ローマにほど近いアリッチャのパラッツォ・キージで「ルッフォ・コレクション-カラヴァッジョ《キリストの捕縛》」展が開催される。(Fさん情報に感謝!!)
「LA ‘PRESA DI CRISTO’ DI CARAVAGGIO DALLA COLLEZIONE RUFFO」
・会場:Palazzo Chigi (Ariccia)
・会期:2023年10月14日(土)~2024年1月7日(日)
https://www.palazzochigiariccia.it/la-presa-di-cristo-di-caravaggio-dalla-collezione-ruffo/
カラヴァッジョ(?)《キリストの捕縛》ルッフォ・コレクション
このカラヴァッジョ(?)《キリストの捕縛》は、どうやら2003年にマリオ・ビゲッティが購入した「サンニーニ」版と同じ作品のようだ。近年の再調査によりダブリン版の前に描かれたオリジナル作品として、今回の展覧会となったようだ。
ちなみに、この作品は「サンニーニ版」として、以前、拙ブログでも扱っているので、ご参考まで。
※ご参考:https://blog.goo.ne.jp/kal1123/e/b2090dbe5a8b64b010edf9807d41a93c
下記のサイトによれば...
https://www.finestresullarte.info/mostre/ariccia-mostra-presa-cristo-prima-versione-caravaggio
「この作品は、1951年にミラノのパラッツォレアーレで開催されたカラヴァッジョとカラヴァッジェスキの歴史的な展示会でロベルトロンギによって展示されましたが、汚れてさまざまな塗り直しが行われ、最近の修復後に削除されました。調査は根本的な変化と広範な悔い改めを浮き彫りにしました、それはペトルッチによれば、他の学者によってすでに進められていたサインを裏付けています、例えば、古物商マリオビゲッティによって購入された2003年に作品が市場に再登場したときのデニスマホンによって。」(Google翻訳使用)
で、うーん、どうなのだろうね?? 私はデュッセルドルフでこの作品を観ているけれど、その後の調査や修復の経過を知らないので、果たしてカラヴァッジョ真作なのか興味深いところだ。