kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

一昨日の約束でした。

2024-05-05 18:21:40 | kaeruの「しんぶん赤旗」

3日の「つぶやき」の終わりに、「文字移しは明日に……。」と、ならば4日にここになければならない「文字移し」ですが、一日遅れで……。

見出す部分等は略してあります、本文のみです。

 小選举区制度創設以来一度も負けたことのない島根1区も含め、自民党は三つの衆院補選(4月28日投票)すべてで議席を失いました。東京15区と長崎3区は不戦敗です。政権はそこまで追い詰められ、市民に不信任を突きつけられたのです。

 見落としがちですが、 「しんぶん赤旗」 日曜版のスクープをきっかけに日本共産党が、政治資金収支報告書の不記載などの裏金事件を厳しく追及したことが補選の発端となり、また最大争点の一つとなったことで、勝利に貢献したことは確認しておきたい点です。

 大混戦の東京15区補選では、共産党の小池書記局長や立憲民主党の野田佳彦元首相らが並んで訴えるなど共闘し結果、自民党の別動隊のような勢力や日本維新の会の支持を受けた候補に大差をつけ勝利したのは重要な成果です。市民と野党の共闘が明確に可視化され力になったことが心に響きました。

 裏金事件の追及や今回の補選は、共産党の存在感やその役割の重要性を示しました。きたる総選挙では、共産党が比例区を中心にしっかり勝ち上がり、立憲野党全体が政権退陣させる力を持つことが重要です。

 裏金事件は、政党助成金と企業団体献金の二重取りをほしいままにしながら、政治資金パーティー収入の裏金化まで行っていた問題です。企業・団体が大半を購入するパティー券収入ですから、裏金は企業・団体献金そのものです。共産党以外の多くの野党も企業・団体献金全面禁止を主張するようになりました。自民党への怒りのもとで、世論が全面禁止に向き始めたからです。

 市民の関心事は命と暮らしの問題です。 それがおろそかになっている一方で、政権は米国に日本を身売りするよう際限のない軍事同盟強化路線を進め、それを維新などがあおる状況があります。

 しかし、民意を代表せず、政治を担う資格もない人たちが、国民が主人公どころか、米国や財界が〝ご主人さま〟という不健全な状況をつくっ
てしまった。そんな勢力は退場させ、私たちの命と暮らしを守る政治をつくる運動が、立憲主義と民主主義の回復であり、立憲野党の共闘です。その共闘の再構築と発展に向けた共産党のさらなる活躍に期待します。

                         (聞き手 林信誠)

 酒井なつみ氏へのご支援、ご協力、ありがとうございました。

「金で動く古い政治きっぱり決別」「まっとうな政治」をかかげた酒井なつみ氏が圧倒的に勝利したことは、自民党裏金問題での岸田首相の無責任な態度、江東区自民党の相次ぐ収賄・買収事件など、自公の金権政治と、暮らし・営業の困難をかえりみない政治に、有権者が鉄ついをくだしたものです。
 3度目の正直
 同時に、酒井氏の勝利は「市民と野党の共闘の勝利」です。 立候補され酒井氏と立憲民主党、候補者一本化に協力され小堤東氏と日本共産党をはじめ、政党・政治団体と江東市民連合が共同、連携し、市民と野党の共闘が大きな力を発揮した結果です。この勝利は、2021年10月の衆院選、昨年12月の区長選での市民と野党の共闘の積み重ねを経た「3度目の正直」といえるものです。
 江東市民連合は、政党・政治団体に、衆院15区補選の確定後いち早く市民と野党の共同候補の擁立を要請し、告示日が迫るもとで候補者一本化の
協議の加速を申し入れてきました。立憲民主党と日本共産党の協議で、酒
井なつみ氏での候補者一本化が実現したことを歓迎し、4・11キックオフ
集会で酒井氏と確認書を取り交わし、「金で政治を動かす自民党・岸田政
治に怒りの1票」、「市民と野党の共闘で勝利へ——総決起しよう」 と呼
びかけました。 ポスター掲示、市民と野党の共同の街頭演説、独自の市民
街宣、選挙はがき、諸団体での訴え、SNSでの確認書8項目要求の発信・拡散などにとりくみました。

 共同より強く
 自公の強い保守・反共地盤のもとで、市民と野党の共闘で勝利したことは、自民党政治を変えたいと願う有権者の変化を示すものであり、自民党政治の政権交代にむけた新たなスタートとなるものです。
 江東市民連合は、確認書の要求政策実現に向けて、国会の酒井議員と市民と野党の共同をいっそうつよめるとともに、この流れを7月の東京都知事選挙、解散総選挙へとつなぐために、引き続き奮闘するものです。