国指定遺跡 見沼通船堀には関連施設として鈴木家住宅も含まれていますが
一般公開されているのは鈴木家住宅附属建物だけです。
鈴木家住宅の東側通路から附属建物へ行けるようになっています。
芝川・見沼通船堀・見沼代用水を利用していろいろな物が運ばれました。
江戸に運ばれた物
米・大麦・野菜・薪・木材・竹材・漬物・樽柿・味噌・酒・・・・・・・・等
江戸から運ばれてきた物
大豆粕・菜種粕・肥料・塩・魚類・南京豆・醤油・菓子・荒物・・・・・・等
物の差配は6ケ所の通船会所(現在の表現なら出張所)で行われたそうです。
川口宿・八丁堤・新染谷村・北袋村・上瓦葺村・上平野村の6ケ所。 現在の
地名からもおおよその場所が推定できます。
荷物の積み下ろしは 川口宿から芝川、東西両代用水路沿いに59ケ所設あり
広範囲の物流システムが構築されたようです。
目の前の施設を見ながら 江戸時代の世界が想像できることは楽しいものです。