Reflections

時のかけらたち

霧の里、高原についた!・・・trip to Koyasan & Kumano Kodo -10

2023-11-12 22:51:35 | wonderland

10月17日

熊野古道で行ってみたかった高原。運が良ければ朝、雲海も見れるという。

 

 

 

熊野高原神社。南方熊楠が守った神社の森が奥に広がります。
神社は翌日見ることにして、とりあえず宿に向かいます。

「まさら」は一日確か一組の宿でご主人とフランス人の奥様がやっている宿で、ちょっとひかれましたが
高いのでパスして、人気の「霧の郷たかはら」は半年前に予約でいっぱいで取れませんでした。

やっと取ることができた民宿「星空の宿」まではもう少しで着く所でしたが、心配した宿のご主人から電話が
入りました。

 

 

 

宿について、カウンターで手続きをしている時、おいしいお菓子となんとおいしい水を出してくれました。
しかし自然の水で飲料水にするため、この地区ではやはり消毒をしないといけないとのことでした。野生動物が
いるためです。

宿帳のほとんどが外国人。日本人は予約を取るのが遅いので取ることができないとのこと。
この日のもう一組の宿泊客はニュージーランドからでしたが、キャンセルとのことで貸し切りでした。

 

 

 

 

オーナーは梅農家で、木をふんだんに使ったコテージは気持ちがよかったです。

大きな鳥がきてギャーと鳴いていました。

夕飯は量が多すぎて。てんぷらは山野草もあり、ユキノシタも食べるのですね。
すべてが家庭的な味付けでおいしかったです。
全部食べ切れず残してしまったのですが、よく食べたと褒められてほっとしました。

夜は星を眺めに外に出ました。ご主人から部屋の電気は全部消して、明かりを持って出かけるように
と言われて、真っ暗な中、出かけました。
二人で満天の星空の下、その宇宙を楽しみました。星がありすぎてこれで星座とか
わかるのかしらと思うくらい・・・ 今まで見た星空で一番多い星たちでした。
「星空の宿」でお天気にも恵まれてその世界を堪能しました。

星空に亡き友を思いました。この宇宙と私・・自分が存在する不思議も・・

後は檜のお風呂で今日の疲れを取って休みました。

 

Oct. 17  2023   Takahara 

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熊野古道 牛馬童子像~近露 --- 高原まで ・・・trip to Koyasan & Kumano Kodo -9

2023-11-12 17:00:16 | wonderland

いよいよ17日後半の熊野古道歩きです。

この日のポイントは15:06中辺路美術館発の明光バスで栗栖川までいくことと
栗栖川から高原まで暗くならないうちに行きつくことです。栗栖川から高原への登り道は明かりがないとの
ことでした。星空の宿のご主人から途中で困ったら電話してと言われていました。細い山道で車はすれ違う
ことができないところです。バス通りを歩くと3km以上あるので急坂続きのショートカットを選んで時短しようと
いうものです。

13:23 牛馬童子像口着 バス停の近くにお店とトイレがあり、ハイカーの休憩地となっていました。
   外国人のハイカーが多く、鳥をみつけて見ていました。

ここで季楽里龍神で残した朝食で作ったサンドイッチを食べました。
売店もあり、お弁当も買うことができますが、友人は私が持って行ったフィナンシェだけで
いいんだって。

身支度を整えて、近露王子を目指して出発。1.5kmで近いのですが、15:00にはなかへち美術館の
バス停にいないといけないので、行けるところまで行って引き返す計画です。

 

 

 

 

牛と馬にまたがる僧服の石像は花山法皇の熊野詣の旅姿であるとも言われ、田辺市指定史跡となっています。
明治時代に作られたものですが、高さ50cm程の姿は小さくてかわいい印象で、中辺路のシンボル的存在と  
なっています。牛馬童子像のある箸折峠は、花山法皇が食事をとるため休憩した際、近くに生えていた萱を  
折って箸にした為、その名がついたと伝えられています。

 

途中、威勢のいいオレゴンから来たという、アメリカ人女性のグループに会いました。元気いっぱいでしたが
私のことをstrong womanだって。そういえばここまで高齢者はあまりいないかも。

 

箸折峠を越えて降りてきました。

 

 

日置川に架かる橋は北野橋

 

 

後から地図をよく見るとこの橋を渡った所に近露王子はあったみたいですが、みつけられませんでした。
途中で方向指示がなくなってしまっていて。

 

なかへち美術館が見えてきました。初めて熊野古道に来た時に本宮から田辺までのバスに乗り、
途中休憩した場所です。

 

友人は近くを探検に行きましたが、収穫なし。私はバス停で待っていました。
数名の外国人観光客がいました。

ここからバスで栗栖川まで行き、歩いて高原に上がります。

15:25に栗栖川について、まず方向を確認。高原へのショートカットは高原から栗栖川への逆ルートの
写真付き説明しかないので、少々頭がこんがらかります。写真は進行方向後ろの風景になるからです。
謎解きのようなルートです。しかも急な登坂が続くと書いてありました。

反対方向のバス停には外国人のグループがいたので、きっと高原から歩いて降りてきたのでしょう。

 

富源橋(ふげんばし)を渡ったのでひとつクリア。

 

 

 

熊野古道への道の方向指示がありました。
ここを曲がると最後まで登り坂の大変な道でした。
下のバス停に数名の外国人がいたので、きっとここを下ってきたのでしょう。

 

 

 

 

この坂道、どこまで行っても登りで疲れてきます。
終わりがあるのだろうかと思うくらい・・・
山をくるくる回っているので先が見えません。

 

やっと林道を抜けることができました。前が開けた時のうれしさ・・

 

 

 

 

それでも道を間違えて、他の家に入って行ってしまったり。

 

やっと目的地に到着しました。出会いたかった景色です。
ポツポツとこの景色を楽しんでいる外国人観光客がいました。
シニアの人もいましたがきっと車で移動したのかなと思いました。
欧米人の観光客が多く、この棚田の風景にひかれるのでしょうか・・

ここまで来れば熊野高原神社もすぐで、その先に民宿があるはずです。

登り続けて1時間かかりました。

 

Oct. 17  2023  Kurisugawa  → Takahara

 

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