碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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映画『天使と悪魔』のための前夜祭

2009年05月10日 | 映画・ビデオ・映像

15日公開の映画『天使と悪魔』を楽しみにしている。

何しろ、『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン教授が、新たな“謎解き”に挑むのだ。

ちゃんと「前売り券」も用意してある。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、原作を読んでいたせいもあるかもしれないが、小説のダイジェストみたいな“圧縮”感というか、“詰め込み”感というか、とにかく慌しかった、という記憶がある。

『天使と悪魔』も、もしかしたらそうかもしれないが、今回は、わざと原作は読んでいない。

それに、映画館での予告をはじめ、すでに多くの「作品情報」が氾濫しているが、できるだけ目に入れないようにしている。

だって、こういう映画、できれば半端な予備知識なしに、まっさらで観たいじゃないですか。

でも、予習じゃなくて、前景気を煽る(?)、もしくは自分だけの前夜祭(?)をやろうと、『ダ・ヴィンチ・コード』のDVDを入手した。

『天使と悪魔』劇場公開記念キャンペーンとやらの廉価版だ。

劇場以来、3年ぶりとなる画面の中のパリ。

ルーブル美術館。

取材でパリに行きながら、その前を通過しただけで、中を見られなかった悔しさが甦る。

その館内での奇妙な殺人事件から、物語は転がり始める・・・。


ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版
ダン・ブラウン
角川書店

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