katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

のりちゃん親子教室

2012-11-01 05:03:24 | モザイク教室
流石に連日2人セットの教室が続くと、ブログも書く事が多くて間に合わない・・・・
だからと言って、単に入れました・・・って訳には行かない。

すべてその日の指導だったりするのだから、私の時だけおざなり・・・何て事になったら
信用問題でもある・・・・。

そんな訳で2日分・・・。やっと今、昨日のみどり、タピオカ教室分が終わって、
ようやく、今日ののりちゃん親子教室分に入ったのね・・・でも5時かぁ・・・。

じゃ枕は無しで本題へ。正直本来はこう言う事は言わないけれど、何しろ季節もの。
11月には飾るよ、だから11月末には終わらせよう・・・・ここ。

厳しいのは判るのね。本来はじっくり・・・って言うのだから。けれど、季節モノ。
今飾れないと、来年になってしまうのね・・・。それではテンションが下がる・・・・

しかも、ちょっとでも飾れれば・・・なんて作り方をすれば、必ず先に先に・・・と
終わらなくても・・・・になりがちになる。

それが証拠に、終わらなかったら・・・・なんて発言も出ちゃうくらい、参っちゃってる
・・・・でもそれは当たり前で、グレ-ドが良いし丁寧過ぎるくらい丁寧である。

当然時間も掛かる。もっと言えば、昨日のみどりと似ていて、みどりは遊びに行って
へこたれちゃった・・・そんな感じだったが、のりちゃんは1cmタイルの大作が

初めてなのに、ガラスタイルにエミリア・・・とかなりハ-ドになっているのね。
けれどここまでやって来る。要するに大変なのは重々判った上での、頑張れなのである。

それは夏の監督教室と同じで、まだ時間がある・・・と考えさせては先延ばしにするし、
時間が無い・・・・と焦れば、粗雑になる。

しかももっと言えば、終わらないかも・・・と諦める気持ちになる・・・ここ。
気持ちで負けて行く・・・。終わらないかも・・・・と後向きの予定も立てたのなら、

終わっちゃったらどうしよう・・・の予定も考えなきゃ・・・ね。
それが出来ないのなら、終わらない事なんか考えない事。つまり残り時間の過ごし方。

いつもよりは多くモザイクをする・・・これは仕方無い。何しろこの1ヶ月だけの事。
夏の強化合宿みたいなもんだと考えて、やれるだけ頑張って見る。いつもよりもね。

それで11月末になった時、何処まで終わったか?で考えれば良い事であって、
終わらないイメ-ジをするのなら、終わるイメ-ジもする事。それじゃないと、

プレッシャ-でやらなきゃ良かった・・・とか、そんな気分で進みが悪くなる。
そもそも初めての素材で初めての大作。そりゃきつかろうが、初めてなのにこのグレ-ド

そもそもが頑張り屋さんなのだろうし、本人も気が付いていないだろうが、本来
のりちゃんは器用な人なのである。ただお母さんは器用で上手い・・・と比べられて

見劣りした評価された事が多かったように思えるが、消してそんな事は無い。
俺はむしろ器用だと思っているのね。もっと言えば、ここも心の問題。

出来ないかも・・・と口にしないで、出来ちゃって・・・何処に飾ろうかなぁ?って
作る前は言っていたのを思い出す事。あの頃はそんな事を言っていたはず。

要するにプレッシャ-が掛かって来ちゃった・・・単にそれだけ。だから、終わらない
・・・そのイメ-ジを払拭する事。まずは終わりたい・・・そう思う事。

しかもそもそも慌てないで・・・と言うべきなのに、そう言わずに終らせる事・・・と
まるでいつもと逆な事を言う理由・・・・勿論季節モノだからもあるが、

決定的な事。それは1cmタイルは初めてなのにこのグレ-ド。上手く出来なくても仕方
無いのに、それどころかこの仕上がり・・・つまり意識無く丁寧なのね・・・。

つまり急げって言っても、変わらないし、何を急げば良いかも判らない。
だから要するにきっと時間で解決しに行くはず・・・。

だから絶対このグレ-ドは落ちない。では慌てる事でグレ-ドが落ちたとしよう・・・
例えばね。そもそもそれが普通じゃん。出来ないのが普通でしょ?

もっと気楽に、ただちょこちょこ時間を作る。ちょこちょこパ-ツ切りだけして見る。
何しろいつもよりもこの1ヶ月だけちょこちょこやる・・・じっくりじゃなくて、

ちょこちょこ。回数をね。騙されたと思って・・・・。

今度は逆にみどりと同じで遊びの作品で・・・・ちゃかちゃかっと作りますぅぅぅの
お母さんは?と言うと・・・・・



どうなの?これがちゃかちゃかの遊び作品だって・・・?あはははは。どうなってんだか。
だからお母さんには、これはぺきぺきの作品の大作ですよっ・・・だからじっくり。

となる。何故ならぺきぺきは簡単だから・・・と最初は楽々だと思っていたから、
ちゃかちゃか・・・なんて表現をしたものの、やって見ると難しく大変だった・・・と

今となっては、そんな風に気持ちが変わった事から。そうすると簡単だぁって思っていた
ぺきぺきのモザイクは・・・こんな事になって、実に素敵な作品となりつつある。

しかも見て判るように体験の時とは違って、1つたりとも拾ったパ-ツは入っていない。
それだけでも質が上がって当然。もはやお母さんは別人になってしまったのね・・・。

とんでもないしっかりしたモザイクをする人に・・・。それなら指導は全然変わる。
そんな姿勢で取り組むのなら・・・思い切り指導させて貰わなきゃね。

ではこんな素敵な作品を更に素敵にする為の指導。


注目して欲しいのは、手と体の黄緑部分。何故縦に区切られるように目地が取られている
のか?・・・これは繋がっていると平面に見え、区切る事で手が体よりも後に見えるから

つまり遠近感を出す為なのね・・・これが例題となる。良いですか・・・これを
お母さんは出来た人なのね・・・これをベ-スに・・・今度はこれを見て。



この2本の足。右と左どちらが自分よりにあると思う?・・・・するとお母さんものりちゃんも右足が前にあると思う・・・って言うのね。はい、俺もそう思うのね。

じゃそう見えるかな?本当に・・・。ではこれを見て。


さっきの例題と同じで左足は体より後にあると言うのだから、これで正解なのだけれど、
右足をバタ-ナイフで隠した部分・・・・ここの目地・・・ここが問題。

さっきの両足の画像に戻って良く見て。本来境目を付けるのが遠近感に繋がるのなら、
右足は体と同じ位置にあるべき。つまり区切りが無い方が左足より前に見えるはず。

お母さんはこの説明の途中で、あっ・・・・って判ってくれた。しかも剥がしたいって。
ダメなのね・・・上手くなるにはこんな事で剥がしては・・・・。教訓なのね。

これだけの中でたった1箇所。このたった1箇所は二度とやらない・・・そんな教訓。
しかもたったこれだけの事。遊びの作品で100点取りに行かない・・・・ね。

練習、練習。俺にはたった1箇所。じゃ99点じゃん。もう二度としない教訓の作品が
半分終わって99点。十分でしょ?そのままキ-プ。それだけで良い。

だってそもそも拾って入れなくなった・・・・最後まで拾わなければ、それだけで十分。
意識がそこまで変わればもう十分。もうお母さんはもう別人なのだから。

意識が変われば作品の質は、ここまで変わる・・・良い見本である。
この意識は次の展開として、教わるから、教えるの経験値が入った瞬間、また一皮も

二皮も剥けるはず・・・それは自信にも繋がって行くはず。実に楽しみなのね。

さてそんな後は・・・・富岡公民館と高洲の体験教室の下地作り・・・
久しぶりにUnidyの最後のお客になってしまったのね・・・・加工室で・・・・。

駐車場の電源落とされちゃったのね・・・・


次の工程は中身を彫る・・・






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