見沼たんぼ近くの街

見沼たんぼ近くの暮らし紹介!

続 見沼通船堀

2014年08月30日 | 見沼たんぼ南玄関の街

国指定遺跡 見沼通船堀には関連施設として鈴木家住宅も含まれていますが

一般公開されているのは鈴木家住宅附属建物だけです。

 

 赤山道(八丁堤)から見た鈴木家住宅

 鈴木家住宅の案内看板

 

鈴木家住宅の東側通路から附属建物へ行けるようになっています。

 附属建物の東側からの全景

 附属建物の構造を示した図面

 見沼通船堀と見沼用水の位置を示した古地図

 附属建物の西側からの全景

 附属建物の北側にある竹垣の左下は見沼通船堀

 

 

芝川・見沼通船堀・見沼代用水を利用していろいろな物が運ばれました。

 

江戸に運ばれた物

米・大麦・野菜・薪・木材・竹材・漬物・樽柿・味噌・酒・・・・・・・・等

 

江戸から運ばれてきた物

大豆粕・菜種粕・肥料・塩・魚類・南京豆・醤油・菓子・荒物・・・・・・等

 

物の差配は6ケ所の通船会所(現在の表現なら出張所)で行われたそうです。

川口宿・八丁堤・新染谷村・北袋村・上瓦葺村・上平野村の6ケ所。 現在の

地名からもおおよその場所が推定できます。

 

荷物の積み下ろしは 川口宿から芝川、東西両代用水路沿いに59ケ所設あり

広範囲の物流システムが構築されたようです。

 

目の前の施設を見ながら 江戸時代の世界が想像できることは楽しいものです。

コメント
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