の人の雇用に一役買っています。

 そしてここで取れた野菜はここに泊まるお客さまや「たべものや」のお客さまにも使われています。

 ホテル内部は自然素材を使った上質な作りになっています。 (残念、写真がない。)

 これを作った十数年前は、ここまで車が上がってくる道路がなく、資材はすべて人力で運んだ と、あとで たべものや のマネージャーからお聞きしました。

 そのマネージャーも建築中の1年と出来上がった後1年の合計2年間、ここでマネジメントしていたということでした。



 1時間半も休んで2:15分に出発。

眺めのよいところで地元の若者が休んでいました。 ここがアスタムの丘。 





 ここからは下るだけ・・・ 今までもほとんど下りばかりでしたけれど・・・

 1時間半ほどでミランチョークに着きました。 

 昼食後しばらく休んだのでそれほど疲れたという感じはありません。

 ジュースを飲んで一休みしていると、迎えの車がやってきました。


 4:00にはポカラに戻りました。


 6:45分から、I さんも交えて夕食を摂ることになっています。


 それまではシャワーをしてしばらく休息です。



 たべものや のことを少し・・・

たべものや 外観

右隣に大きなビルが・・・

1Fレストラン



 はなの家が作られたのが13?年前、 同じ日本人が作ったこのたべものやは9年前に作られたとのこと。

 どちらも現地の人を雇用することでネパールに貢献しています。

 今回ひょんなことでここに泊まれてほんとによかったと思いました。

マネージャーのチャクラパニさん。 日本語がお上手なので安心です。



 はなの家 もそうですが たべものや も同じ人が同じコンセプトで作ったため、自然素材をふんだんに使ったとても良質な「おもてなし」心のある落ち着いた雰囲気の宿です。

 ただ、この たべものや に宿泊できるということを知っている人は少ないのではないでしょうか? というよりほとんどの人は知らない、分からないと言ったほいがいいでしょう。

 もちろん私も たべものや は食事をするだけのところと思っていました。

 ポカラを案内して下さった I さんでさえ この たべものや のマネージャーとは旧知の仲にもかかわらず勧めて下さったのは別のホテルでしたから・・・

 ただ、初めてポカラに来て、朝起きたら窓からヒマラヤを見たいと言う人には向かないかもしれません。

 けれど、2泊目 3泊目はいかがでしょう・・・?


 カトマンドゥもそうですが、ポカラも最近は日本からのお客さまが減り経営も大変なのではと思います。

 せっかくネパールにも貢献できるようにと作られたこんないい施設ですので何とかいいふうにならないかと思い、老婆心ながら書いてしまいました。

 ただし・・・ 隣には5F建ての大きなビルがそびえてしまうし、窓からヒマラヤが一望できる・・・というわけにはいきません。

 それでもいいと思われる方、是非泊ってみてはいかがでしょう。 朝食付きで16ドルはとても安いと思います。 部屋が少ないので団体さんには向きませんが・・。

 ヒマラヤが全く見えないわけではなく、写真に撮るにはお隣さんの木がチョッと・・・なだけです。

 なので、カーテンをあけて「あっ 見える」と思ったら朝の散歩でよく見えるところまで行ってみるといいかもしれません。



8度目のネパール 7日目 オーストラリアンキャンプ

2011-04-15 00:12:05 | ネパール
 2011.3/22(火)

 朝6時10分前、外から聞こえる人の声で目が覚めました。 外を見るとヒマラヤに陽が差し始めていました。


マチャプチャレとは魚のしっぽという意味ですが、山頂が2つに割れているのが魚のしっぽにみえますか?


 外の洗面台は一つしかないため14~5人もの人が一斉に歯磨き、洗顔を始めるとかなり混み合います。 そこは山・・ということもありみんな譲り合ってやりますが。

ヒマラヤをバックに撮影会が始まりました。 





 フィリピンと中国からの人たちが7:00からの朝食ということでしたので私は8:00からにしてもらいました。


 レストランの窓いっぱいにヒマラヤが見えます。

左から アンナプルナサウス ヒウンチュリ ガリェンエル マチャプチャレです。





 今日は、以前と同じくオーストラリアン・キャンプまで行ってこようと思います。

 9:45分出発

 時間とともに雲が切れ、空がきれいに晴れ渡ってきました。

 「風景としてはただの青空より少し雲があったほうがいいね」なんて贅沢なことを言ったりして・・・ なんてわがままなこと!


シャクナゲにヒマラヤ  わお~っ




大きな木で花も高いところで咲いているため写真に撮るには苦労しました。



 10時、11時と青空でヒマラヤもよく見えたのにオーストラリアン・キャンプに着いた12:25分にはすっかり雲に覆われてしまいました。 明日到着するという客のためのテントがたくさん張られていました。


 次回からは朝起きたらすぐに歩き始め10:00ころここに着くようにすればヒマラヤが見えるはず・・・ と2回失敗してやっと学習しました。

 ここから見るヒマラヤはダンプスで見るより又いっそう大きく見えたような気がしますので晴れているときに見る価値はあると思います。

 
 昼食をとったレストランのいたずら子猫


かわいすぎて叱れない・・





帰りは来た道とは別の石畳みの道ではない方を歩いて下りました。


しばらく下って出たところは行きに通った原っぱでした。


そこで休憩していた女性 たきぎを集めた帰りです。


ヤマサクラの近くまで戻ってきました。


 3:00ホテル着 天気がよかったのでホットシャワーが出ましたよ!



8度目のネパール 6日目  2度目のダンプス

2011-04-13 16:32:10 | ネパール
 2011.3/21(月)

 3月の末はシャクナゲの季節・・との情報を得、2度目のダンプス行きを計画しました。 

 

 朝6時ころ自然に目が覚めると おやっ晴れてるみたい・・・ ただ、ここ「たべものや」の部屋からは残念ながらよそのホテルの木が邪魔でよく見えない・・・

 それではと先日来お世話になっている I さんの知り合いのお隣のホテルから見せて頂こうと行ってみる。

 たまたまこの数日に何回かお会いしたオーナーがいたので「屋上から写真を撮らせて下さい」とお願いして登らせて頂きました。 ラッキー!

 ただそれほど好天というわけではありませんでした。




 このあと7:30分から朝食、出発9:00とし準備をしました。


いざ!2回目のダンプスへ


 ポカラからダンプスへの登り口のフェディまでは車で40分ほど。タクシーではなかったので料金のほどは分かりません。


 ダンプスへの登り口ではデネシュさんが手配してくれたポーターさんが待っていてくれて荷物を持ってくれました。


 9:45分から登り始めました。 最初がかなり急な登りのような気がします。

自分のザックには貴重品や水やあめなど最小限の物が入っているだけです。


 荷物のことですが、あとでディネシュさんとも話したのですが、「2泊3日くらいならば最小限の必要なものだけをザックに入れて自分で持てばポーターさんはいらないのでは?」と・・・。 この次はそうしてみようと思います。


 今回は途中で振り返る余裕がありました。 というよりここで休憩をしただけのことなのですが。

見覚えのある風景です。 前回は10月末でしたが今回は新緑がきれいでした。




約1時間ほど登ってやっとここまで来たか・・・という感じ。 ザウネというところ。 同じチベットの人が店を広げていました。 前回撮った写真をお渡しするととても喜んで下さいました。


ここの休憩所は建て替え中でした。 ホテルも作っているようです。 資材はどうやって運ぶのだろうと思ったら、裏の方から車で上がれるようになっていました。


10月には稲の刈り取りをしていましたが、今は小麦が実っています。これから刈り取りされることでしょう。



 そこからさらに30分ほどでエバーグリーンレストラン。 休憩が多いので登り始めからは2時間近くかかっているかもしれません。 ごく普通の家ですけれど 売店とテーブル、イスがあるのでそれとわかるわけです。

 ここではお茶を注文、手持ちのリンゴをむいたり、あめを差し上げたりしてこちらのご家族とひとしきりお話をしました。

後ろ向きがご主人


奥さま



 しばらく休んで又出発です。

 何年か前までは道路はなかったようですが、今日はたまたま私たちの登り道を横切っている車道をたくさんの人を乗せた車が苦しそうに?登ってくるのに会いました。


 観光客は自分の足で登るのを楽しみにくるわけですが土地の人にしてみれば道路が出来、車が登ってくれるようになり生活が楽になっているのかもしれません。


 車を見送って又登り出だすと遠くのほうで小枝を拾っている姉妹が見えました。 遠くの方から「水をちょうだい」と言ったとのこと。 ディネシュさんがいいと言うと小さい二人が走ってきました。


 遠くにもう一人大きいお姉さんがいましたのでディネシュさんはボトルに半分ほどあった水を全部あげてしまいました。 「大丈夫?」と聞くと大丈夫という。 私は持っていたあめを一つづつあげました。

 あとで考えたらそこから目的地まであと1時間半くらいのところでした。

 私は水を飲む時にボトルに口を付けてしまうので人にはあげられないのですが、ネパールの人は直接口をつけずに上手に飲むのです。

 こんどからはコップを持ち歩こうと考えました。


 この子たちに会ったあたりでやっとシャクナゲの花にお目にかかれました。 

シャクナゲはネパール語で「ラリーグラス」 ネパールの国花なのです。



さらに休み休み30分も登ると雲の間にやっとマチャプチャレが見えてきました。


新しい家も建築中。 ほんの数年前までは車の登る道路はなかったので建築材料はすべて人力で1800mまで運び上げたそうです。 今はダンプスまで道路が出来たので、資材も車で運ぶことができるようになったのです。



通り沿いにある小さな私立の学校では外で授業をしていました。


 前回このあたりでマリーゴールドの花びらで作った花輪をもらって大喜びしたのですが、そのこどもたちの写真を先生に見てもらうと、ここにはいないが渡して上げましょうと預かって下さいました。

 ここまで来るともう目的地は近いと分かりました。


少し先にはベルギーの方の援助で建てられた立派な学校があります。 その前の広場では村人の集会が開かれていました。


 見慣れたここはもう着いたも同然。


見覚えのある顔の人たちが仕事をしていました。 


 到着は2:15分でしたので4時間30分がかりで登ってきたことになります。 前回より30分余計に時間がかかりました。

 そういえば今回はちょこちょことよく休憩しました。 おかげで以前と比べるとあまり疲れがないように感じられます。

 昼食を終えるともう3:30分。 夕食は7:00すぎでいいでしょうと少し部屋で休息することにしました。

 5時過ぎ、またまた隣のホテルの庭に・・・  コーヒーをごちそうになってしまい、7時近くまでおしゃべり。


 7時から夕食。

あまりお腹もすいていなかったので豆のスープ(ダル)、からし菜の炒め物、うす焼きパンのようなロティ(チャパティともいう) それにうす焼きせんべいのようなパパッドというもの(左下)、ネパールチヤに大根の漬物。

 すべて美味しく頂きました。 この日以来私はパパッドが大好物となりました。


そのあとフィリピンからの団体さんの為に村の人たちがダンスを披露してくれるというので私も見せて頂くことにしました。 正面に月が上がってきました。


途中からはこどもたちも参加


そのうち観光客も参加して大賑わいに・・・  おりしも満月? まん丸の月が祭りに興を添えてくれました。