かあちゃん日記

毎日の出来事と一緒に、見たい事・知りたいこと・知ったこと・見たことを書いていきます・

古いたんす

2005-09-29 15:16:13 | Weblog
小中高と一緒だった友人が親の代から続いた店を止めるという。
娘同士も同じ部活で頑張ってきた仲間だった。

身体も利かなくなったことも大きな理由だが、改築を重ねてきた百数十年前の建物が悲鳴を上げだした。
子供たちも独立し、夫婦だけの家をその場所の建てるという。
お父様の時代から80年ちかく続けてきた店だ。

店じまいセールに娘と孫を連れて出かけた。
半額以下のものも有ってずいぶん色々買った。
中へ入ると、古いたんすがでんと座っていた。着物を着て前掛けを掛けたお父様が、引き出しを開けて、和紙の袋から何か薬を出していた姿がふと思い出された。
どんな店でも色々規制があるらしいが、薬種商などは続けていく為には難しい規約があるらしい。今は日用品や化粧品のチェーン店として商っている。
でも古いたんすは骨董品として何処かへ運ばれるようでちょっとほっとした。

普段は買えない高価なシャンプーだったり、忘れていて中々買えなかった仏様のろうそくなんかも買いました。

化粧品の見本をたくさんもらって孫もニコニコ顔で帰路につきました。
コメント (1)
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