katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

昨日はすみません今日は2日分

2007-12-05 21:08:29 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日はライオンさんの教室から始まる、がしかし不安があった。前日の出来事で
いつも通り冷静さを失っていないか?正直自信が無かった・・・・

こんな時にかぐやの電話で尋ねれば簡単なのだが仕事・・・では一体誰に?
選ぶのに絶対不可欠はブログを毎日見てくれている人。そして嘘や体裁を言わない人。

なおかつ専業主婦で朝連絡しても時間を作ってくれる人・・・・そこで選んだのが
キウイかタピオカ。でも両者とも連絡が取れない。

仕方無い素直に今日は先生の自信が無いのでお金はいりません、お好きにやって下さい
そう言うしかないな・・・っておさかなさんのペンキ塗りをしていると、

タピオカが来た。えっ?だって・・・連絡取れなかったんだよ・・・すると用事があって
すぐ近くにいたらしく、来ちゃった・・・との事。

すぐさま聞いた。知っているよね・・・じゃあ俺いつも通りに会話出来ている?って。
全く問題無し。って。タピオカが言うなら俺はいつも通り。

この人はパンの先生。なら同じ先生同士、その意味まで判ってくれている。
なら今日は教室が出来る。

するとそこにライオンさんが来た。タピオカと少し話しをしてその後教室。
すぐに大丈夫です。タピオカにも確認取りましたって。

ライオンさんはブログを見てくれているから、心配を掛ける前に話をした。
絵は家でやって来ていたので、枠の色選びから諸注意そして張り方。いつものように
枠までで終わり。そしてぺきぺきの切り方の確認をし終了。次回は13日。
さくらの教室と一緒に。

ライオンさんをさくらに預ける事にした。ライオンさんはウチの弟子の中で一番合っている。それがさくらにもライオンさんにも良い勉強になる。そう思ったから。

その後またおさかなさんのペンキ塗りしてやるだけやったから・・・と帰った。
人と本気で向き合うと言葉の重みや責任感、そこから来る重圧感、何しろ身を削る。

その人を半分背負うのだから・・・その人の痛み、その人への影響、そして技術としての
指導・・・信じられるとはそう言うものだ・・・・

ライオンさんを見ているとさくらに会った事を思い出す。本気で行かないと俺がやられてしまう・・・だからライオンさんにはさくらと2人掛りで・・・って。

そんな教室をして気が張って、昨日の事も思い出す暇も無かった・・・・

するとキウイから電話があって、今朝の報告して少しだけお話した。
何も無かったようにいつも通りに・・・・有難かったし、けど俺は平気だって伝えた。

ん・・・・しかしながらそうは言うものの孤独に慣れているとは言うものの・・・・
こんな日は自分の気持ちを抑えるのに時間が掛かる・・・慣れてはいるものの。

ただ己は捨てたんだ・・・哀しくない、目の前の望む人の為に生きれば良いんだ・・・
悩む必要も考える必要も無い。ただ思い出が増えた事を素直に喜べば良い・・・・

だから・・・って何度も何度も繰り返して何もしない、何も・・・それが俺なんだ。
そうして早めに帰った時間が過ぎて行った・・・

アトリエにいた方が楽だったんじゃないか?何かやる事があったんじゃないか?
逃げて来たんじゃないか?向き合う事に・・・モザイクも・・・・

けれどそう自分自身に問いかけられないようにやり残しをして来なかった・・・だから
そこにも居場所は無かった・・・だからここでいいはず。

ブログでも入れるか・・ってまずコメントって入れているとさくらから電話。
あれ?もう気がついたのか・・・けれど何の用事?って探りを入れると・・・・

Katsuちゃん好きな人を切り売りしてまで売れる気なの?って言う。ほぉぉ、自分の
コメント返しを中止しての話からじゃないのかい・・・・随分と強くなったもんだ・・・

さっきのかぐやと同じかい。こいつら流石に2人で1人だわ。なのにきちんとプロセスが
違っても到達しているモノの本質・・・真実まで・・・読み取って来るようになった。

かぐやはそんな事くらいで・・・って叱咤して斬りかかって来た。だからタンカ切るなら
覚悟は出来ているんだろうなっ・・・最後謝って終わりにすんなよ・・・掛かって来い。

この精神状態だって弟子ごときにまだ向き合って負ける俺じゃない。来るなら来いって
斬り返すと、俺の気迫に押される。何だ、タンカ切ってその有り様か?

師匠と呼んでいる人に斬りかかって、何てザマだ。今の俺ごときに気迫負けするような奴
は、売れた俺だったらひざまずく・・・この意気地なしが・・・なんてザマだ。

と怒鳴り付けた。しかし今度はじゃあ俺は気迫を見せたからお前の話はその後何だ?って
聞くと、あんな書き方して同情でも買う気ですか?と言う。

そして続ける。あぁ書けば可哀想と母性で支える人達はブログは見ないでしょう?
見ていられないから・・・そしてその中に本当に芸術家Katsuと向き合って行く人が
いるから、ふるいに掛け始めたんですね・・・・と言う。

そしてふるいに掛けて置きながら、憂いている・・・情けないと・・・

えっ・・? お前そこまで判ってたのか・・・少し弟子を甘く見ていたようだ・・・・
じゃあ俺の批評だ。お前は俺の気迫に押され黙った。そしておとなしく間を空けると
話出した・・・気迫に押されないで気迫で押し通してその話をしたらほぼ完璧だった。

だからこのタンカは俺の負けのようだな・・・すまんその通りだ。と謝った。

その後のさくらだ。切り売りね・・・諦めるんですか?それで良いんですか?
Katsuちゃんの美学とはそれなんですか?おいおい随分責めて来るじゃないか・・・・

そんな事しなくたってもうすぐ売れるじゃないですか?おやおや公民館の仕事が俺の
貧乏のファイナル・・・俺と見解が一緒かい・・・・

それがあの大横綱のプロセスを一緒に過ごして来た人の見解かい・・・流石、神だわ。

けれどね、俺は何にも策など無い。ただ事実を書いたまで。その後の事は予期している
だけで、操作している訳では無い。

すべての話の結論は、結局俺の側にいるには人から言われるのでは無く自分で決め、自分で一歩前に出て、見守るか?側にいるか?のいずれかを決める事・・・それだけだ。

そして側にいると決めたなら体裁じゃなく、本心を剥き出しに向かって来い。
他人が付き合うのに、向き合わなくてどうする。

遠慮するなら一生遠慮してくれ。慣れて豹変すんなっ。側にいるなら謙虚の本当の意味
くらい理解しろ。己くらい己で理解しろっ。判らなくなったら聞ける人くらい持て。

くだらん仲間などと群れるな。何の役にも立たん。腕はひけらかせ。人としては謙虚に。
こんな簡単な事が判らん奴はいらない・・・それが例え好きになった人だとしても・・・

一枚岩になる為には別れも辞さない・・・それが俺の考えだ・・・最初から・・・
そうさくらに告げると、何も変わっていないんですね・・・勘違いでした・・・・って。

2人共、結論だけは到着出来たんだな・・・随分と変わったもんだ。
もう時間が少ない・・・準備だけはしてじっと待てば良い・・・・それだけだ。

そんな事が終った後は、もう少しで朝だった・・・2人共有難う心配掛けたな・・・
前日も電話して下さった人がいた・・・・寂しい夜が短い2日間だった・・・・

そして今日。



   
2人が来た。例のモザイク原画の人とその友達。バイクの2けつで。

おぉぉぉやってある。原画さん頑張ったなぁ。その前に友達にちょっと話し掛けた。

原画さんが友達で良かったね。その絵を描いてもらいさえすれば頑張るだけで、完成する
本来ここはすべて自分で決め、自分で絵から始めるのがル-ルなんだけれど、

例えれば、作詞をやってもらって作曲と編曲は自分で・・・って感じだけれど、やる気
があれば1cmでも良いですよ・・・どうします?

そして2人共、1cmにする事になった。ここは努力した人は報われなければならない。
絵を描いて下さった原画さんにねぎらいの言葉は掛けないとスタ-ト出来ない。

本来、サンプル教室ならこの原画は俺の仕事。なら頭を下げるのは俺と友達・・・・
しかしながらそれはここにはあってはいけないんだけれど原画さんは、その意図を

判っていらっしゃる。ならお任せしようと思った。俺はアシストに回ろうと・・・・

しかし原画さんは色々な基礎、基本、何に付いても知識が凄い。教える事は少ない。
でも、個性を口にする。なら引き出すやり方をいつもより速度を早めてみようと思った。

しかしながら3日目では原画さんの情報が少な過ぎる。さじ加減を間違えれば、特訓教室
に為りかねない・・・・何かもう少しヒントとなる会話が欲しい。

するとお針子さんみたいなモノ作りが好きじゃない・・・って話があった。見っけた。

何を見つけたか?お針子さん・・・つまり単調で同じ事の繰り返しのような行為が苦手
なのか?細かい事が苦手なのか?ここから試す・・・・

これ切れますか?これは?こんな感じは?何度も何度も質問する。そしてやってもらう。
その間、ずっと観察すると切り方の安定度は抜群だし、姿勢、タッチ何を取っても
教える事は無い。何年もやっているようだった・・・・

ならタイルの質感・・・すると急に速度が落ちる。勿論5時間を越えればいくらなんでも
根気も薄れる。けれど適度に休んでもらった。でも明らかにさっきまでと違う・・・

指導箇所が確認出来た。そこを何度も注意した。その間友達も確認すると、切り方の安定感や姿勢がまちまちで更に喰い切りの持ち方、ピンセットの使い方、ボンドの付け方、

何もかもが窮屈そうだったから、1つ1つ何度も確認して終る頃にはとても安定していた。

次回までに原画さんは本体は終えて来る、お友達は黒の縁取りを終えて来る宿題を決めた

この2日間の3人。あなどれない・・・・そんな生徒さんだった。こっちが少し戸惑った。
上手くなりたい・・・かなり剥き出しで向って来るな気がした・・・・

今度はどの位指導出来るのだろうか? 楽しみだ。

それにしても向き合う時間が多かったせいか、少し疲れた・・・・
そろそろ俺の宙船も満員なのかな・・・・


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