Reflections

時のかけらたち

日高川沿いを龍神温泉まで歩く ・・・ trip to Koyasan & Kumano Kodo -8

2023-11-10 20:29:55 | wonderland

10月17日

季楽里龍神(9:30)~龍神温泉~温泉寺~曼荼羅の瀧~龍神温泉12:23-牛馬童子口13:23(軽いランチ)
熊野古道 牛馬童子口(13:40)~近露王子~なかへち美術館15:06-栗栖川15:25~高原(16:30)高原熊野神社~星空の宿

今回の旅行のもう一つのハイライト、熊野古道高原へ向かいます。

1日に1本しかも期間限定で高野山と熊野を結ぶバスに乗る時刻に合わせて季楽里龍神から龍神温泉まで歩き、
曼荼羅の瀧まで行ってから龍神温泉のバス停から乗るように変更の連絡を入れました。聖地巡礼バスを龍神温泉から
牛馬童子口まで、紀伊田辺行きのバスをなかへち美術館から栗栖川まで使って、あとはハイキングやウォーキングで。

 

龍神村ウォーキング

 

季楽里龍神の国民宿舎の部屋からの眺め。
温泉も素晴らしく、珍しく朝食前にも入ってきました。

バイキングの朝食で食べきれなかったパンにコロッケをはさんで、チョコレートデニッシュを
こっそり持ち帰り、ハイキング中の昼食にしました。

 

9時過ぎに龍神温泉に向けて出発しました。

 

 

日高川沿いをずっと下って行きました。川の流れる音を聞きながら・・・

 

 

なんとこんなところでアケボノソウを発見。
出会いを喜びました。今年は裏高尾や向島百花園にも見に行っていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなところにもアケボノソウです。

 

 

 

 

温泉街に入ってきました。


 

熊野信仰から名湯として知られている龍神温泉の歴史は長く1300年にも及ぶと言われています。

飛鳥時代に役行者が発見し、その後弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって開湯されたと伝えられている龍神温泉。
「龍神」という名も夢のお告げからそのまま温泉の地名となったと言われています。

江戸時代の頃には初代和歌山藩主である徳川頼宣公が藩費を使い宿を建築するなどお気に入りの場所だったようで、
龍神温泉は紀州藩の藩湯として廃藩まで愛され続けてきました。

                                           宿ログJPより

上御殿からも曼荼羅の滝に入ることができます。

 

案内を見て、滝に行く前に幕末の歴史が残る「天誅倉(てんちゅうぐら)」まで歩いて行くことに
しました。

 

クサギの実がたくさん・・・

途中十津川村方向に曲がって進んでいきました。一人だけ女性のハイカーとすれ違いましたが、人もいない
ひっそりとした温泉地でした。

 

 

 

この後、大きな道路に出て、天誅倉と曼荼羅の滝は繋がっていないような気がして、来た道を戻り
元湯側から温泉寺を通って滝へと向かいました。

 

温泉寺

ここから続く曼荼羅の滝への登り道は結構険しく、なかなか着くことができません。
大変な時は写真を撮っている場合ではないのでいつも写真がほとんど残っていません。

案内には遊歩道と書いてありましたが、とんでもない山道でした。

途中、簡単な東屋みたいのがあったのでそこに荷物を置いて、身軽になって進みましたが、
なかなか滝につかず、遠くに滝が見えるというところまで行って引き返しました。
一日一本しかないバスは絶対に逃せません。

 

遠くに滝が見えるというのですが、私には見えませんでした。(泣)

下りは意外に早く、少し時間の余裕があり、ほっとしました。

上御殿側にやっと降りて、その前のバス停でバスを待ちました。

曼荼羅の滝はなかなか行くのが大変なところでした。天誅倉にも行こうと思ったのが
間違いでした。そこで時間を取ってしまったので、滝の近くまでは行くことができませんでした。

枯れ葉かと思ったら

ヒョウモンチョウだった。

 

山奥に歴史が残る龍神。曼荼羅の滝や曼荼羅美術館もあり面白い場所でした。

 

龍神温泉街から歩いて登る曼荼羅の瀧へ

曼荼羅の瀧10m 龍神温泉

幕末の歴史が学べる! 龍神の山奥に今もひっそりと佇む天誅倉

 

Oct. 17  2023  Ryujin Onsen

 

コメント
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