見るのは箱根美術館に絞っていたのでゆっくり庭を楽しみ、美術館の中を見て、また下に降りて、見回っている美術館の人に
写真を撮ってもらいました。そして茶室の裏側がふだんは公開していないのでぜひ見て行ってと言われて裏にも回りましたが
鯉がいる池もあり、そこにある黄色いもみじを見ました。
美術館本館を目指して、庭を見ながら登って行きました。
令和3年3月26日に、箱根美術館が建つ「神仙郷」が、国の名勝の指定を受けました。 「神仙郷」は、当館創立者岡田茂吉が
昭和19年から28年までの戦中戦後の混乱期に造営した庭園です。築山、渓流、瀧、園路などを組み合わせ回遊しつつ楽しむ「石楽園」
柔軟な緑の布地のような苔と紅葉の美を競わせた「苔庭」、あるいは美術館へ巧みに人を誘う「竹庭」などにより構成され、その中に
国登録有形文化財「神山荘(旧藤山雷太別荘)」、「観山亭」、「日光殿」、「箱根美術館本館・別館」、茶室「山月庵」をはじめと
する建物が配されています。
箱根美術館HPより
神山荘
美術館本館
美術館は陶器が中心で、「現代の工藝 人間国宝を中心に」が1階で開催されていて、一部屋はこの前銀座松屋で作品展が
あった岩瀬さんが師事した松井康成氏の特集になっていました。2階には常設の作品が並びやはり茶椀に目が行きました。
2Fは撮影OKでした。
埴輪の表情には何かほっこりします。
黄瀬戸丁字唐草文縁鉢 桃山時代 16世紀後期
鼠志野草文角鉢 16世紀末~17世紀初期
練志野茶碗 銘 田子浦 桃山時代 16世紀後期
片口壺 渥美 平安時代 12世紀
再び降りてきて、美術館の人に写真を撮ってもらいました。
アンディ・ウォーホールのような髪が内田裕也みたいになっちゃった。
美術館の見回りの人がこのもみじを掃除して取り払っていたら、観光客に怒られたとか・・
紅葉の時にだけ公開される道をぜひ見てと言われて裏手に回りました。
黄色いもみじがきれいでした。
滝がある池ですが、一眼レフの光の調節が難しくて・・
空がきれいにブルーに写っているのはスマホ写真です。
お昼は強羅駅近くでアクセスのいい豆腐料理の田村銀かつ亭と言うお店に寄りましたが、なんと20組以上待ち状態。でも他に
行く店もなく外で待っていましたが、意外と回転が速く、帰りの予定が少しずれましたが、30分くらい待って入ることができ
ました。豆腐とひき肉のカツを煮てありました。
そのあとは来たルートで東京に戻りました。
強羅駅は昔の面影はありません。
硫黄のにおいがして、風が少し冷たく、空はどこまでも青く、一日だけのスペシャルな旅でした。
Nov. 29 2024