katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

人形作家さんと大城さん教室

2012-11-08 21:57:43 | モザイク教室
さてさて今日は長いので、興味の無い人はパスした方が良いのね・・・・。
実は昨日、かぐやが大失態をした・・・・。手持ちの喰い切りが無くなったので、

注文を入れたのだけれど、先方から帰って来た返答がいつもの3倍の値段だった・・・・
そこでそれでは生徒さんに余りにも失礼と思い、他もあたろうと言う事になる。



ただそのやり取りの中で、先方から新製品のサンプルを送るから見てとの事。
そんなやり取りがあった中で、何しろ3倍の値段・・・・急場を凌がないとならない。

すると楽天で見つけたものはいつもの2倍で済むくらいだったが、ダメもとで、メ-カ-に
直接打診をして見ろ・・・と頼んだのだが、メ-カ-から来た答えは、楽天よりも高かった

つまり楽天に出店している問屋さんの方が、同じものをメ-カ-よりも安く売ると言うのだ
それをおかしいとは思わんか?・・・の質問に、かぐやは俺にメ-カ-が安く無かった事に

腹を立てているのか?私を責めるのか?・・・と絡んで来る・・・全く持ってしてばかもんである。お里が知れた考え方である。こんな程度が弟子か・・・と思うと恥じるのは

俺の方である。俺の言わんとする意味が判らない・・・・説明しなければ判らない。
こんなものが弟子なのか・・・俺は今まで何を教えて来たのか・・・・失望でもある。

俺の言いたいのは、もし俺がタイル屋だとして俺の名刺には何て書いてあると思う?
例え小さかろうが1人親方。だから代表なのである。つまり社長なのである。

大事なのは相手の社長、つまりトップと話したい段取りを取れるようにするのが、
事務だったり、秘書だったり、社員のように働いているかぐやの役目なのだが、

要するにかぐやの送ったメ-ルには、観なくとも一切そう言った事は書いてはおらず、
誰でも書ける値段はいくらですか?の問い合わせと、馬鹿よりマシくらいなら、

俺のホ-ムペ-ジを張った程度の事だと推測する。それが答えとして、先方はおざなりの
誰でも問い合わせすれば決まった価格を事務処理された事になる。事務のお姉さんが。

しかもメ-カ-直接なのに、楽天よりも高く・・・・実に普通の対応をね。見事に。
これが同じ事を言われても、社長にご興味はありませんでした・・・と一筆加えて

下さればかぐやは良くやってくれた・・・となる。言いたい事は先方では無く、
かぐやの至らなさである。つまり先方は知らなかった・・・と言えばそれで済む。

がしかし、かぐやは弟子であるのに、そう言う話の仕方を出来なかった。
つまり俺を馬鹿にしたのはかぐやなのである。単にいくらなの?って聞いてしまったの

だから・・・・。社長扱いをしなかった弟子・・・なのだから・・・。
そんな経緯があった中、いつものような時間に連絡が無く、連絡が取れたと思ったら、

せがれが盲腸らしく、今病院に向かっている最中・・・と言う。すべてがどうでも
良くなった・・・では落ち着いたら・・・となる。

当然、そんな事では来週の富岡公民館には来られない。となると、保険で誰か必要かな
・・・?となる。本来、特に問題は無いとは思う・・・ただ、まず整理すると、

かぐや目線なら、何かこうしたイベントに参加でもして顔を売らないと、1人大阪で
横の繋がりを持てず、孤独感にさいなまれる・・・・そんな気持ちにならないように。

それとプライド。かぐやがいなくても何とかなった・・・これでは最初の意味以上に
辛くなる。トップとしてのプライドが傷付くようにも思える・・・。

ではのりちゃんお母さん目線なら、何しろ初めての手伝い。人に教える事・・・
これはとても難しい。何を聞かれるか判らないし、自分は出来ても、教えた人が

出来なくては何にもならないし、いかに適切なきっかけになる指導が出来るかどうか?
となるのだけれど、最初からそんな事は望んでいない。

一番大事なのは同じような歳の人達の評価を聞かせたい。あの作品を見てどう感じるか?
生の声を聞かせたい。そして人に教える事に携わる事で、刺激として貰いたいし、

これを1つの経験として欲しい。しかものりちゃんと一緒で無いのも勉強で、
別々の経験値を付けさせる為でもある。だから戦力としてと言うよりも、今後の戦力の

為の経験値の為であり、即と言う事では無く、のんびりやって欲しい訳で・・・。
そうなると、キウイ目線は非常に厳しくなる・・・すべて考慮に入れた上で頼む・・・

そこでキウイに電話となる。かぐや不在でどう思う・・・?すると、何もかも判った上で
何とかなりますよっ・・・ただ目地は期待しないで下さいぃぃって・・・。あはははは。

やるじゃねぇかっ・・・ただ色々と考えた上で、保険を付けるか?付けないか?だよなっ
・・・だろっ?・・・・そんなやり取りの後、タピオカから電話が入る。

キウイに聞いた・・・と。一応職場に聞いて見る・・・と。無理はすんなっ・・・と
ひとまず電話を切る。まっ、この答えが神様の決めた事にすれば良い事にする。

そんな中、日高氏が来る。そこでひとまず新浦安での問い合わせの同行の件を確認。
更にそんな中、メ-カ-さんから問い合わせのご回答を見て貰ったか?の電話が入る。

大体は知っていたが、かぐやが対応しているので、ここで俺がすべてを語るのも
どうか?と思い、担当者が不在で・・・と言うと、西からこちらに来る用事があるので、

そちらに寄れたら寄らせては貰えないか?と言うものの、こちらが、ではこの日は?と
言うと、特に期日は決める事無く、質問はお教室をやっているようですが、

どの位の規模ですか?と聞かれるので、細々と大工さんの倉庫でやっている位です。
更にどんどんと増やす気も無いですし、末永くやって下さる人に教えて行こうと・・・

考えています。と答えたものの、反応が良いはずも無く・・・・ひとまず何も進展せず
お開き。そんな中、お2人がいらっしゃる。

まずは大城さん。もうほぼ完成するほどに張ってあり、足りないパ-ツを数枚やると
すぐに張り終わりとなる・・・・そこで目地、更にペンキ塗りを一緒にして完成。

終わっちゃったのね・・・・これでおしまいになっちゃったのね・・・・
何だか折角こんなに上手くなったのにぃぃ・・・お嫁に取られたお父さんのような気分。

チェっ・・・って感じなのね・・・と言うと・・・・人形作家さんが来る道中に、
まだ生まれないでしょぉぉぉ、後1つ作ろうよぉぉぉってそそのかしてくれたらしく、

もう一回そそのかしましたからぁ・・・・って。有難うぅぅぅ人形作家さん。
ってその人形作家さんも次回床も完成する・・・



屏風は完成した。2人共に実に個性的なオリジナル作品を作って下さったのね。
とても素敵な作品である。さっき日高氏にのりちゃんお母さんの作品を見せた時に、

時間掛けて作った作品って言うのは、やっぱ凄いよなっ・・・って言っていたが、
きっと奴さんも、この2人の完成作品を観たら、褒めてくれたと思うのね。

そんな中、近頃ちょくちょく見える旦那さんが作品依頼をして下さったのね。
さて更にそんな中、朝の喰い切りの件。いつも買っている商社さんから送られて来た

サンプル・・・3倍に上がっていたはずの金額が、いつもよりも300円程度高くなった
見積書が付いていた・・・・あぁ、さてさてどうすっかなぁ・・・・

一番安いのがいつもの商社さんになっちゃった・・・・何か色々とガッカリ・・・。

そんな中、夜にかぐやから連絡があって、せがれは入院はするものの、手術はせずに
帰って来るらしくほっとする。そこで娘に代わって貰い、色々大変だったな?って

言うと、何がぁぁぁ?って・・・・ばかちぃぃぃん。何がって・・・・今日は1個だろっ?
あぁ弟ぉぉ。切らないってよっ・・・しかもお腹すいたって言ってるらしいよぉ・・・

って言うので、後にも先にもお前の兄弟は1人なんだよっ。かぐやは1人っ子だから、
良くも悪くもそう言う事が判らない。治ってしまえばそれも思い出になる。

共有出来るって幸せってもんもある・・・しかも大した事無く帰って来るのなら、
大した事が無いのに病人面すっから、治るまでは勘弁してやれ。

治ったら締め上げても良いから・・・。それとお母さんの事なんだけれど・・・・と
話そうとすると、奴も私も来週お母さんがkatsuさんとこに手伝いに行けば・・・・って

思っていたんだけれど、そう言う訳には行かないって言うんだよっ・・・って。
そりゃ当たり前だし、それが公民館からの連絡で17人が減って12人になったらしいから、

大丈夫になったから・・・と言うと、そうなのぉぉって。まったく色々と気を使うのね。
お母さんを気遣う娘と、盲腸で入院しているのに行けば・・・と言うせがれ。

そんな奴らには、こっちは大丈夫なんだよ・・・って安心させてあげるべきで。
でもいらない訳じゃないよ・・・って言うのの、代替の言葉が必要で、

お母さんはとても来たがっていたと思うのね・・・今はせがれの事で気を張っているけど
もう少し経つと落ち込む予定なんで、代替が決まったら頼むなっ・・・・って言うと、

はいって一言。それとお母さんモザイクにそそのかしちゃったから、お前達には
迷惑掛けちゃってるな・・・って思ってるからよっ、その分必ず良い事返すからよっ。

そんじゃねぇと、やってられねぇだろっ?って言うと、あははははって笑うのね。
そんな奴の子供だから、親見て、人付き合いは悪くなるし、絵ばっか描いてると思ったら

美大に行きたいなんて始まりやがって・・・いつか俺達が上に行った時によっ、
お前もしっかりやっててくれたらよっ、お前も俺達と一緒に仕事しようなっ・・・・

期待してっから、期待しててくれ・・・すると、有難うございますって言うのね・・・
おいおい、俺の弟子よりしっかりした挨拶すんじゃねぇかっ・・・・

さっきまでふざけていたのに、ここでは有難うございますかよっ・・・・。
随分としっかりした娘じゃねぇかっ・・・参ったなこりゃ・・・。

そんな中、かぐやと代わったんで、せがれと娘に救われたなっ・・・お前の娘は
お前よりも上だなっ・・・良い娘じゃねぇかっ・・・奴はきちんと俺と向き合うぞっ。

きちんと。何か色々と気忙しい1日だった・・・・。あっそうそう、やっぱ俺とキウイと
のりちゃんお母さんの3人で12人の富岡公民館に行く事になった。

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お久しぶりのキウイ教室

2012-11-08 07:24:46 | モザイク教室
高洲のサ-クルでは会ってはいたけれど、アトリエの教室は7月以来。
自分でもみんながどんどんと進んでいるのに、そろそろやれよぉぉぉって言いたいでしょ

・・・・判ってますぅ・・・ってノリ突っ込みしてたくらいお久しぶりなのね。
学校行事があって、こうなる事も判っていたので特にビックリはしてなかったけど。

そんな中でも、しばらく振りに見ると、女の人の下絵が更に描き込まれていて、
とても素敵になっていたり、



大木も随分と進んでいたりもしていた。



そんな中、のりちゃんがやって来る。本当は昨日持って来るはずだったお母さんの作品を
持って来てくれたのね・・・・昨日忘れちゃったから・・・。そんな中で、

キウイにのりちゃん終わるじゃないぃぃ・・・・って声を掛けられて、私も昨日
終わる気がして来たんです・・・・とのやり取り。

実に聞いていて嬉しい。生徒の常連でもありエ-スのキウイが、リピ-タ-の人に
ねぎらいやきちんとした批評をしている。しかもそれを聞いた人もそれを励みにも

している。実に良い関係である。しかものりちゃんも作品を持って来ていて、作品の
見せ合いっコになったりして、先生冥利とでも言うのかな・・・・素直に嬉しい。

しかも作品の内容としても本気だけあって、実に両方共に素晴らしく、この作品を
また、また・・・と越える人達だと思うとワクワクもする。

さてそれはそれとして、これがねキウイくらいになると、もうモザイクとして
教えるような事は少なくてね・・・教えるって言うよりいかにどんな感じなのか?を

聞いて、こんな感じかな?って言うやり取りをして、それならこんなのは?・・・って
トッピングとしてのアイデアを膨らませたりする事であって、こうしろああしろって

言う事はほぼ全くと言って無い。がしかし、作品のグレ-ドが良くなればなるほど、
自分だけで進めた部分に若干問題が発生する事がある・・・それがデッサン力。

そうね、unidyとか人形作家さんのように学校を出ていたりすれば、そこの問題は
無いだろうけれど、俺よりも見劣りしてしまうデッサン力の場合、

あっここ若干太っていないかな・・・とか逆に痩せていないか?だったり、
単純に丸いものが丸く見えなかったり、基本的な事が変な場合だったりした時に、

初期の頃は剥がしちゃだめ・・・と教えているのだけれど、常連クラスの場合、
剥がす意味も判っているし、それを剥がす時に、剥がしたものより良くなる結果を

知っての上、って言うものを持っている前提である・・・をクリア-出来る腕を
持っている・・・この場合に限って、ここは剥がして良い・・・と言ったりもする。

まっそれが常連とリピ-タ-さんの差であったりもする。簡単に剥がせるのと、
剥がす重みを知っての上・・・いずれにせよ経験値を増せば判るもの・・・・。

そんな中で、当然キウイもこれだけアトリエに来ていなくて、自分で進めれば、
そう言う事が起きていて・・・・ここは剥がしとくかっ?・・・と声を掛けると、

やっぱりそうかぁ・・・そうかなぁと思ったんだけれど・・・・と自分でも若干感じて
いたらしく、すんなり剥がす事になる。

それは俺の役目。これだけ手の込んでいてピッタリ張り込んでいると、次々と剥がれる。
場合に寄っては、ゴソっと取れてしまう事もある。

それと、どちらが痛いか?でもある。やったキウイが痛いのか、教えられずに・・・
の先生の責任として痛みを味わう為にも俺が剥がすのか・・・こんな事をするべき。

だからこそ、こんな葛藤の中、作るから重みがあるのであって、タッタカ張るかっ・・
ってやっているのなら・・・それでは観るまでも無く、要するに作り手の気持ちが大事。

以前、俺が尊敬するタイル屋の世話役は、住む人の気持ちになって・・・と教えて
くれた。逆にお金だろっ・・・と言わんばかりの人達も沢山観て来た。

俺の流派はどちらかと言えば前者で、作り手の気持ちが腕を作る・・・と考える。
がしかし、それをするには基本の腕を持ってして・・・となり、その基準が常連。

そんな理想を追求すると、厳しく険しくなるので、経験値が必要と考えて・・・となる。
がしかし当然、それを教える事になるのだから、こちらとしてもそれ相応の指導が

要求される訳で・・・・凄いものになれば、凄い事が必要となる。当たり前の話。
どちらか一方なんてもんは成立しない。

って中、小物が完成していて目地となるのだけれど・・・・



目地の色どうする?えっと・・・ベ-ジュ・・いや違うなぁ・・・どうしよっかな?
・・・と悩んでいたので、こんなのは・・・?と提案したのはライトグレ-。

まっ昔ならグレ-ぇぇぇ?って言っただろうけれど、意外とすんなりだったのね。
ベ-ジュと言いつつ違うなぁ・・・が早かった。これも経験値。

ただね、さっ目地って時に、キウイもっとヘラは短く持って・・・あっタイル取れたぁ
・・・・って、ばかちん。だから今、そうなるからの説明をしている最中に・・・

しかも取れちゃった・・・じゃなくて、取っちゃっただろっ・・・そうなるような
やり方して、偶然だぁ・・・じゃなくて、必然ですぅ。

と、目地になると教える事だらけの人になる。あれだけの作品を作る人だけれど、
とは言え、目地は各作品に1回ずつなのである。

思い込む事無く、教える側は見るべき所を見て、指導をすれば言いし、キウイのように
上手くなってもこうして教える事はまだまだある・・・上を目指すなら・・・ね。

勿論、上へ連れて行くのなら、俺の器量も問われる・・・おぉ怖い。

そんな中、俺もいよいよ終わりに向かっている・・・





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