1月11日
昨日の振り回された1日で,ふと見たテレビの中にブルーそっくりの猫がいて,まるでテレビの中から 飛び出てきそうでした。そのフワフワとしたぬくもりにもう触れることはできません。
夜眠る時は暖かい繭にくるまれたようにまるで金子みすゞの詩のように眠りに落ちます。
昨晩はなぜか主人が亡くなった時,父とは亡くなってからなかなか会えなかったこと,母の死には間に合わなかった ことなど思い出し,母のことを思うと涙があふれました。
彼方の世界にも引っ張られ,此方の世界に引きとどめてくれるのは娘と友達だけです。 何か二つの世界が入り混ざってきている感じです。
「ザ・デッド ダブリン市民より」ジョン・ヒューストン監督の映画の冷たく美しいラストシーンを思い出しました。 もう一度見たい好きな映画です。
“Une rencontre cependant est plus qu’une addition des choses. Comme une mélodie qui, n’étant nullement une accumulation de notes, est formée de la consonance entre les notes -
‘Je cherche les notes qui s’aiment’, disait Mozart. ”
~ F.Chen (S)
「夕陽の美しさはまさに、これらの要素の出会いの中にあるのです。
出会いとはしかし、物事を足していった総和以上のものです。
ちょうどメロディが決して音符を積み重ねただけのものではなく、音符の間の調和からできている様に ー “ぼくは愛し合う音符を探しています” とモーツァルトは言っていました。」
〜 F.チェン「美についての五つの瞑想」より(S)
庄司紗矢香さんのフェイスブックで素敵な文章を見つけました。
Sayaka Shoji with the Israel Philharmonic Orchestra - Sibelius Violin Concerto VIDEO
近くのスーパーに買い物に行ったときに小さな春を見つけました。
Jan. 11 2023