Reflections

時のかけらたち

玉三郎の美の世界へ ・・・ into the world of Tamasaburo's beauty 

2024-12-19 23:59:32 | art

12月17日

10月以来今年4回目の歌舞伎座でした。昨年12月にも天守物語を見ましたが、役がスィッチして、こちらが本来あるべき姿でした。
一つ一つの舞台がとっても大事です。
「舞鶴雪月花」との組み合わせもファンタジーがあり、よかったです。






 

第三部

萩原雪夫 作

一、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)

上の巻 さくら
中の巻 松虫
下の巻 雪達磨






桜の精/松虫/雪達磨
松虫
    勘九郎
    長三郎

かわいい松虫の写真がないのですが、勘九郎見事に季節を演じていました。
雪が融けちゃうのがかわいかったです。見事なパントマイムでした。

 

泉 鏡花 作

坂東玉三郎 演出

今井豊茂 演出

二、天守物語(てんしゅものがたり)
  富姫
姫川図書之助
亀姫
小田原修理
侍女撫子

朱の盤坊
舌長姥
近江之丞桃六
    玉三郎
    
    七之助
    
    歌女之丞
    
    男女蔵
    門之助
    童へ



市川團子は香川照之の子供で祖父の二世市川猿翁も演じたことのある役に挑戦。
まだ二十歳ということで世代を超えての共演で多く学ぶことでしょう。
若いけれど一生懸命勉強しているという感じで新鮮でした。



PHOTOGRAPHS BY WATARU ISHIDA DECEMBER 14, 2024
The New York Times Style Magazine

玉三郎は舞台に登場するだけで輝き、オーラがあります。なんて美しいんでしょう。

前回も玉三郎の演出でしたが、また少し違っていました。不思議な泉鏡花の世界に連れて行ってくれました。

愚かな人間の世界で何があっても花は咲くという下界を見ての最後のメッセージがいつも心に響きます。

 

いつもお世話になっているK子さんのトータル・コーディネイトが決まっています。
赤の帯締めいいですね。



夢のある帯で、すてきですね。

 

 


米沢紬(筬園工房)に歌舞伎座うらの圓蔵さんの段ボールセールでセットの中に入っていた帯。初めて締めたものです。
この着物結構帯が難しくて、いつもクリーム色系に合わせていたものです。

なかなかうまく着れなくていつも時間ギリギリになって出かけています。

とても魅力的な歌舞伎の世界に浸った一時でした。

 

Dec. 17   2024        Ginza

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この日にやっと借りていた本をお返しすることができました。
和田秀樹の70代からどう生きるか関連の本2冊です。
「大往生」の中からの言葉のメモ

入力でなく出力が大事
幸せな老後のためのヒントは「人」
幸せな老後は人生で出会った「人」で決まる。数ではなく。

お金より思い出

物忘れではなく、「出力障害」

 

フランソワーズ・アルディーを聴きながら書いています。
若い頃もたくさん聴いて、あの頃の思いを思い出しました。音楽は不思議と聞いていた時代の感覚を
思い出します。再会した若い時からの友人にもその昔アルディーを録音してあげたことがあったっけ。
20代の頃の私はヨーロッパに旅行したことで世界が広がりました。

Françoise Hardy - Let It Be Me

 

Let it be me

I bless the day I found you
I want to stay around you
And so I beg you, let it be me
 
Don't take this heaven from one
If you must cling to someone
Now and forever, let it be me
 
Each time we meet, love
I find complete love
Without your sweet love
Honey, what would life be?
 
So never leave me lonely
Tell me you love me only
And that you'll always let it be me
 
Each time we meet love
I find complete love
Without your sweet, sweet love
Honey, what would life be
 
So never leave me lonely
Tell me you love me only
And that you'll always let it be me
 
 
コメント (6)
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