昨夜の「お疲れモード」から一転、「元気モード」のkaeruです。
おばさんおこじょの元気を受信できたことも大きな要因ですが、なによりも
この本の著者・山本さんのお話です。
「お手玉」でそんなに元気になれるの? と尋ねられたら、「和・笑・輪」を
ブログに引きつけて考えられたからです、と答えます。
ブログの世界も「WWW」の世界であることは、インターネットがこの世
に登場して以来よく知られていることです。もちろん、日本の「和笑輪」の
頭文字ではありません。World Wide Webの頭文字だそうです。とは
いえピラミット型ではない情報の発信受信のありかたは、ちょうどこの本
の表紙の子どもたちがお手玉を次々と渡していく状況に似ています。
お手玉を通じて隣の子の手の温もりを受け取り、自分の温もりを合せ
て次の子に渡していく。ひと回りすれば参加しているみんなの手を経て
みんなの温もりとなっています。お手玉の歴史のなかで最初は水晶の
ような鉱物であった玉が、布製になってい行った経緯は分かりません
が、それが日本の江戸時代中期あったそうで、日本的な感覚の生み出
したものではないでしょうか。
ここには本来あるべき人間世界の情報の伝達の姿が現わされている
と思いました。多くの人に馴染み、多くの人の思いを組み込みつつ豊か
にされるべき「情報」こそ、ネットのなかを行き交うものでありたいと思う
のです。それは前々回清原さんの言われたこと、上から目線でなく「三
つの大切なこと」に通ずるとも受けとめました。清原さんの言われたこと
については、このURLで、
(参照:http://blog.goo.ne.jp/minamitiho15229/d/20140605)。
それには「お手玉全国大会」の考え方も大切なことを教えてくれました。
全国大会というと地方大会を勝ち抜いた強者の集まり、というのが常識
ですが、この大会はその常識から外れているようです。初心者の参加を
大切にすることが決められている、ということも「目からうろこ」でした。
この番組の魅力がブログと放送との結びつき、全国と地域との結びつ
きというひまわりさんのコメントの言われる通りだと思います。「交流し合
うこと」の楽しみです。それが何やらお手玉遊びに興ずる子供の喜びに
通しているのではないか、というのが今回の感想です。