Reflections

時のかけらたち

日常に戻る ・・・ returning to daily life 

2023-01-30 23:55:06 | a day in the life

鳥の声を聞きながら緑の中を歩き、碧い海やけあらしの海を見たあと東京に戻ったとたん、
人の多さと町の汚さと騒音にあまりにも違う世界を感じてしまいました。気をつけながら歩くのは
結構大変だったけれど、あの4日間がまたスポットライトのように浮かんできます。

帰った翌日はベルカント、翌々日は3カ月ぶりのイタリア語でした。コロナや膝で残念なことに
通うことができなかった昨年でした。

ベルカントでは3月の九段フェスティバルで歌う曲が決まり、イタリア語の「スマイル」と「コメ・プリマ」
そしてオペラから「私のお父様」のうちスマイルを集中して練習しました。発声練習に半分時間を
使うので本当に時間が少ないのです。まだ言葉もあまり頭に入っていないので、歌はズタズタなのですが、
先生に自分が笑わないで人を笑わすことはできないと怒られてしまいました。自分が感動しなければ
感動を伝えることはできません。素人の歌はうまい下手ではなく、どれだけ気持ちがあるかだけと・・・

 

 

 

 初めての丸紅ギャラリー

 

九段まで行っているので終わりが近い丸紅ギャラリーでシモネッタの展覧会を見て帰りました。
ボッティチェリの絵はなかなか見ることはできませんが、なぜか中学生の頃から好きな画家でした。
20代の頃、ウフィツィやルーブルでボッティチェリやダ・ヴィンチの絵を見ることができたのは
忘れられない思い出です。その後、ウフィツィ美術館の絵はきれいに洗われ修復されて色が鮮やかに
よみがえっていると聞きました。今回の絵も色がほんとうに美しく見とれてしまいました。
シモネッタは美しいだけではない凛とした口元や表情が素敵です。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチはシモネッタの死に接しているという。
若くして亡くなったシモネッタを描いたものと言われていますが、
永遠の眠りについたような感じがする絵です。 

シモネッタに関する展示で知りました。

 

 

神秘的な熊野で心洗われましたが、ボッティチェリの絵では目が洗われました。

 

 

 

ランチは同じ階にあるイタリアンレストランで取って、ゆっくり過ごしました。

 

 

 

今日は病院DAY。循環器で午前中から午後まで検査と診察で一日がかりです。検査と診察の間に
時間が空いてしまうので、昼食後、病院の空中庭園で青空と暖かい太陽の光を浴びて休息していました。
ひなたで眠たくなってしまいましたが、気持ちよかったです。

 

数値はよかったのですが、手術後1年以内にまたカテーテルで入院して検査をすることを
勧められました。次回の4月の検診の時に入院日を決めることにしました。

明日は整形外科とメンテナンスの日々が続きます。

 

Jan. 28  2023  Takebashi

Jan. 30       2023       Ochanomizu

 

コメント
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