junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

8度目のネパール 5日目 ポカラ散歩

2011-04-12 18:19:59 | ネパール
 2011.3/20(日)

 昨夜の 「たべものや」 への移動から一夜明けたこの朝も曇り空でヒマラヤは見えませんでした。

懐かしい蚊取り線香も用意してくれましたが昨夜はお世話にならずに済みました。

マッチがかわいいので思わず写真を・・・


 8時近くなったので朝食に1Fのレストランに下りました。

たべものやの朝食は おにぎり2つ 味噌汁 漬物2種 お茶(ポット) それにフルーツです。




 朝食を食べようとしたら I さんが心配して様子を見にきてくれました。

 快適な夜を過ごせたのとお湯も朝からしっかり出て快適だったことを伝えましたら喜んで下さいました。

 ついでにおにぎり二つは食べ切れないので一つ手伝ってもらうことにしました。 するとマネージャーが気を利かせてお味噌汁、漬物をサービスしてくれました。

 10:20分ころになると I さんの体が空くというのでそれから散歩に付きあって頂くことにしました。



 すぐ目の前は広ーい広ーい公園になっています。 きのうはこの中を歩いて帰ってきました。

新緑が目にやさしく映ります。



 昨日一人で歩いたよりもずっと先までの歩きとなりました。



ところどころにフェワ湖の中ほどにあるバラヒ寺院に渡るためのボート乗り場があります。

レイクサイド南のホテル近くのボート乗り場。 距離によってボート代金が違うのかもしれません。 又聞いてくるのを忘れました。



 20分ほど歩くとバラヒチョークに出ました。


バラヒ寺院への渡し場はここがメインのようです。 距離が近いので安いのではないかと思います。 



 ここからは車道を歩かなくても湖沿いの遊歩道が先まで続いています。


湖の反対側にはしゃれたレストランが並んでいます。 以前この中の一つで昼食を摂りました。



ここにもごくふつうの日常風景があります。




 車のないところの歩きは何と快適・・・

 途中、魚を養殖しているところなどもありました。



 もっと先まで行けるのかもしれませんが、昨日マヘンドラプルまで乗ったバスの終点のあるところから戻ることにしました。


 疲れも出てきたのでジャーマンベーカリーで休憩することにしました。

お茶、パンにケーキなど食べ終わると、何と! すずめがパンくずを食べにきました。 人間慣れしていますね。


ひとしきり食べて飛んでいったのですがしばらくすると又やってきました。 食べすぎじゃないの?




 ゆっくり休んで腰を上げました。

 ホテルの近くまで戻ってくると I さんのお知り合いの絵描きさんに会いました。

 彼が携わっているという建築中のホテルに案内してもらうことが出来ました。


まだ開業前ですが、客室の壁に絵を描く仕事をしていました。 このホテルにピッタリの絵です。


この絵を描いているマイラさんです。


ホテルの名前は 「テンプル・トリー」  宿泊料は180ドル~250ドルとチョッとお高いです。 プールもありましたけれど・・・




 これで今日の散歩はおしまい。


 
 ディネシュさんがポカラに向かっているはずですが、私がホテルを変わったことを伝えないといけないと、朝、電話を入れたのですがなかなかつながりませんでした。

 山あいを走っているときは電波が届きにくいのかもしれません。 再度ホテルからかけてもらいましたらつながりました。 間もなく着くとのこと。


 それまでにシャワーをしてしまおうと蛇口をひねるとあったかいお湯が出ました。

 さっぱりしたところにディネシュさんの到着となりました。

 かいつまんで宿の変わったいきさつを話し先のホテルに行って話をしてもらいました。

 私は「無くなったものはもう仕方ない、二度とこのような思いをする人が出ないようにするのがオーナーの務めだと思う。私はネパールが好きなのでネパールの悪口は書きたくない」と伝えてもらいましたら、「そのようにする、今回は本当に申しわけなかった」と頭を下げてくれました。

 こんなことがなければ予定通り3泊し、あのおいしいアル・タルカリを食べられたのに・・・と内心思ったものです。


 6時から夕食にしようとディネシュさんには少し休んでもらうことにしました。


 今晩は何が食べたいかと聞かれ、昨日、今日の散歩であんなとこ、こんなとこと目をつけていたのですが、色々考えた末、私の泊っている「たべものや」のためになるようにとここで食べることにしました。



8度目のネパール 4日目 色の祭り・ホーリー

2011-04-11 22:45:50 | ネパール
 2011.3/19(土)

 今日と明日はポカラ散歩をのんびり楽しむことにしていました。

 カトマンドゥで知り合った I さんが散歩にも付きあって下さるというのでディネシュさんには2日遅れて来てもらうことにしたのです。

 そのあと2泊3日の予定でダンプスまでミニミニトレッキングをする予定です。


 昨日も1日曇っていましたが今朝起きた時も曇っていてヒマラヤの山々は全く見えず、近くの山もガスでぼんやりとしか見えませんでした。

 7:30分過ぎに朝食を作ってもらいました。

 朝食というとどこもたいして変わらないと思いましたが、ここでは「何がいいですか」と聞いてくれましたので「オレンジジュース、ネパールチヤ、それにトースト1枚。 おかずとしてジャガイモを使った料理を」とお願いしました。 

 トーストは1枚でいいと言ったのですが2枚届いてしまったので1枚は昼用にサンドイッチにしました。

 美味しかったのがおかずに作って頂いたジャガイモの炒め物。 写真に撮ればよかったのですが食べてしまった後に気がつきました。

 これは何と言う物ですか? と聞いたら 「アル・タルカリ」 ということでした。 アル=ジャガイモ タルカリ=おかず そのまんまです。

 他でも同じようなものを頼んでみたりしましたが、ここほど美味しいものにはなかなか出合えません。 強いて言えば初めてのネパール訪問時のホテルの朝食にあったものが近いと思います。

 「レストランはないので部屋で食べて下さい」とディネシュさんは言っていましたがさわやかな気持ちいい陽気ですのでガーデンテーブルで食べることにしました。

 小鳥のさえずりを聞きながら・・ きれいな花を眺めながら・・・ 楽しい朝食でした。

これは食事を終ってから撮ったホテルの庭です。
 

 朝食のあと一人で散歩に出かけました。

 私のホテルはレイクサイド南ですので、フェワ湖に沿って北に向かって歩いてみることにしました。

 以前来た時は車で動いてしまったので、じっくり散歩できるのがうれしくて仕方ありません。

メインの通りは樹齢何百年?かの巨木の並木です。 カトマンドゥとは全く違う風景です。

通り沿いにこんな卓球台がいくつも設けられています。


ブラシの木も日本では見たことのないほど大きいものです。


牛も一人で(一頭で)散歩です。


ジュースやさんですが果物だけでも売ってくれました。


これで、最初150ルピーと言われたのですがまけてもらって130ルピー。 カトマンドゥよりかなり安いと思います。


この散歩で、昨日来る時に遠くに見かけた花が分かりました。 遠くから見ていたときはこんなに大きいものとは思わなかったのですが、手のひら大かそれより少し大きいです。 落ちる時はお尻部分が羽つきの玉のようになっていて必ず上を向いて落ちるのだそうです。 名前はまだ分かりません。



 このあたりまで歩いて疲れも出てきたので一度ホテルに戻って昼食にすることにしました。

 昼食が終わった頃に外からにぎやかな音楽が聞こえてきました。 行って見ると 「ホーリー」という祭りのパレードが始まったのでした。

地元の人はもちろん外国人旅行者も色粉をべたべた塗られてしまいます。 そのため「色の祭り」ともいわれるそうです。




 しばらくパレードを見物しました。


 午後は I さんが 古い街並みの残るマヘンドラ・プルの町を案内して下さいました。 バスで20分位のところです。

 バス停というものはないので後ろから来るバスに手を上げて止まってもらうのですが、これは慣れた人でないとなかなか出来ないと思いました。

 残念ながら今日は土曜日の為休日、それとホーリーの祭りとあって露天も少なくお店もほとんどシャッターが閉まっていました。

 以前、見たことのある セトガンダギの上流にあたるという細く切れ込んだ川を橋の上から眺め帰途に着きました。 写真に撮るには、上の家から捨てられたゴミが見えたりして残念な光景でしたのでやめました。


帰りに少し手前のダムサイドでバスを降り、近道だという湖沿いの道を通ってフェワ湖の対岸にあるフィッシュテイル・ロッジに渡るためのいかだの見学をしました。 ホテルの中では上の方なのでしょうか・・・ 






 朝は曇っていましたが私が散歩に出るころからずっと晴れていましたので、今日こそお湯も出るはず・・ とシャワーをしようとしましたがやっぱりお湯は出ませんでした。

 洗面台の方のお湯は出ましたので、仕方なく体は拭くだけにしてシャンプーだけしました。

 ところが、どうしたわけかベッドの上に置いておいた着替え(下着一式)がないのです。 「あれっ 又しまっちゃったのかな」とカバンをひっくり返して探しましたがありません。

 貴重品は持って出たので問題ありません。 なんだかきつねにつままれたようでした。

 夕食は I さんとダムサイドにある 「アニール・モモ」 という店に行く約束をしました。 ネパール人がやっている日本料理の店でした。



 帰りに I さんに、大したものでもなく事を大きくしたくないのでここだけの話ですがと、シャワーをするつもりでベッドの上に出しておいた着替え一式が無くなっていたことを話しました。

 すると I さんは、黙っているのはホテルの為にならないからちゃんとオーナーに言った方がいいというのです。 そう言われればそうか・・ということで夕食から帰ってから話をしました。

 ホテルとしては「そんなことがあるなんて考えられない」ということでしたが、無くなったことを証明することもできないわけで、さんざん話をした結果、ホテルを変わることにしました。


 このホテルを紹介してくれたのが I さんだったため責任を感ずると言って荷物を持って下さり、近くにある以前私も泊ったことのある 「ベースキャンプホテル」に行こうと歩き出しました。
 
 ところがその手前にある「たべものや」の前で、「ここにも泊まることが出来る」と言い、閉まっていた門を、お祭りで外にいた従業員に開けてもらいずんずん中に入り2階に上がってマネージャーに交渉をしてくれました。

 幸い部屋が空いていてすぐにオーケーとなりました。 夜の9時過ぎでしたがここに落ち着くことができました。

 昨日夕食を食べに来た時には思ってもみなかったことです。




8度目のネパール 3日目 2度目のポカラby Bus

2011-04-08 12:15:47 | ネパール
 2011.3/18(金)

 今回の一大目標に ❝バスでポカラに行く❞ を入れました。

 飛行機で往復したことはあるので次からはバスで・・・と思っていたのですがなかなか機会がありませんでした。

 前回7度目の訪問時、たまたまフジホテルの手前にある「ホーリーヒマラヤ」から出てきた日本人の男性と話す機会がありました。

 その方(Iさん)はネパールにはもう16年も通い続けているとのこと。

 ですが、カトマンドゥには日本から着いた日と帰る前の晩だけ泊まるくらいであまり滞在することはなく、すぐにポカラに行ってしまうのだそうです。

 なぜかと聞くと・・・ 「なぜかポカラ・・・」 ということでした。 

 I さんはポカラへの行き来はいつも「グリーンライン」というバスを使っているそうです。 普通のバスより少々デラックスでほとんどが「外国人観光客」とのことでした。

 飛行機だと片道100ドル以上もするのですがこのバスだとたったの16ドル(しかも昼食付き)と聞いては 「次からは私もそれにする!」 と言うのもうなずけるでしょう。  

 その代わり所要時間は飛行機、たったの30分。 バスだと途中休憩も入れて約7時間もかかりますので1日がかりですからね。

 なんでも興味津々の私ですから乗ってみないことには話になりません。 バス乗り場はタメルのフジホテルから歩いて10分ほどのところです。


 以上の情報を I さんから得ていた私はこの日バスでポカラまで移動することにしました。


 今回、都合によりディネシュさんには2日遅れて来てもらうことにしました。



 朝5:00には起き、朝食は6:00からというのでそれまでに、ポカラに持って行くものとホテルに預けて行くものとを分けて片づけをしました。

 6:00になるのを待って朝食を摂り、出発準備を整え7時10分前にはホテルを出ることができました。 7時にはグリーンラインバスの事務所に着いてしまいましたがすでに数組の人たちが待っていました。 バスは7:30分発です。

 予約はカトマンドゥに着いた日に入れたのですが、座席は当日、受付けをする順番で決まります。 私は一人ということもあってか窓側でなく通路側になってしまいました。

グリーンラインの事務所とバス


 乗る人が多いと補助席も使われることもあるそうですがこの日は補助席に座った人はありませんでした。

 進行方向右側の窓際が眺めがよくていい・・ と聞いていたのですが、残念ながら右側ですが通路側。 受け付順のようなので仕方ありません。

 隣に座られた方はベルギーから見えたミエットさん、ポカラは5回目と言っていました。

 前の座席に娘さんご夫婦が座っていました。 ミエットさんが一人だったので私が隣に座るようになったのかもしれません。

 とても愉快な方で、ミエットさんのおかげでポカラにはあっという間に着いてしまったという感じでした。

 カトマンドゥから1時間半のところで一回目の休憩 20分

 ずっと奥の方まで施設があり、手前の方はアイスやスナック類の売店、少し進むと簡単な食事、コーヒーなどが飲め、奥の方ではネパール料理が食べられるようになっていました。

 隣の畑ではインゲン豆が作られていました。 けっこう広い畑で作られていましたのでカトマンドゥあたりで消費されるのかなーなんて思いながら写真を撮りました。




 11:00にはもう昼食休憩 40分。 と言ってもこの日は50分後に出発・・ ネパール時間でいいということですが・・・。

昼食地もなかなか素敵なところでした。


プールの向こうには大きな川が流れています。とてもいい眺めです。


 ここではUKからいらっしゃったというお一人のご婦人とテーブルをご一緒させて頂きました。 私は英語はあまり得意ではないのですが・・と断ったせいかゆっくり分かりやすく話して下さり、なんだか個人レッスンをしてもらったようでもありました。

 この方はネパールにはボランティアでいらっしゃったということでした。 どんな仕事ですかとお聞きすると、ネパールの学校で英語その他色々なことを教えているとのこと。

 ポカラ近郊の6つの学校に行っているとのことでした。それもバスで1時間、さらに歩いて1時間もかかるところばかりということでした。

 6つもの学校と聞いて私はすぐに 「それらの学校の建物のコンディションはいいですか?」と尋ねてしまいました。 すると、「どれも意外といいと思う」ということで、学校をどこかに・・・とアンテナを張っている私としてはガッカリしたものです。

 そこまででその方は席を立たれてバスに戻られました。

 私とは逆方向のカトマンドゥに向かうバスだったようです。

 この時期学校は試験休みに入っているところが多いと聞いていましたので、この先生は休暇でカトマンドゥ方面に行かれたのかもしれないなーと思いました。


 昼食休憩も済んでバスが動き出すと間もなくミエットさんが「ここマナカマナ」 と教えてくれました。

 ガイドブックで見ていたのですぐわかりましたが、2009年にディネシュさんと来る予定にしていたところでした。 その時は、私が具合が悪くなりこられなくなったのですが。

 通路側から写真を撮るのはとても難かしく、バスも動いているため、対向車のバスが真ん中に入ったり、トラックが来てしまったり・・・ 撮った写真を見てミエットさんと大笑い。 中でもこれが一番ましでした。

ここからロープウエイで山の上にあるお寺に行くのだそうです。


 ここからさらに1時間ほどで又休憩 10分

ここの休憩所の庭に降りるときれいな花がたくさん咲いています。 ミエットさん家族の撮った写真を見せてもらいましたが、カメラがいいだけではなく腕もいいのでは・・と素人にもわかるすばらしく美しい写真でした!

途中、バスの中からよく見えた赤い花。

 葉はこれから出てくるのでしょうが、枯れ木に赤い花・・状態。 気にはなっていましたが何せ窓際でないので写真も撮れないでいたら、この休憩所から遠くに見えました。 ズームいっぱいにしてもこれで精いっぱい。


 ここから1時間ほどでポカラに到着。

 そんなこんなで7時間のバスの旅も時間を持て余すことなく意外と早くに着いてしまったのでした。


 この先の面白いお話・・・

 ここでバスの乗客は全部下ろされてしまうのですが、I さんによるとここからホテルまではかなり歩くということでした。
 
 バスを降りると客引きがたくさん寄ってきましたが強力に断ったのであきらめてくれました。

 私は I さんに 「そのバスはお客様を降ろしてからホテルの近くの車庫に入るのでうまくするとホテルの近くまで乗せてもらえる」と聞いていたので、バスの車掌さんに 「乗せてって」とは言えないので、「○○ホテルまで行くのですが方向としてはどっちに歩いて行けばいいですか?」と聞き、「あっち」と教えてくれた方向に歩き始めました。

 しばらく歩いていると後ろでプープーッとクラクションの音。 振り返ると乗ってきたバスの運転手さんとさっきの車掌さん。 「これに乗れ」と言ってくれました。

 「お~っ ありがたい・・ I さんの言ったとおりだー」と思い有り難く乗せてもらったのでした。

 ところが I さんがいうほどその駐車場は遠くはなく、乗せてもらったはいいですが1分も走らないですぐに着いてしまいました。 これなら歩いても5分くらいでは?と思ったものです。

 それでも気持ちがうれしいのでチップをお渡ししてバスを降りました。 そこからさらに5分ほどで目的のホテルに到着。 無事チェックイン出来ました。

 この日は1日曇り空でしたのでホットシャワーは期待はしなかったのですが、やっぱり温水は出ませんでした。

 ホテルのオーナー(と後でわかったのです)が見にきてくれあれやこれやといじってくれましたがやっぱりだめでした。

 何だかんだ言い、あとで又くる・・と言って帰ったのでいつ来るのかとずっと待っていましたが7時になってもこないのであきらめて夕食に行くことにしました。

 すぐ近くに「たべものや」という日本料理の店があるのを知っていたので今晩はそこで済ませることにしました。

 食べかけになってしまいましたが、8度目のネパールで初めてかつ丼を注文してみました。
量が多くて食べるのに苦労しました。 味もなかなか良かったですよ。


 お客様は私のほかに1組だけ・・ 少しさびしいなー と思いながら時間をかけて完食しました。


 まさか翌日からこの 「たべものや」 に宿泊することになるとは・・・!


  

8度目のネパール 2日目 写真配り&レッスン

2011-04-06 12:11:32 | ネパール
 2011.3/17(木)

 朝は4時ころから目が覚めてしまいましたが、起きてもまだ寒いだろうと思うとなかなか布団から抜け出せません。

 7時過ぎにやっと起き出し身支度を整え、8時ころ朝食のため1Fのレストランに下りて行きました。 

 スタッフの顔ぶれも少しだけ変わっていました。 メニューも少々変わって・・・

 話をする人もなく、食事が終わるとすぐ部屋に戻り、外出準備です。

 
 今回もたくさんの方にお渡しする写真があるのでその人たちに会うのが楽しみ♪

 タヒティチョークでは野菜を売っている人に会えました。 写真をお渡しすると回りにいる人がたくさん寄ってきて、しばらくワイワイがやがや賑やかです。

 前回から渡したいと思っていた小さい子供は今日もいませんでしたが、「知っているから渡してやる・・」 と言っているように見えた方にお願いしました。残念ながらまだ皆さんが話す言葉がほとんど聞き取れません。トホホ・・

 「私たちも撮って・・」 と身振りで手招きしてくれた人たちの写真も撮りました。次回訪問の楽しみが出来ました。


 スワヤンブ・ナートを真似て作ったと言われるストゥーパのあるところを、正確には「kashi・suyambhu」と教えてくれたキランさんはいませんでしたが、2軒隣のお茶屋さんが渡して下さるというので預けました。

 アサンチョークの少し手前にある小さなチョークでは写真の子供たちがいて、直接渡すことができました。 子供たちも大喜びだったのですがそのあとが大変!

 今日は試験休みということでその他大勢の子供たちが「私も撮って」「僕も撮って」と大騒ぎに・・・ キリがないのでほどほどでお別れしました。


 アサンチョークではいつもの女性はおらず、赤ちゃんを抱っこしていた女性のお母さんらしい人がいたので写真を預けました。


 ここからラトナパークに向かいました。

 前回お渡し出来なかったギャヌさんのお嬢さんとお孫さんの写真があったので行ってみたのでした。

 今日はお会い出来ました。 荷物を片づけて家に帰る直前でしたのでラッキーでした。

 その近くにあるマハンカル寺院のところで撮ったお父さんとお子さんの写真を近くのお店の人に見てもらったら、「あの人」と教えてくれ、こちらもラッキーなことにすぐお渡しできました。

 これでほとんどの人に写真をお渡しできました。



 ラトナパークに着く少し手前の歩道ではこんなものも売られていました。


ひよこ  前回聞いたら1羽25ルピーということでした。


アヒルのひな こちらは35ルピーだったかな?




公園で見かけた給水風景。 つい2日前まで私も給水車のお世話になっていたので大変さがよくわかります。 ですがネパールではこれが日常なのです。


水のあるところでは体を拭いたりシャンプーもします。


 ちなみに日本でも今回、福島原発が巨大地震の為破壊され計画停電が行われようとしました。 すると色々な企業で困ったことが起こりました。

 ネパールでは今回も1日16時間の停電。 一番長かったときで1日18時間ということもありました。 夜は自家発電か蓄電池を使っての暗ーい中での生活です。 

 普通の家庭にはそれはないのでロウソクを使うようです。 私も夜は早く寝るに限ると毎晩早く寝たものです。
 
 ネパールってそんなところなんです。

 慣れているのでそれほど大変とは思ってないのかもしれません。 却ってこれが普通・・と思っているかも! 聞いてみたこともないのでわからないのですが・・・。


 話が横にそれましたが元に戻ります。

 ラトナパークを横切る小道のジャカランダはまだ枯れ木状態。 いつかこの花が満開のころに訪れたいと思っています。 多分4月の末ころか5月の初めころかも・・

今はまだ枯れ木状態のジャカランダの大木 並木になっているので咲いたら見事だと思うのです。


大通り沿いの常緑樹はほこりだらけ。


落葉樹は芽吹いてきてとてもきれいです。 クスノキ 



 帰りにパンやさんに寄ってチーズケーキとチーズクロワッサンを買って帰り、昼食としました。 私の好きなスコーンはありませんでした。


 2時にネパール語のウルミラ先生とアポが取ってありましたので出かけました。

 今日からでもいいというのでさっそくレッスン開始。  ここでも日本の地震、津波のことが話題の中心です。

 レッスンは4時に終わりましたが、夕食には早すぎるので一度ホテルに戻ってから夕食に出かけようと思いました。

 そう思ったのですがノート整理をしたりしていたらモーレツに眠くなり、横になったらぐっすり寝込んでしまいました。 目覚めたのが何と夜中の11時!

 仕方ないので昼の残りのパンとコーヒーで夕食としました。 昼食時、ポットにお湯を貰ったのが役に立ちました。

明日は7:30分発のバスでポカラに移動の予定なので寝坊は出来ません。



8度目のネパール 1日目 カトマンドゥ到着

2011-04-05 20:34:00 | ネパール
 2011.3/16(水)

 羽田、夜中0:20分発の予定が1:00過ぎになってようやくエンジンがかかり始めました。

 ここからバンコックまで6時間50分のフライトということです。

 途中で時計を時差2時間遅らせます。
 
 しばらく寝るとじきに朝食時間となります。 タイ時間で4:30分頃です。 食事をしたりしていると意外と早くにバンコックに着いてしまいます。

 

 タイ時間で5:20分到着予定が5:45分の到着。 これくらいの遅れは遅れのうちには入りません。何せここからカトマンドゥ行きに乗るまで5時間もあるので、待ち時間が少なくなるのでうれしいところです。 もっと遅れてもいいくらいです。 

 有り余るほどの時間をつぶすために、私がバンコックに着いてまずすることは トイレに寄って顔を洗うこと。 スッキリ・さっぱり気分爽快となるからです。

 2番目にするのが大きな出発ボードを見て次の搭乗口の確認です。搭乗口は毎回同じとは限りませんので要注意です。

 次にアーケードをブラブラ・・・ 試食品などつまんで味見をしたり・・ お茶を飲んだりします。 試食で美味しいものの目星をつけておくと帰りにここでお土産を買うのに便利なのです。

 最後に、横になれそうな椅子を探ししばらく休みます。 大体1時間半くらいで目が覚めますがさらに30分くらいごろごろしてますので、出発までそう時間を持て余すことなく済みます。


 バンコックで搭乗時にいつも思うこと

 搭乗時間になるとその入り口あたりに人が押し寄せごった返すのですが、その案内方法にいつも感心しています。

 ファーストクラスや小さいお子さんのいる方がまず先に乗れるのはどこの空港でも一緒だと思いますが、エコノミークラスの人を案内する時に、写真のようにカードが掲げられ、まず後ろの方の座席の人が先に乗りこみます。 少し時間をおいて真ん中あたりの座席の人、最後に若い番号の座席の人が乗ります。


 これってとってもいい方法ですよね。

 若い番号の人が先に乗ってしまって荷物を上げたりするのに通路をふさぐとそれより後ろに行きたい人が通ることができませんからね。

 日本も行儀よいことでは先進的と思いますがこの方法はとられていません。

 こんないいことどうして真似しないんだろうと不思議でなりません。 


 バンコックのこの乗機方法にいつもいつも感心しながら乗り込み、私の好きな通路側の席に落ち着くのです。

 前回7度目の訪問の時、通路側が取れず窓際になってしまい、バンコックを飛び立ったあと右側に海岸線が見え、どこをどんな風に飛んでいるのかと不思議に思いましたが、今回前方のモニターを見ていて理解出来ました。 地図をよく見ればわかったことなのですが・・・

 バンコックを飛び立ったあとネパールに向け北に進むのではなく北西に向かって進むためベンガル湾?に出るのですね。 その為しばらくは右手に海岸線が見えるというわけです。 そのあと北に向かって進みネパールに入るようでした。 


 今回窓際に日本の女性が座っていました。その方もそんな風景を見ながら、進んだのでしょうか・・・ カトマンドゥに近づいたらヒマラヤも見えたと言っていました。


 途中バンコックとカトマンドゥとの時差1時間15分時計を遅らせ、時間通りの12:45分に着陸となりました。

 前回までは飛行機を下りると、すぐそこの空港ビルまで歩いて行ったものですが、今回はバスが待っていてそれに乗るようになっていました。

 グルーっと飛行機のまわりを廻って、空港ビルは昔のままですが通路が1本新しく作られそこに横づけとなりました。その時間約1分足らず・・・ 前より20秒も余分に歩けばそこに着いているであろう距離でした。

 みんなからも笑いがもれました。

 帰りになぜそのようになったのかがわかりましたけれど・・・。


 このごろビザは現地に着いてから取るようにしているのですが、ビザなしの列の方が空いている上日本で取っていくより安いのです。 15日滞在で25ドル(2000円ほど)。支払いはドルで。 以前日本円でも大丈夫でした。今回私の前の方がユーロでもいいと言われていたような。なぜかネパールルピーではだめと言われていましたねー。

 日本で自分で大使館に出向いて取ると30ドル(レートの関係で今は少し変わっているかも・・)しかも当日には出来ないので後日もう一度足を運ばないといけないので時間と交通費も加わります。 旅行会社に頼んで取ると手数料込みで7500円くらいかかったと思います。


 税関が早く通れたとしても預け荷物を受け取るのに時間がかかるので外に出るのはそれほど早い訳ではないのですが・・・。

 外に出るといつものディネシュさんが待っていてくれます。

 そこからは渋滞がなければスイスイと20分ほどでホテルに着きます。

 荷物を部屋に運んでもらい念願のシャワーができたことはいうまでもありません。


 夕食には早いので少し歩いてみることに・・・
  
 以前泊まったことのあるガルーダホテルの出入り口にあるショールの店の前を通るといつものお兄さんがいました。

 泊まっていた間も毎日顔を合わせていたので挨拶していたのとその後他のホテルに泊まるようになっても時々顔を出して挨拶していました。
  
 ガードマンさんもその時からの方でいつもにこにこ敬礼してくれます。

 ショールの店のお兄さんが「中に入って座って・・」というので少しだけお邪魔しました。といっても私はショールを買うわけではなく、以前も買ったことがあるわけでもないのです。

 話題は日本の地震、津波のこと・・・。 ここでも我が家の事情と日本の様子を知る限りお話ししました。

 私がネパール語の勉強をしていることも知っているので、さっそくネパール語で津波は「チャラ」 地震は「ブカンパ」というと書いて教えてもらいました。

 彼の字は今まで多勢の人に書いてもらったネパール文字の中で、一番わかりやすく読みやすかったです。

 お茶もどうかと言われましたが、これから食事をするので・・・とお断りし店を出ました。

 グルーッと小さく一回りし、今日は古い方の「ふるさと」へ。

 日本の男性が一人だけ日本の新聞を読んでいました。 その方は1月からネパールに来ているとのこと。 これから留学をして勉強しようと考えているということでした。

 かなり長い時間お話しをしてしまいましたが、その間他のお客様は見えませんでした。

 日本であのような大きな災害があった後なので旅行をキャンセルした方も多いのだろうなーと思いながらホテルに戻ったのでした。