junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

山陽路めぐり 2日目つづき 錦帯橋、瑠璃光寺、秋吉台

2022-05-20 09:54:38 | 国内旅

 2022.5.12(木)

 

 厳島神社の次は岩国の錦帯橋に向かいました。

 

錦帯橋に近づくとバスの中から遠くの高い山の上のお城が見えました。 

岩国城のようです。今にも雨が降ってきそうな空。

 

 河原がバスパークになっていました。で、バスを降りるとすぐに錦帯橋が見えます。

 

 錦帯橋の原型となるものが架けられたのは延宝元年(1673)これは洪水によりすぐに流出。

延宝2年(1674)改良を加え再建されました。

以来276年間橋の流出はなかったが、昭和25年(1950.9.13)の台風により流出。昭和27年(1952.12.26)再建終了。昭和28年1/15日渡り初めを済ませた。

現在の橋は、その再建から50年後の平成13年(2001)から架け替え工事を始め、平成17年(2004)に架け替えを終えたもの。

 

 橋を渡る前に昼食タイム

橋のたもとにあるお食事処で名物の押し寿司を頂きます。

この大きな押し寿司(これで50人分だったかな)を一人分づつに切り分けるそう。

一人分は写真下のレンコンの乗っているサイズ。

 

 昼食後いよいよ錦帯橋を渡ります。雨が落ちてきてしまいました。

 

錦帯橋往復通行券:大名行列の通るお祭りもあるのでしょうか?

 

両端のゆるやかな太鼓橋には階段はありませんが真ん中の勾配の急な太鼓橋三つは低~い階段になっています。

雨が降ってきましたが、階段のおかげですべってころぶという怖い思いはせずに済みました。

 

時間がないのでそうあちこちを見て歩くことはできません。橋の向こう側の解説板のあるところやその先に進んだところをちょっと覗いて帰ってくる感じです。

   

 

橋を渡り終えるころ、たもとに見えたりっぱな松。

槍倒し(やりこかし)松。

 

諸国の大名が他藩の城下を通過するときは槍を倒すのが礼儀だったが、大藩が小藩の岩国城下を通る際、槍を立てたまま通ったため、いやでも槍を倒さざるを得ないような横枝の張った大きな松を橋の頭に植え、他藩の大名が槍を倒して通るのを見て溜飲を下げたという謂れのあるもの。

初代の松は昭和27年(1952)松くい虫によって枯れてしまい、今あるものは2代目とのこと(初代の松の実から育てた

 

近くにあるヤナギと解説

 

槍こかし松側から見た錦帯橋。

 

 

 まだ時間があるのでその先にまっすぐ進みました。

 

つきあたりに吉川広嘉公像(写真はない)。その前にあったこの説明、字が見えにくくなっていますが、錦帯橋をかけるきっかけが書いてありました。

それによると、錦帯橋は延宝元年(1673)当時の藩主吉川広嘉永公が中国の僧(医師でもあった)の”西湖誌”にあった橋にヒントを得て5連のアーチの橋を架けたと伝えられているとあります。

 

 その右手、少し先に見えたりっぱな長屋門は山口県指定文化財となっている香川家長屋門。

 

その先は広々した公園になっていました。吉香公園だそう。

 

見るべきものはたくさんあるようですし、ロープウエイに乗れば、岩国城のある高いところにも行けるようですが時間が足りません。

 

公園手前を右に曲がり、宇野千代さんの顕彰碑を見たところで引き返すことにしました。

 

もと来た道を引き返し、錦帯橋も渡り返します。

 

錦帯橋の裏側ものぞきましたが、どなたがこのような木組みを考えられたのか・・・

 

参考になるものはあったかもしれませんが、日本人の知恵と技、ただただ感服です。

この回の橋の架け替えで初めて金属の釘が使われたそうです。

 

ここでもガイドさんに記念の写真を撮って頂きました。

 

 

 次に向かうのは日本海側に出る途中にある瑠璃光寺。

 

瑠璃光寺

 

瑠璃光寺は毛利家の墓所の一つだそう。曹洞宗の寺院で国宝となっている檜皮葺の五重塔は日本でも1つ?2つ?しかないとのこと。そのしっとりした姿・形はため息の出るすばらしさです。(1442年ころ完成)

池の周りにもあった黄ショウブも景観を引き立てています。(朝の情報番組でキショウブは外来種なのであまりはびこらせてはいけないと・・

 

彩(いろどり)豊かな周りの新緑も目にやさしくほんとにすてきです。

 

本堂内部。ご本尊は薬師如来だそう。

 

帰り道、うぐいす張りの石畳?の説明を見てそちらにも行ってみました。

写真にはとりませんでしたが、本当に手を叩いても足踏みをしても音が返ってくるのです。

面白がってみんなで試してしまいました。

 

 

 さて、次は秋吉台です。

ここは私も昔来たことのあるところ。若い頃訪れたときは秋芳洞の中にも入った記憶がありますが、今回は展望台から景色を眺めるだけです。

雨はやんでいましたが、空ははっきりしません。

 

 今日の観光はここでおしまい。今晩の宿のある長門湯温泉に向かいます。

 

夕食にはフグやアワビの踊り焼きが付きました。

 

 今日も食後しばらく休憩してから温泉に入りぐっすり寝んだのでした。

 

 

 


山陽路めぐり 2日目 厳島神社、(錦帯橋、瑠璃光寺、秋吉台) 

2022-05-17 16:45:12 | 国内旅

 2022.5.12(木)  

 

 山陽路2日目

泊まったホテルの前からちいさな船に乗り、対岸の島に向かいます。

きのう部屋のベランダから見えた島がかの有名な安芸の宮島だったのです。

 

着いたところは大きなフェリーの船着場とは異なるところ。

向こうに見えるフェリーは私たちが乗ってきた船より豪華です。

 

 歩き始めのころに、

頂いた資料にはなかった解説版があり、あ~そうかと小説で読んだことなどを思い出しました。

 

シカ(野生だそう)がのんびり歩いています。知り合い?らしい人のところに寄って行くのも見えました。

 

海沿いの通りをシカと反対に進み厳島神社に向かいます。

 

ちょっと横道に進み、集合場所の”だいこん屋”さんの確認をし、

 

まっすぐ進むとやがて修復中の大鳥居が見えました。(言われなかったら気がつかなかったかも

修復中でもなく晴れていたらこんな風に見えたのですね。(厳島神社入場券

     

近くにあった世界文化遺産の宮島案内図

 

 宮島は昔から神の島として崇められていたため海水の満ち干するところに建てられたといわれているそうです。

 

厳島神社御社殿の創建は推古天皇元年(593)だそう。

仁安3年(1168)、平清盛の篤い信仰のもと寝殿造りを取り入れた現在の様式(規模)に造営。

平成8年(1996)12月にユネスコ世界文化遺産に登録された。

 

厳島神社入り口前にあった御由緒書き

 

 

こちらの地図の方が範囲が狭いので分かりやすいかもしれません。

床以外、柱も梁も真っ赤という派手やかな空間を進みます。

進行方向左の五重の塔が目に入ります。その左に屋根がちょっとだけ見えるのが豊国神社(千畳閣

 

 案内のままに進むと本殿の前に出ました。

 

赤い大鳥居が見えないのはちょっと残念ですが仕方ありませんね。

代わりと言ってはなんですが、結婚式を挙げられた花嫁花婿さんとそのご家族のみなさまに出会え、なんだか感激、観光客からおめでとうと拍手がおこりました。

 

邪魔にならないように私たちもガイドさんに写真を撮って頂きました。

 

その先には赤い太鼓橋(正確には ”反橋(そりばし)”)がありました。

 

反橋(そりばし)を反対側から見たところ。まわりの新緑ともマッチし何とも素晴らしい。

 

途中に能舞台も見えましたがうまく撮れませんでした。

 

その先にある大願寺(だいがんじ中に入る時間もないので山門の写真だけ

山門に向かって右手に”平重盛公お手植えの松”という枯れ木が保存されていました。

 

松喰虫で枯れてしまった伊藤博文公お手植えの松の切り株もありました。

1年ほど前(2021.4.27)に伐採されたばかり。

 

大願寺を後に集合場所に向かう途中にも伐採された古い木が保存されていました。

”後白河法皇お手植えの松”だそう。

承安4年(1174)ということですから848年前に植えられ、切り倒されてからも150年近く、ここにこうして保存されているのもすごいことだと思います。

 

味のある古そうな旅館らしい建物は今は使われていないようです。

道路わきの木はセンダン(栴檀)でした。今が花盛り。

 

なんとなく道なりに進んでいくと、五重塔の下に出ました。

 

隣の豊国神社(千畳閣)で手を振る人が見えましたので私と渡辺さんだけが上がってみました。

急な階段があって大変そうということで他の人たちは敬遠しました。

 

隣の五重塔は応永14年(1407)の建立だそう。 心柱はこの塔の下まで達してなく二層目でとまっているとか。それでも問題はないのですね。

 

 

 豊国神社(俗に千畳閣という)

天正15年(1387)豊臣秀吉公が戦没将士を慰霊するため安国寺恵瓊に命じて建立を始めた大経堂だそう。完成しないまま秀吉公が逝去したため未完成とのことです。

明治元年(1868)の神仏分離令後仏像は大願寺に移され、明治5年(1872)秀吉公を祀って豊国神社となったそう。

 

入場料(券には昇殿券とある)を支払い履物を脱いであがります。

傘を差していたこともあって上を見上げなかったので屋根の鬼瓦には気づかず・・。

     

 

これが千畳の広さ・・・。

 

宮島で有名なしゃもじのこと。

大きなしゃもじ、板額絵、油絵なども奉納されています。

 

床の補修跡。(日本の職人技が冴えて見えます

 

頑張れば頑張ったでそれなりのいい思いもできるものです。寄ってよかったところの一つです。

 

 

 集合場所のだいこん屋さん(お土産やさん)の庭。

小さいけれど日本の風景が凝縮されたような庭。こういう庭を田舎では坪庭と呼んでいたような。

 

 

帰りの船は今朝遠くに見た大きなフェリーでした。

でも10分かそこらで本島に着いてしまうとても短い距離です。

 

ここからは又待っていてくれたバスでの移動です。

 

 次は岩国の錦帯橋に向かいます。(疲れたので続きは又後日・・・)

 

 

 


山陽路めぐり 1日目 千光寺公園、広島平和記念公園、原爆ドーム

2022-05-14 22:15:40 | 国内旅

 2022.5.11(水)

 

 今回の山陽路めぐりの旅は”とねるず30周年記念”として計画されたものです。

参加できたのはいつも歩きで一緒になる同じ顔ぶれの6名でした。

 

 羽田9:25発、広島空港10:50着。ここからは3日間バスで巡ります。

 

 まずは尾道に向かい、ロープウエイからの眺めを楽しむ千光寺公園。

 

集合前にグループごとに昼食を済ませロープウエイ乗り場に向かいました。

 

ゴンドラから下を見ると、千光寺らしい寺院が見えます。(解説がなくてよくわからなかったのですが

竜宮城のようなものも見えましたがこれは千光寺ではなかったかも。

 

 ロープウエイを降りて、

文学の道を下ると千光寺にも出られるようですが私たちはそちらには進まず。

新しくできたばかりという展望台(エレベーターあり)から遠くの景色を眺めます。

雨こそ落ちてはきませんでしたが、あいにくの曇り空、景色もど~んよりです。

遠くに見える橋は瀬戸大橋の端の方だそう。

展望台で記念の一枚。ツアーガイドさんに撮って頂きました。

 

サクラやツツジはもうすっかり終わってしまいましたがところどころにヤマボウシが見えました。ふつうは下から見上げるのですが、ここでは花が下に見えました。

ロープウエイで一気に高いところに上がる方法は足腰の弱い方にもやさしくていいですね。

 

 次に向かうは広島の原爆記念公園(ニュース等ではよく見るところですが私は初めての訪問)。

ここにきてちょっとだけ雲の合間から青空が顔をのぞかせてくれました。

 

これがTVでしか見たことのない原爆ドームですね。

川は元安川。遊覧船もあるようです。

 

平和の時計塔

 

平和の鐘。この鐘の音もTVで聞いたことがあるだけでした。

近くの池に咲く水蓮。

折り鶴がたくさん納められています。これも時々TVで見ていました。

 

 原爆の子の像

下の方に納められた折り鶴は額のような木枠に入っていて日本だけでなく世界中から届けられたものとのことですがとてもステキにデザインされています。このような折り鶴の納め方、初めて目にしました。

近くに咲くバラもステキです。

 

原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑

8月15日に行われる慰霊祭はこの前で行われていますね。

ここに立つと原爆ドームがアーチの中に入るように設計されているそうです。

 

やっと修学旅行が再開され来られた学生さんたち、よかったですね。

 

 原爆投下時刻8:15分をイメージしたモニュメント。

水を求めて亡くなられた方々を弔うための噴水や工事中に出土した瓦などが配置されている。

 

 原爆死没者追悼平和祈念館に入りました。

スロープを下って進みますが、壁一面に原爆投下後の町の様子が映し出されています。

この空間が原爆死没者を追悼し平和について考える場所になっているそうです。

 

 祈念館をあとに集合場所に移動しました。

 

 今晩の宿は安芸の宮島口です。

ホテルのロビーにあった厳島神社の模型。

 

ロビーも広く、目の前は海。

銅像がまたかわいい。

 

部屋に入り、ベランダから外を眺めました。曇ってはいますがなかなかいい景色です。

海には牡蠣棚が浮いて作業をしている人も見えました。(前に見える島が宮島とはこの時は気づかず

すぐ隣はちいさな漁港のようです。夕方なので船もたくさん係留されています。

 

夕食にはもちろん牡蠣がついています。

 

夕食後少しゆっくりしてから温泉に浸かり、10:30ころには床につきました。

 

 

 


ユリノキはもう終わり?

2022-05-08 15:58:59 | ウォーキング・ご近所さんぽ

 2022.5.7(土)

 

 先日、とねるずの青木さんと話をした時、柏の葉公園のユリノキがもう散ってしまってほとんど見られなかったということでした。

私のウオーキングコースにも数本あるのですが、ついこの間若葉が出てきたと思っていたので花はまだ先と油断をしていました。

今日見るとやっぱり花がいくつか見えただけでした。ほんとにもう終わりかもしれません。

 

 ユリノキはどこで見るものもとても木が大きく下の方に花が見えるということはありません。

いくつか写真を撮りましたが高いのでズームをするのですが、ピントが合っているのかいないのかはっきりしないままシャッターを押しています。

もっと下の方に付いていたら、最近またまた始めた”へたでいい”の絵手紙に挑戦できるかもしれないのに!

まだユリノキは一度も描いたことはありません。

 

 絵手紙講座の日

公民館に行くと、きれいなジャーマンアイリスが咲いていました。

すでにこの花を上手に描いていた方がありました。

もうしぼんでいるものも見えますね。

 

へた絵手紙

何年描いてもちっとも上達しないのはもともと絵心がないからです!

     

 

       伸びすぎた葉ボタンははがきを横に使って3枚にも!

          

 

 

 季節はどんどん春から夏へと向かっているのかもしれません。

年をとったからか月日の経つのがものすごく早く感じます。

 

 

 


ニセアカシア、マロニエ

2022-05-04 22:00:09 | ウォーキング・ご近所さんぽ

 2020.5.4(水)

 

 ゴールデンウイークらしいすばらしい天気になりました。

 

何日かぶりでウオーキングに出ましたがいつもとちょっと違うところを歩くとニセアカシアが咲いているではありませんか!

 

とちの木の花も見えました。(日本原産の栃ノ木でなくこれもセイヨウトチノキかもしれません

 

公園ではセイヨウトチノキ(ベニバナ)が咲き出しているし・・・。

セイヨウトチノキ=マロニエ(フランス語)ですよね。

紅色は華やかな色で目立ちますね。

 

ニレノキの葉はとても細かく、風にそよぐ姿もしなやかでステキです。

 

ナンキンハゼの新芽は少し茶がかっていますね。

 

4~5年前にベランダの鉢に自然に芽を出したナンキンハゼ。紅葉まで見られるのが楽しいです。

 

今日の空には雲一つありません。青空だけというのはちょっと物足りないものがありますが、そこに白い雲があると話は別。

数日前、ベランダから見えた青い空に浮かぶ雲が楽しかったので写真を撮っていました。

 

公園もすっかり新緑に覆われ、寒くもなく暑くもなく今が一番いい季節ですね。(数日前の写真

 

 私のゴールデンウイークは部屋のかたづけ。少しづつしかやらないので遅々として進みません。

押し入れ一つでもこちらがよければあちらがたたず、物が移動するだけであまり減ってるようにはみえません。

すでに粗大ごみ収集も2度ほどお願いしましたし、ごみとして出したものも山のよう。

50年の垢、切りのない作業のような気がします。

でも1年か2年もしたら何とかなるかな~と思いつつ進めているところです。