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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

当代島オリジナル教室4日目

2007-12-03 19:54:32 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いよいよ終盤。そろそろ各々の厳しい状態が判ってもらわなきゃならない。
ご自分で決めた全ての事のハ-ドルが高かった事が・・・・・

必ず一人一人に選んだ事についてこれは普通に終わるとか、厳しいよとか、家でも本気で
とか、声掛けはした。しかしこんなに厳しいとは思わなかっただろうね・・・・

少しでも本気で話を聞いていてくれたのなら、1つの道はここだけで終わる選択になったろう。また他の道としては、リピ-タ-の5人のようにここで指導した事を踏まえて、

家での時間を長くやり終わらせて行く道もあった。問題なのはどちらの道への覚悟が
無かったに等しい人がどう感じているのか?それが今日から始まるのだ。

こちらとしては今やれる最高の環境は作った。ほぼ全色対応に近い状況でぺきぺきを揃え
初めてであっても、大きさによって1cmの使用も許可をした。

通常体験者で無ければ絶対に触らせない。無駄や失敗するだけで基礎の無い人では無理に
近いし、場合によっては硬さについて行けないから・・・・そしてお金も掛かる・・・

しかしそれをも許可した。リピ-タ-5人は好きにしていいとまで言った。

それでも・・・・残念な事に豪華さに気がついてもらえない人がまたいたみたいだ・・・

最初から15人全員に理解して貰えない事は判っていた。リピ-タ-と初体験では全く姿勢
が違う。しかもそのリピ-タ-の凄さが初心者の人達には理解し難い・・・

えっ?何が・・・・こんなのが本音だったろう・・・しかし館長さんにそれは無理と言われやるしか無いと覚悟した。仕方無かった・・・やるしかないと・・・・

以前は精々5.6000円だった。それは自分の教室で貯めたかけらのタイルで色数を増やし
なるべく新品のタイルをはき出さない方法を取っていたからだ。

それがリピ-タ-になら判ってもらえる。しかしながら、なべしきのサイズでなら、
それも出来てもこんなにおおきくなるととてもじゃないがそれも出来ない・・・・

鉛筆の芯くらいの大きさであってもお金は掛かるのだ。妥協無く作れば1万円などすぐに
越える。ではここ以外でやってみると良い・・・ティ-ア-トさんからご自分で購入して
タイルを買えば当然ながら送料は掛かる。1万円以上買わなければね・・・・

しかもバラバラに買えば、1枚当たりの単価は当然値段も上がる。
そして更に、ボンド代、目地材代は無料にしているし、一番は全員に言われたとおりの
下地を作った事だ・・・・本来なら気が付いて欲しかった・・・・残念だ。

この教室は本気な人にはたまらなく豪華で俺自体もそういう人が1人でもいてくれる事を
願って始めた事。お金が高くなった分、満足度で御返ししたかったから・・・・

そんな中付き合ってくれている弟子達2人には辛い思いをさせてしまっている・・・・
正直言いたくは無いが・・・・すまん迷惑を掛けてしまった・・・・

甘くみていた訳では無いが俺の力不足だ。勘弁しておくれ・・・・

数日前、昔世話になった人と子供を連れて多摩テックに行った時の話をする・・・
6歳の子供は、子供のバイクを見て乗るって言った。

そこに明らかにその子より小さな子が一人で並んでいるのを見て、あそこで見ているから
一人で並んでみな・・・って言った。するとあれだけ楽しみにしていた彼の目が、
曇ってしまって、悲しそうに返って来る。乗れないって・・・・

俺はもう一回そこに行って見ると、係りのお姉さんが悲しそうにその子を見る。
何か理由がありそうだ・・・だから良いよ。乗りたくないんだよな・・・仕方無いな。

じゃあ何が乗りたいって。するとその子の母親は意気地が無いって言う・・・・
俺は理由がある。だから俺はこの子と楽しみに来たんだから、何も責めるなって言った。

悲しい思い出にするな・・・親のエゴで。そして彼に残念だな、俺お前が乗るの見たかったって言って何乗りたい?って言うと選んだのを好きなだけ、納得するまで乗せた。

最初は1人で乗れなかったのに、何度も何度も1人で乗れるようになってた・・・・
これで良いんだよ、何も言うな・・・黙って奴を見守ってやってくれ・・・って言った。

親なら誰でも乗せたい。乗ってもらいたい・・・そんな事は当たり前。
けれど奴の目と係りの目を見れば理由がある。いつかきっと奴は話す・・・それまで待つ

その後奴と風呂に入った。何しろ奴に楽しい思い出にして欲しかったから。
俺はそれしか考えなかった・・・また一緒に遊ぼうな。絶対また遊ぼうなって・・・

何度も何度も繰り返した・・・呪文のように・・・俺大好きだからって。
俺は甥っ子ともお風呂なんて入った事は無い。この子と仙台で1回の3回目だ。

体洗ってやって、まだ小さくて母親と2人で頑張っているこの子が俺の名を呼ばなくなる
まで、応援するんだ・・・頑張れって・・・・またそう思った。

次の朝、その母親から実は係りの人に補助車が取れていない子は駄目って言われたらしい
しかし彼は付いてはいるが全然それには頼らず乗っているものの付いている人・・・

って言われて正直に断念しただけだったのだ。そっか、良かった・・良かった。
奴は意気地なしなんかじゃなかった。嘘を付かなかっただけだ。

すると母親はあんた何あの子に言った?って言うから俺は奴にどこでも良いんだ、お前と
一緒なら・・・また遊ぼうなっって言ったんだよ。って言うと、奴は母親に、Katsuおじさんがまた一緒に連れてってくれるって言ってたって・・・

それで良い。今度は補助車取って絶対乗る。仕方無いや、無理、もう良いんだ・・・・
そんなのは駄目なんだ。乗った、乗るんだってやらないと駄目なんだ。

こんな小さい頃から諦める、仕方無いなんて・・・リベンジしてやらないと。

負け癖付けては行けない。自信を持たせるとはやれた、出来たの繰り返しなんだ。
そして母親に誉めてもらう。愛する人に誉められる。俺は出来るってね。
男の子とはそう言うものだと思う。その時が来たら誉めてやってくれって頼んだ・・・

そしたら有難うって言ってた・・・俺は別に何もしていないけれど奴も頑張っている。
見守ってくれ・・・そして頑張れって言って電話を切った。

そして親しき人にも同じ事をした。もう無理せず好きにしなさい。教える事はもう無い。
自分の道を行きなさい。とうとう終わりの日が来たみたいだ・・・・

やれる事はやった。見守る事の出来ないのなら去れば良い。俺は可哀想な人では無いから
人に愛される自信などはなから無い。愛されて強くなれる・・・それは俺には無い。

これが劣等感。こんな大人にはしないで下さい。心あるお母さんは・・・・

いつも何事もただ一生懸命に後悔の無いように心掛けるだけ・・・結果がすべて。
プロはそれがすべて。今回もそう・・・・

ずっとそうして来た。これからもそう。お迎えが来るまでただ一生懸命やる。
望んでくれる人の為にだけ・・・・望まれるように準備しながら・・・・

また人になる事は出来なかった・・・・また一歩モザイクするサイボ-グになった・・・

いつ俺から心が無くなるのだろう・・・・心なんて今の俺には必要は無くなった・・・・
最初から何も無かった、何にも無かったんだ・・・また己に言い聞かす・・・・

でもそんな中少しだけほっとした。これはリピ-タ-の一人だけれど、晩酌辞めてやっているのに、終わってしまう・・・って少し残念がってくれた。良かったやって・・・

この人もリピ-タ-。やはり毎回残ってやっているし、ドラマチックに前回よりやって
あった。相当家でやった事が伺える。他の3人もそう。

全員載せられなかったのが残念なんだけれど・・・・



   

誰でも考えれば後2回。半分以上終わっていなければ終わらない・・・・
来週までの1週間・・・・どう変わるのだろうか?


  

  
終わらないとは言わないし言えない・・・ただ約束は終らせる。
ここまで来なくては判ってもらえなかった・・・きっと辛かろう・・・・けれど・・・

終らない人がいるのかも・・・と思う俺らも辛い・・・ここで終らないときっと2度と
お会いする事は無いだろう・・・・何故なら言ってくれなかった、止めてくれなかった

そう言われるか、これで良いですって終らないで去るか、いずれにせよ、こちらの責任
になるのだから・・・・その代表が親しき人なんだから・・・・

俺には強制力や引っ張る力は無い。本気な人以外・・・・後は大人なら自分で考えて
何をすべきか、どうするべきか?ご自分で決めた事を遂行して頂くだけ・・・・

環境と気持ちだけは切れずに後2回を過ごすだけ・・・・最初と同じように・・・ 

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ライオンさんの下地とおさかなさんのオブジェ・・・・それと・・

2007-12-03 03:15:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝はライオンさんの下地作り。鏡の部分の木を彫るってのが厄介だったけど、まぁ昼には
終わった。後で補修もあるがひとまずお渡し出来る所まで終わったから・・・・・

午後一番に取りに来てくれた。これで火曜日のお教室までに下絵を写してくれれば、
すんなり切る・・・・からスタ-ト出来る。

勿論その後はおさかなさんのオブジェ。日に日に変化しているんだけれど、一応枠の
部分は終わった。さてこの後が難儀な事が待っている・・・それは、どう壊すか?

実はまだこのメッシュ部分は本体とはくっついていない・・・だから張った部分の一部を
壊して、釘を打たなければならない・・・・どうするか・・・・

まだ続く・・・長いな・・・思ったより・・・・

ただ終わりは必ず来る・・・人の気持ちと同じように・・・・

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