時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

居眠り磐音 江戸双紙20 ~野分ノ灘~51

2010-04-06 | 読書
先祖の墓参りを兼ね
おこんさんを同道の上
豊後関前藩への帰国を願う父正睦の書状が届きます

磐音は
足掛け6年
お世話になった宮戸川を退き
おこんさんも
10年勤めた
今津屋に暇乞い

豊後関前藩御用船に乗り込み
二人で
一路関前へ向うこことなります

母・照埜説得なるや!?
っとその前に

田沼意次の策謀の矛先が
南町同心一郎太に向けられるんですよぉ~
幕府の財政再建を担った重鎮が
この物語では
ひたすら悪役でござんす

やることに無駄がない坂崎磐音
関前へ向う前に
一太郎さんの件も楚々と解決!
おこんさんの母上の墓参りも
しっかり済ませ

多くの人達が見送る中
関前に戻る豊後関前藩御用船に乗り込み
いざ!いざ!いざぁ~

途中停泊する港町で
今小町・おこんの名が
知れ渡っているのは予想外の驚き!

人前では
‘おこんさん’と呼ぶ磐音も
二人きりになると‘おこん’だって…


おこん
よしんばわが母がどのような言辞をお吐きになろうと
そなたとそれがしの間にかわりがありうはずもない
生涯一緒だ
案ずるな


ハァ~
乳離れ出来ない日本男児が多い昨今
坂崎磐音みたいな人
どっかにおらんかのぉ~

おこんさんになりたい…