2023.7.7(金)
都立美術館のショップや外に出てからも中学生らしき子たちを見かけました。
マティス展ではこのような子たちは見かけませんでしたので、それ以外の催しなどを鑑賞するのかもしれませんね。
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(都立美術館を出、階段を上がって振り返って見たところ)
正面を向き直すとこの木が目に入ります。
もう何度も目にしていましたが、じっくり見たのは今日が初めて。
イスノキと名札が付いていました。
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本でしか見たことがなく、珍しい木と思ってから40年もたってしまいました。
本には、暖かい地方の海岸に生える常緑高木とあります。
イスノキとはよく名付けたものだなあと思います。(本の写真ではなぜイスノキという名なのか想像もできませんでしたが、この写真を使ってほしいくらいよくわかる気がします)
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さらによく見れば、葉には虫こぶがついています。実も一つだけ見えました。
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本にはこの虫こぶのことも書かれています。
虫こぶの中にはアブラムシの幼虫が住んでいて5月の下旬には出ていくと。もう出たあとなのかもしれません。
少し進むと動物園の入り口。
いつもならすごい行列なのにこの時間はガラガラ(14:00過ぎ)。
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時間も早いので動物園にも入りたいとも思いましたが、展覧会でかなり腰が疲れていたのでやめました。
広場に出て噴水の方を見るとどっしりとした国立博物館。
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以前は博物館での催しでもかなりの行列で、行列を見ただけでやめたこともありましたが、今回のように日時と人数を限った予約制はほとんど待つこともなく入れるのでいい試みと思いました。
ここでは小学生の列。動物園の帰りかな? JR上野駅方面に歩いています。
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上野公園には大道芸の方や演奏を聞かせてくださる人たちがいつもいますね。
この方はかなりご年配とお見受けしましたが、トランペットとキーボードを一人で演奏。
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今は休憩しているようですが、おさるさん2匹といた男性。
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他にもいろいろなことを披露(練習?)しているような人もありました。
公園入り口近くのこの壁を伝って流れ落ちる滝も何度も目にしてはいましたがじっくり見たことはありませんでした。(行きはたいてい向こうに見える階段を上がります)
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こちら側に建つ解説をよく読めば、この滝も黒門の姿を表現したものとのことでした。
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小説では寛永寺や彰義隊のことも読んではいましたがあまり興味深くはみていませんでした。
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これは京成上野駅入り口近くにある川柳原点の地の記念碑と解説。
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俳風柳多留(はいふうやなぎだる)とは江戸中期から幕末までほぼ毎年刊行されていた川柳の句集だそう。
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「羽のあるいいわけほどはあひるとぶ」木綿
京成上野駅入り口
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いつもは誰かと一緒のことが多く素通りしていたところも今日は一人でしたので、好きなところで立ち止まり、写真を撮ったりゆっくりしてしまいました。
どんよりとした曇り空で写真はイマイチですが、暑い日の合間のちょっと涼しい日(気温27℃)で助かりました。
14:17分の特別快速に乗り35分ほどで津田沼に戻りました。
※腰痛持ちの私は、この日のノロノロ歩き数時間のおかげで(この歩きが腰には一番応える)、翌日、翌々日と腰が疲れ気味で椅子に座ってのPC作業には苦労しました。