先日読んだ雑誌に 「サプリメントは成人の60%の人達にあたりまえのように
飲まれている」 との記事がありました。
身の回りの新聞広告 テレビ広告等ではくり返しくり返し沢山の種類のサプリメント
が紹介され 飲まなければ体に故障が出そうな気持ちになってきます。
ここまで大量な広告を打てる理由は 「もとが取れるから」 とある雑誌に紹介されて
いましたが サプリメントの原価率は3割以下が業界の常識とのことです。
テレビ通販の場合 販売単価の5~6割がテレビ局の取り分 2割が企画会社の取り分
差し引2~3割が営業利益。
営業利益から販売費・一般管理費を引くと原価が1割台となることも珍しくないらしい。
1瓶3800円のサプリメントの原価が800円位のケースも十分あり得ます。
日本通信販売協会サプリメント部会が会員200社を対象に2012年末に調査した結果
によりますと 上位から グルコサミン・コラーゲン・ビタミンC・青汁・カルシウム
・ヒアルロン酸・ビタミンE・・・・・・・・・・・が販売実績順だったそうです。
やはり 宣伝広告が多いサプリメントが売れているようです。
各社で販売競争している 「青汁」 も効能成分代金は1割台・・・・・・・残りはテレビ局
・企画会社の儲け等で消えてしまいます。
本当に効果のある 「青汁」 なら多くの固定客が出来ているはずなので テレビ広告
を止めて効能成分原価に適正利益で成立するはずです。
宣伝広告費をかけすぎないサプリメント会社が正しく評価され 格安のサプリメントが
準公認で流通するシステムが理想です。
私は出来るだけサプリメントに頼らないで健康を維持できるように日頃の食事を大事に
したいと思っています。