10月17日
熊野古道で行ってみたかった高原。運が良ければ朝、雲海も見れるという。
熊野高原神社。南方熊楠が守った神社の森が奥に広がります。
神社は翌日見ることにして、とりあえず宿に向かいます。
「まさら」は一日確か一組の宿でご主人とフランス人の奥様がやっている宿で、ちょっとひかれましたが
高いのでパスして、人気の「霧の郷たかはら」は半年前に予約でいっぱいで取れませんでした。
やっと取ることができた民宿「星空の宿」まではもう少しで着く所でしたが、心配した宿のご主人から電話が
入りました。
宿について、カウンターで手続きをしている時、おいしいお菓子となんとおいしい水を出してくれました。
しかし自然の水で飲料水にするため、この地区ではやはり消毒をしないといけないとのことでした。野生動物が
いるためです。
宿帳のほとんどが外国人。日本人は予約を取るのが遅いので取ることができないとのこと。
この日のもう一組の宿泊客はニュージーランドからでしたが、キャンセルとのことで貸し切りでした。
オーナーは梅農家で、木をふんだんに使ったコテージは気持ちがよかったです。
大きな鳥がきてギャーと鳴いていました。
夕飯は量が多すぎて。てんぷらは山野草もあり、ユキノシタも食べるのですね。
すべてが家庭的な味付けでおいしかったです。
全部食べ切れず残してしまったのですが、よく食べたと褒められてほっとしました。
夜は星を眺めに外に出ました。ご主人から部屋の電気は全部消して、明かりを持って出かけるように
と言われて、真っ暗な中、出かけました。
二人で満天の星空の下、その宇宙を楽しみました。星がありすぎてこれで星座とか
わかるのかしらと思うくらい・・・ 今まで見た星空で一番多い星たちでした。
「星空の宿」でお天気にも恵まれてその世界を堪能しました。
星空に亡き友を思いました。この宇宙と私・・自分が存在する不思議も・・
後は檜のお風呂で今日の疲れを取って休みました。
Oct. 17 2023 Takahara