医療保険でのリハビリ通院が終わってそのまま病院の介護保険デイケアに移って一ヶ月が経ちました。
8時50分に部屋へ入り、血圧測定や検温を終わってそれぞれがリハビリ室での訓練に出ていきます。
最後に結構前から関わっていらっしゃるというボランティアさんについてもらって私も院内での歩行練習も終わり、指定の座席に帰ってきます。
同時間帯のメンバーとは、まだ世間話をするほどには打ち解けられませんし、それに時間が有りません。でもいく分顔馴染になりました。
その中のお一人は手づくりの達人です。
お若い方ですが、左がご不自由なようですが、今日は手づくりの「布の絵本」を持って来て見せていらっしゃいます。
一冊ずつ布の袋に入っているのですが、ちゃんとキットになっている物も有るという事ですが、この一冊は、彼女オリジナルの訓練用の絵本です。
”あ・そ・ぼ”と表紙に書かれています。
ファスナーを開けて中から物を取り出します。
時計がぐるぐる回ります。何時かを訓練します。
芋虫の足を順番に並べます。(マジックテープが付いています)
信号の色に合わせてマジックテープの付いた信号機を完成します。
靴のひもを通して結ぶ練習ができます。
不自由な左手を添えながら彼女自身の訓練にもなります。
お子さんが生まれる前からおもちゃはみんな手作りだったとおっしゃる彼女の手先の器用さとアイディアにはビックリするのみです。
(「織姫様のはた織り」とんとんからり)を10分するだけで音を上げている私にとっては”尊敬”以外の何物でもありません。
夏バージョンのモニュメントをボランティアさんが外してデイケアの部屋のガラスに貼っていらっしゃいました。
秋バージョンは次の時間に行ってみる事が出来るでしょうか?