「蒼空のもと金沢市営陸上競技場では金沢市立小学校連合体育大会が行われた。」とニュースで報道されていた。
独りでに《わかぁいちからぁとかんげぇきぃにぃ~》と口について出てくる。
金沢市内で小学校を卒業した者は全員歌えて踊れて当然だと思っていたのですが…
他県の人には通じないみたいですね。
若い力(わかいちから)は、国民歌の一種である。国民体育大会の大会歌として制作された。1947年の第2回国民体育大会(石川県)の時、国民体育大会のマークと共に作られた。全国の学校で運動会のBGMに使用されているところも多い。基本的にこの歌は「歌う」ことが普通となっている。
石川県金沢市内の多くの小学校で現在でも「若い力」の曲に乗せて、男子・女子も問わず踊るマスゲームが行われている。全ての小学6年生が金沢市営陸上競技場で一堂に会し行われる『金沢市立小学校連合体育大会』の午後のプログラムともなっている。
「 戦後間もない昭和22年に、石川県で国体が開催されました。
その時に、皆が心を一つにして、これからの日本を再建し、
若い人たちが元気で、一生懸命に希望と夢を持ってがんばろう!
それにふさわしい歌をということで、この歌が作られました。 」
1947年に石川県で開催された第2回国体は、世直し国体とも言われました。
敗戦から2年…、まだ食料も乏しく、運動着すら不足していた時代でした。
しかし全国からは、1万3千人もの選手が集まり、
平和と復興への思いを込め、競技場いっぱいに躍動したのです。
そして、その年の大会歌として作られたのが「若い力」でした。
以来、金沢では毎年、運動会で「若い力」を踊る!それが恒例行事になったんです。
各学校には練習用のビデオまで配布されて、練習をしているんですよ!
若 い 力 第2回国民体育大会歌 作詩 佐伯孝夫 作曲 高田 信一 昭和22年 |
1 若い力と 感激に 燃えよ若人 胸を張れ 歓喜あふれる ユニホーム 肩にひとひら 花が散る 花も輝け 希望に満ちて 競え青春 強きもの (続けて) 2 薫(かお)る英気と 純情に 瞳明るい スポーツマン 僕の喜び 君のもの 上がる凱歌に 虹がたつ 情け身にしむ 熱こそ命 競え青春 強きもの (間奏) ※ 一番くりかえし |
昔"公設グランド"と言っていた市営グランドで国体に参加したなぁとぼんやり思い出した。
古い話である。