フランスの技術を取り入れたレンガ造りの建物は一見地震に弱そうですが、実際どうなのでしょうか。
この写真の左の建物をよく見ると、ありえないことに気づくと思います。・・・そう、
レンガなのに瓦が!
実は災害の多い日本の風土に合わせて、木の骨組みに瓦葺きという独特の工法が用いられているそうです。何という和洋折衷・・・もちろんただの化粧レンガではなく、入口にはアーチ構造も見られますし、当時としては超でかいガラス窓も輸入して使っていたとか。ちゃんと西洋の技術も良い所取りし、色々組み合わせて耐震性を高めていたようです。正に明治日本を支えた施設だと言えるでしょう。
しかしレンガと木のおうちが最強だとして、何故後の世に広まらなかったのだろう・・・?あ、暑いからか(笑)