2月25日の婚儀から
季節は流れ
只今
初夏でございます
おこんさん
御懐妊の気配なく…
まずは
新顔登場
‘殴られ屋’を生業とする浪人・向田源兵衛
安芸広島藩を何やら脱藩したらしい
これが中々の好人物&剣の達人
磐音が早速
尚武館道場の稽古に誘います
後々
磐音とどう関っていくのやら…
一方
田島意次が放った刺客は
瓦版のマスコミ遠隔操作効果か
今のところ
大きな動きはござんせん
ござんせんが
依田鐘四郎経由で
西の丸様こと徳川家基から
‘約定の品’の催促再び…
奔走する佐々木磐音&おこん
蘭方医・桂川国瑞の
家基様御脈拝見に伴い
なんと
見習い医師に変装し登城
日光社参依頼
久方ぶりの再会でございます
おこんと仲良うしておるか
との家基様のお言葉に
恋女房にございますれば
仲睦まじゅうくらしております
と堂々と惚気る磐音は
予てからの‘約定の品’を自ら持参…
さて‘約定の品’とは
①宮戸川の鰻
②江戸前天婦羅
③磐音の祝言に登場した‘折詰弁当’
一方
本所の南割下水の半欠け長屋に住む浪人
竹村武左衛門は
前夜の酒が抜け切れぬまま
荷揚げ作業へ
案の定
足を滑らせ大怪我…
様子見舞いにやって来た
柳次郎と磐音とやや険悪なムード
と云うか
ご機嫌斜めの武左衛門
そりゃね~
七十表五人扶持
品川家の家督を相続した柳次郎に
神田・神保小路
直心影流尚武館佐々木道場の跡取りとなった磐音
方や
一向にうだつが上がらず
その日暮らしがやっとの武左衛門
腐る気持は解りますが
自分で立ち直らんと!
今津屋の由蔵さんも
磐音も
心配してんのよ…
で
竹村武左衛門の娘・早苗ちゃんが
本人の希望もありまして佐々木家に
住込み奉公することになりました
蘭方医桂川家に嫁いだ桜子さん
家風に馴染めずやや気鬱気味
そんな桜子さんの気持を察して
磐音が尚武館道場に稽古に来ませんか?
と誘います
元々剣術好きなお転婆娘・桜子さん!
稽古の後には
新妻同士
おこんさんとの語らいも
気晴らしになるでしょう
磐音の気遣い…
素敵です
それとですね~
雑賀衆が
何やら
西の丸内に潜んでいるらしい
雑賀衆女忍の小頭・おてんと雑賀泰造の間に生まれた
奸三郎丸多面(かまりさぶろうまるためん)
この世び生まれ出で2年足らず
なのに既に成人の域
母おてんの腹の中に百有余年いたとか
おいおい…
山田風太郎もビックリ
そう云えば最近
山田風太郎読んでないな~
忍びには忍び
佐々木道場門下生として
新たな人生を歩見始めた霧子が
弥助と共に忍びとして活躍します
神田川の太田姫稲荷土手での磐音襲撃
家基御側小姓毒殺に端を発した
乱波奸三郎丸多面一派と磐音らの闘い…
西の丸に潜む雑賀衆
乱波奸三郎丸多面一派残党を
ことごとく掃討
西の丸最大の百間の長廊下での死闘から
四日目の朝が
明けようとしておりました
また
西の丸では
御番頭彦根菊衛門ら七名が職を解かれます
家基様に纏わりついた
田沼意次の息が係った輩が
こちらも一掃
まずは一安心です
その他
佐々木おえい・おこん
今津屋お佐紀・一太郎
品川勢津
お佐紀のお供として
おはつと宮松が加わり
深川船観光を致します
その後
おはつの母・おきんが加わり
鰻屋「宮戸川」で鰻に舌鼓
(宮松は別席)
女だけの姦しいひと時を過ごします
家に籠りがちの
おえいもお佐紀も
気晴らしが出来たし
おこんは
父・金兵衛とも会えたし
おはつもおっかさんに会えたし
おきんもおはつに会えたし
勢津さんも
気晴らし出来たし
宮松は鰻食べれたし
どちらさんも良かった良かった
前巻『万両ノ雪』第四章で
無謀にも
元旦早々
尚武館道場にやって来た三人組のひとり
中松喜久蔵に置いてきぼりにされた
白山こと‘白山号’が
尚武館道場の番犬として
何気に大活躍しております
基本的に温厚で
大人しいワンコなんですが
反尚武館道場・反磐音陣営に対して
敏感に反応します
小型犬かと
勝手に想像しておりましたが
相手が
飛び道具を使おうが剣を使おうが
猛然かつ果敢に
敵の腕を噛み切り
喉笛に飛びかかるワンコらしく
忍びの陣営を崩すくらいですから…
実は
結構大きいワンコかもしれません
向田源兵衛
安芸広島藩御政道を正しく導くべく
決断した
家老石塚八兵衛高道嫡男・小太郎高義暗殺…
磐音と同じく
過酷な宿命を持っておりました
いつの日にか
再び尚武館道場へその勇士
お見せ下さい
‘約定の品’答えは
①宮戸川の鰻でした
おこんさんの計らいで
八代将軍吉宗縁り名物大黒屋の桜餅を
オプションで持参
西の丸様こと家基
大いに喜んだそうで
磐音
次なる機会には
予を宮戸川に案内いたせ~
と宣ったそうな…
季節は流れ
只今
初夏でございます
おこんさん
御懐妊の気配なく…
まずは
新顔登場
‘殴られ屋’を生業とする浪人・向田源兵衛
安芸広島藩を何やら脱藩したらしい
これが中々の好人物&剣の達人
磐音が早速
尚武館道場の稽古に誘います
後々
磐音とどう関っていくのやら…
一方
田島意次が放った刺客は
瓦版のマスコミ遠隔操作効果か
今のところ
大きな動きはござんせん
ござんせんが
依田鐘四郎経由で
西の丸様こと徳川家基から
‘約定の品’の催促再び…
奔走する佐々木磐音&おこん
蘭方医・桂川国瑞の
家基様御脈拝見に伴い
なんと
見習い医師に変装し登城
日光社参依頼
久方ぶりの再会でございます
おこんと仲良うしておるか
との家基様のお言葉に
恋女房にございますれば
仲睦まじゅうくらしております
と堂々と惚気る磐音は
予てからの‘約定の品’を自ら持参…
さて‘約定の品’とは
①宮戸川の鰻
②江戸前天婦羅
③磐音の祝言に登場した‘折詰弁当’
一方
本所の南割下水の半欠け長屋に住む浪人
竹村武左衛門は
前夜の酒が抜け切れぬまま
荷揚げ作業へ
案の定
足を滑らせ大怪我…
様子見舞いにやって来た
柳次郎と磐音とやや険悪なムード
と云うか
ご機嫌斜めの武左衛門
そりゃね~
七十表五人扶持
品川家の家督を相続した柳次郎に
神田・神保小路
直心影流尚武館佐々木道場の跡取りとなった磐音
方や
一向にうだつが上がらず
その日暮らしがやっとの武左衛門
腐る気持は解りますが
自分で立ち直らんと!
今津屋の由蔵さんも
磐音も
心配してんのよ…
で
竹村武左衛門の娘・早苗ちゃんが
本人の希望もありまして佐々木家に
住込み奉公することになりました
蘭方医桂川家に嫁いだ桜子さん
家風に馴染めずやや気鬱気味
そんな桜子さんの気持を察して
磐音が尚武館道場に稽古に来ませんか?
と誘います
元々剣術好きなお転婆娘・桜子さん!
稽古の後には
新妻同士
おこんさんとの語らいも
気晴らしになるでしょう
磐音の気遣い…
素敵です
それとですね~
雑賀衆が
何やら
西の丸内に潜んでいるらしい
雑賀衆女忍の小頭・おてんと雑賀泰造の間に生まれた
奸三郎丸多面(かまりさぶろうまるためん)
この世び生まれ出で2年足らず
なのに既に成人の域
母おてんの腹の中に百有余年いたとか
おいおい…
山田風太郎もビックリ
そう云えば最近
山田風太郎読んでないな~
忍びには忍び
佐々木道場門下生として
新たな人生を歩見始めた霧子が
弥助と共に忍びとして活躍します
神田川の太田姫稲荷土手での磐音襲撃
家基御側小姓毒殺に端を発した
乱波奸三郎丸多面一派と磐音らの闘い…
西の丸に潜む雑賀衆
乱波奸三郎丸多面一派残党を
ことごとく掃討
西の丸最大の百間の長廊下での死闘から
四日目の朝が
明けようとしておりました
また
西の丸では
御番頭彦根菊衛門ら七名が職を解かれます
家基様に纏わりついた
田沼意次の息が係った輩が
こちらも一掃
まずは一安心です
その他

佐々木おえい・おこん
今津屋お佐紀・一太郎
品川勢津
お佐紀のお供として
おはつと宮松が加わり
深川船観光を致します
その後
おはつの母・おきんが加わり
鰻屋「宮戸川」で鰻に舌鼓
(宮松は別席)
女だけの姦しいひと時を過ごします
家に籠りがちの
おえいもお佐紀も
気晴らしが出来たし
おこんは
父・金兵衛とも会えたし
おはつもおっかさんに会えたし
おきんもおはつに会えたし
勢津さんも
気晴らし出来たし
宮松は鰻食べれたし
どちらさんも良かった良かった
前巻『万両ノ雪』第四章で
無謀にも
元旦早々
尚武館道場にやって来た三人組のひとり
中松喜久蔵に置いてきぼりにされた
白山こと‘白山号’が
尚武館道場の番犬として
何気に大活躍しております
基本的に温厚で
大人しいワンコなんですが
反尚武館道場・反磐音陣営に対して
敏感に反応します
小型犬かと
勝手に想像しておりましたが
相手が
飛び道具を使おうが剣を使おうが
猛然かつ果敢に
敵の腕を噛み切り
喉笛に飛びかかるワンコらしく
忍びの陣営を崩すくらいですから…
実は
結構大きいワンコかもしれません
向田源兵衛
安芸広島藩御政道を正しく導くべく
決断した
家老石塚八兵衛高道嫡男・小太郎高義暗殺…
磐音と同じく
過酷な宿命を持っておりました
いつの日にか
再び尚武館道場へその勇士
お見せ下さい
‘約定の品’答えは
①宮戸川の鰻でした
おこんさんの計らいで
八代将軍吉宗縁り名物大黒屋の桜餅を
オプションで持参
西の丸様こと家基
大いに喜んだそうで
磐音
次なる機会には
予を宮戸川に案内いたせ~
と宣ったそうな…