碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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北海道新聞に、「少しぐらいの嘘は大目に」の書評

2021年05月11日 | 本・新聞・雑誌・活字

 

 
 

少しぐらいの嘘(うそ)は大目に

ー向田邦子の言葉ー

向田邦子著、碓井広義編


数々の傑作ドラマで昭和の日本人を活写した向田邦子。航空機事故で世を去って40年、元テレビマンの評論家が、脚本や随筆、小説から名言・名せりふをよりすぐった。男と女、家族、仕事、人生。人をはっとさせる鋭い洞察と、きれいごとだけでは生きていけない庶民への愛惜が、時代を超えて心に響く。【新潮文庫 605円】

(北海道新聞 2021.05.09)