時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

晴れてる合間に

2010-04-13 | 徒然
本日は
自宅でのんびりの日でございます

とは言え
明日はまた
天気が下り坂みたいなので
早くから
洗濯
頑張ってみました

洗濯とか掃除好きな方なんで
天気が良いと
俄然
張り切ってしまいます

お天とさんの下
シーツとかタオルケットとか干すの
気持ちよくないですか?

窓全開にして
掃除機かけるのも
気持ち良い~♪

布団も当然干します


雨上がりなので
ここぞとばかりに庭の草むしりも…

勢いとタイミングが
大事ですから




ついでと言っては何ですが
久しぶりに富士山なんぞ
アップしてみました
毎日ではありませんが
富士山の写真も取り続けております

あと
先週撮った桜も!
これからは
八重桜ですかね~

今日も一日
穏やかに過ごせますように~

古着屋総兵衛影始末1 ~死闘!~55

2010-04-13 | 読書
ちょっとぉ~
何なの
この寒暖の差…

春からまた冬…


元和二年
大御所徳川家康は死の床にあった
家康の傍らに佇むは
日本橋鳶沢町に古着問屋を商う
大国屋総兵衛ただ独り

江戸の治安を影として守ってきた
元西国浪人・鳶沢成元である

己亡き後も
徳川家安寧のため
表向きは代々古着問屋
大黒屋総兵衛として
裏では
徳川家を護持する
影旗本鳶沢総兵衛成元として
任務を果たすよう命じ

花押が割り印となった
書付を一通
そして

余の形見じゃ


家康は
愛刀三池典太光世を総兵衛に渡した

そして
八十余年後の元禄14年
闇の勢力が一族に襲いかかる
立ち向かうは6代目大国屋総兵衛勝頼
先祖伝来の祖伝無想流に
工夫を加えた秘剣・落花流水剣で立ち向う!

1701年(元禄14年)
5代将軍徳川綱吉の時代
浅野内匠頭長矩が
吉良上野介を斬りつける事件の直後
赤穂浪士討ち入り云々で
世間がざわざわしている頃です

鳶沢総兵衛勝頼vs柳沢保明(吉保)

あろうことか
5代将軍徳川綱吉の信頼が厚かった
御側御用人・大老柳沢保明が相手です

詳しいあらすじは
佐伯泰英: 古着屋総兵衛影始末01: 死闘!
を一読下さい


時代は
『居眠り磐音 江戸双紙』の主人公
佐々木磐音が活躍する約70年程前に遡ります

東海道の宿場町が登場するんですけどね
見知った宿場名が
出てくると

あぁ~
磐音が数十年後
ここ通るんだよね~

なとど
思わずリンクしながら読んでしまいました

磐音が活躍する頃は
大黒屋って8代目とか9代目?
番外編で
双方登場してきたら
最高に面白いだろうな~

もとい

古着問屋の利権絡みの
騒動かと思いきや
その背後に
御側御用人がいるとは…

御側御用人って
御側御用取次・速水左近の先輩じゃん…

鳶沢一族は
江戸の本家とは別に
久能山の神廟を衛士する分家があります

久能山と
その背後の有度山の谷間に広がる
隠れ里に分家一族が住んでます
‘伊賀の里’とか‘甲賀の里’みたいな…
忍系ですね

6代目総兵衛29歳には
千鶴18歳と云う幼馴染がおります

大きくなったら千鶴は総兵衛さまのお嫁さんになってあげる

と言い出したのは
千鶴5歳
総兵衛16歳の春にございました

影の旗本
方や
船宿幾とせの次期女将

総兵衛は
伴侶を
一族から選ばねばならない不文律
千鶴も
幾とせの暖簾を守るため
婿を取るしなかない…

お互いわかっちゃ~いるが…

6代続いた古着屋の‘古着屋惣代’役を
新参者・江川屋彦左衛門に奪われた形で
本作品は幕を閉じます
はてさて
今後の展開が楽しみでございますね~