何年越しにかやっと主人の親友だった家族ぐるみでお付き合いしていたCさんにお会いすることができました。
外資系の会社から介護職に転向した彼は主人と一回り違う、フランス語を習いに行っていた時からの友人です。
私も結婚前から親しくさせていただきました。子供がお互いにできてからもお互いの家に行ったりして
楽しい思い出もいっぱいです。オペラの楽しさを知るきっかけも彼からでした。
介護という大変な仕事についているので、コロナが流行り始めたころ会おうという話が出たけれど会えなくなり
数年たってまた日程調整が難しく、とにかく日曜の休みがほとんどなくて、娘との調整もあり、今回は私の予定を
キャンセルしないとなかなか会えないと思い、キャンセルして実現することができました。
娘と一緒に何十年ぶりかに訪ねるお宅です。そして主人が亡くなってからもう10年も経ってしまうことに
驚きます。その節目の年に親友と再会できて嬉しかったです。今でも大切に思ってくれる彼は得難い人です。
介護の仕事は退職する前からその方向を考えていたとのことでした。
大変な仕事の中に一瞬、心が洗われるようなことに出会えるのでそのために働いているようなものだと
話していました。その感動ですべてが報われるようで、そういうことに出会わせるために働かせてもらって
いるような感じだそうです。ビジネスマンから正反対の世界への転身で、何か神父様のような雰囲気が
漂っていました。カトリック系の介護施設で働いているとのことでした。
暖かい昼食をごちそうになりながら、私と娘、彼と奥様とお嬢さんと話がつきませんでした。
結婚前もよく3人で遊びました。庭園美術館の庭でのピクニックや軽井沢で過ごしたり、主人の住んでいたマンションで
みんなで食事を作ったりしたことを懐かしく思い出しました。
写真がなかったので家の食器棚からGoebel(Hummel)の人形 from the heart 他を載せました。
Jan. 15 2023