橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

シマケンコルク

2006年02月19日 | FLY FISHING

Photo_1 シマケンコルクなんのこっちゃ と

島崎健司郎 氏の「水生昆虫アルバム」というフライフィッシングの本の付録についていたフライフィッシングのテクニックについてのあれこれ  その中にシマケンコイルというものがありました

フライフィッシングはほとんど重さの無い毛鉤(フライ)をフライラインを振り投げます

Cast5 画像提供:Maxバンブー・フライ・ロッド・クラフティング

毛鉤は水面に浮かして使うことが多いですが時には 水中に沈めます 沈めた毛鉤は見えません そこでマーカー(=つまり浮き)をつけアタリをとります フライフィッシングで“浮き”は格好悪い感じです 様々なものが売られています 皆さんそれぞれ試行錯誤しながら投げやすく 見やすいマーカーを工夫しておられます  中には糸のフケ具合でアタリをとる御仁もおられるらしいですが

さてシマケンコイル フライフィッシングの場合マーカーやオモリなどなるべく付けない方が良いのですが ウキの代わりに糸の一部をコイルさせる フライフィッシング用の糸は水に浮くタイプが多く それをコイルさせることで一部を水面上数センチに浮かし見る という発想です(目からウロコ) あくまで糸ですから投げることに支障はありません(基本的な投げる技量は別ですが)

来るべき今シージンの渓流開幕に備え 早速家で作ってみました 「糸に爪をかけ引っ張ると出来ます」とありますがきれいなコイルになりません また糸が痛み強度が落ちます 「何かに巻いて熱湯に数分入れ冷水で冷やせば・・・」とありました そこで上の写真です 携帯に便利で糸が巻きやすいもの ありました ワインのコルクです これなら家にいくらでもあります コルクに針で穴をあけ 糸通しを入れ 釣糸を通しグルグル巻き端は同じ要領で止めます これなら綺麗なコイルが出来 強度も落ちないハズ 熱湯にくぐらせるとコルクが膨らみよりきつく巻くことになりました

さぁ この新兵器で長良川のシラメを狙いにいくゾ とたくらんでいます

柔軟な発想 見習いたいものです また「すごいなぁ」だけではなく 良いと思ったものは すぐ実行 してみたいものです

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