Reflections

時のかけらたち

誕生日に亡き友を訪ねて ・・・ visitng my deceased friend on her birthday

2023-11-17 23:58:21 | thoughts

11月11日

まさかの出来事でしたが、私達はそれを認めて生きて行かなければなりません。
葬儀に間に合わなかったので、小学校の時の友人で親しかった友達3人と一緒に
北鎌倉のご自宅に弔問に彼女の誕生日に行くことにしました。

今年になって親しかった友人二人が亡くなりました。5月にもアレンジをお願いした
私の主人の時素晴らしいブリザーブドフラワーをいただいた同じ方に花束を
作っていただきました。

最初は周りの方たちの心を和らげるようなパステルカラーとお願いしたのですが、
すぐ思い直して、思いっきり彼女らしい個性的なものをお願いして、紫系か
グリーン系かで悩んで、命を感じるグリーンにしていただきました。

彼女の誕生日に捧げる花です。親友に喜んでもらえるようにそれだけを思いました。
再生を願って ・・・ 

彼女の新しい命の誕生をお祝いしました。
予想以上に病気が進行して、それに付いて行けずもどかしかったと思います。
亡くなる前日に電話で話して、進行の速度が速いみたいと言っていた彼女。
残してきたいろいろなものを心配する間もなく旅立って行ってしまいました。
これから一緒に遊ぼうといつも言っていたのに。

一人娘のNさんがアレンジメントをお母さんの好きな色と言ってくれました。そういえば一緒に洋服を
買いに行ったときもグリーン系を選んでいました。

 

 

 

 

 

私にまでリースを用意してくれました。

 

11月11日の当日の朝

 

新婚の頃、よく遊びに行った北鎌倉の家にお参りに行きました。
たくさんの花に囲まれて、つい今までそこにいたであろう場所に遺影があり、嘘のようです。

学生時代の話や懐かしい時代のことを語り、お嬢さんも知らないことをたくさん聞けて
お母さんのことがもっとよくわかってよかったのではと思いました。とてもしっかりして
いました。ご主人はまだ突然の出来事に戸惑いや自責の念がありお辛いと思います。

お嬢さんが用意したバースディ・ケーキをいただきました。本来なら一緒にお祝いしようと
言っていたのですが・・

子供の頃私たちはちょっとおませで、よく渋谷まで映画を見に行ったりしていました。
活発な彼女に大学生の頃はスキーに連れて行ってもらったり、社会人になるとお茶の稽古に
誘って結婚まで一緒にお稽古をしました。展覧会も合うものがあるとよく一緒に行っていました。
最近ではヨットに乗せてもらったり、私は花巡りに誘ったりして過ごしていたのに。少しずつ
彼女に異変が起きて病気が進行していたのですね。

帰り道 葉祥明美術館の前を通り、

80歳のおばあさんがやっている甘味処でお茶をして一息ついて、東京に戻りました。

 

Nov. 11  2023  Kita-Kamakura

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする