katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さん魔女完成

2012-11-21 00:54:08 | モザイク教室
すでに自宅でかなりやってあって、顔とランプだけとなっててね・・・その中の火に
ついて掘り下げちゃったりする。



何か変なんだけれど・・・と本人も違和感を感じている・・・ただ何処を直せば・・・
それが判らないって言うのね。それじゃ2箇所ばかり変えて見る。



ほんの少しだけれど、雰囲気は変わったとは思うんだけれど・・・どうかな?
要するに切る事は上手くなったのに、張るって事がまだまだと言う事になる・・・・

こう切ってね・・・と言えば、問題は少なく出来るだろう。それは楽譜通りに弾ける
スタジオミュ-ジャンのよう。そこを何とか張るって言う技術の向上が課題なのね。

しかし何で・・・・?となるのだけれど、それはここまで完成度が良い作品を作るから。
ここまで出来る人にもっと上手くなるには?となれば、繊細さが要求される。

つまりその位階段を上がったって事でもある。さてそんな中、当然続けてくれるとなると
新作の遊びの作品は・・・?となるのだけれど、早速下絵が描いてあったのね。

ラフだけれど2枚。


ぺきぺきでやりたいんだけれど、どっちが良いと思いますか?の質問をされたのね。
・・・とその前に、まず準備のねぎらい。ここは何とも見事。それによって下地も

すんなり作れる。ただね、その前に今度もまた描いてあるが故に、更なる指導となる。
答えから言えば、先生の立場から言えば、左のパエリアにして貰いたい。

理由は1つ。右のモチ-フは誰かが何処かで作っていそうだから・・・。
何しろ以前にも言った事があるけれど、これだけ作っている俺も食品サンプル的な

作品は1つも無い。それだけに難しそうでもあり、実に面白そうである。
何しろ未知数な部分があるのだから。

しかも、お話の中に食べる事を何とも楽しそうに話す方なのね。モチ-フとしての
選択も判る気もするしね。これが大作となると・・・・ん・・・・と言っただろうが、

ぺきぺきだし、何とかたどり着く事が出来るだろうとの判断でもある。
ただその前に下絵の指導ね。

まず同じような○の中に描かれている2つの作品の特徴を考えて、洞察力、観察力の
アップ。一体どんな特徴があるだろうか?

まずビンの方からね。良く観ると背が高い。となると、きりんとか馬とか、チュ-リップ
とかに似ている感じがしない?全部正面から観ている感じでさ・・・。

と見えさえすれば、のっぽだね・・・・。そうのっぽ・・・当然縦長だよね・・・?
つまり縦に長いんだから、楕円の方がワイドに作れるよね?

判るかな?何かもう気が付いたかな?・・・・と言う事は、パエリアはカメとか大地とか
パンジ-が沢山とか・・・何か背の低い横長に見えないかな・・・・?

つまりやっぱり楕円の方がワイドに作れる。そんな気はしないかな?
次にもしビンの方にするのなら、文字があるよね?今、下絵は鉛筆の幅1本で描かれている

けれど、本来はこの幅には作れないから、モザイクではこの何倍かになってしまう。
その時にどんなに上手く細く切れたとしても・・・と考えてもね・・・、ぺきぺき。

そんなに細くは切れないだろうね・・・。要するにきちんと切れる幅をキ-プしてとなる
だから、下絵は一番細い場所、細かい場所から描く。そうなると当然下絵は大きくなる。

つまり自分の思った下絵の大きさはすべて小さ過ぎることになる。しかも大きさを決めて
描いた事にもなる。その考え方は?インテリアを作りに行った事になる・・・・

そうでは無いのね。作り手を育てないと思うようなインテリアにはならないと言う事。
ここが大事なのね。要するに飾る自分の目線は作り手の気持ちなんて一切関係ない。

つまりコ-ディネ-タ-的なもん。そこに合うってだけ探し。作らなくて良い。
探すだけ。合わせるだけ。組み合わせ・・・こう言う難しさ。

逆に作り手はそのグレ-ド。ただ出来た・・・では初回の体験教室のままで良いはず。
違うよねぇ?上手くならなきゃ・・・でしょ?ただ何が、何処が?になる・・・

要するにそれが上手く出来るか?どうか?の判断力なんかも問われるのね。
ここが分岐点でもある。どちらにせよ下絵を大きくするのならグレ-ドを落とさずに

作れるように思える。がしかし、インテリアが欲しい・・・この大きさで・・・と
なると、考え方は大きさにこだわっているだけだから、グレ-ドは問わずって話になる。

しかもそれで出来ると判断もしている事になると、かなり問題でもある。
もしかすると、全然見えない事にもなるかも知れない・・・そんな事態もある・・・

では、それでも大きさだけにこだわるのなら、ビンをお勧めする。文字は太くなり
マンガチックにもなりがちだが、ロゴとしてお洒落に描く事が出来れば、

挽回もあるかも知れないが、パエリアを選んだとしたら?ねぇパエリアの特徴って何?
ほらっ、そこのお母さん。俺は食べた事しか無いよ・・・作った事あるんでしょ?

まずえび。小さく作れるかな?・・・えびに見えなきゃパエリア以前の問題。
まさか檸檬は黄色って色だけに頼るとでも・・・?

もっと恐ろしいのは、ム-ル貝・・・見えるかな・・・?そしてお米・・・ある程度
パラパラ感にならないと、単にオレンジのバック・・・で見えるかな?

そんな事を引き換えにするのね・・・作り手目線って言うのは・・・?
間違っても、本当に上手くなるまでコ-ディネ-タ-目線では作らない事。

そんなこんなでパエリアになるんだけれど、このラフ画の精度を上げて来て・・となる。
しかも、全国的にこれが普通の具材で一般的なレシピのような・・・あんな感じにね。

それをお洒落な創作料理みたいなパエリアにしてしまうと、また難しくしてしまうのね。
個性とか好きに・・・の部分は文字、ロゴ。それをオリジナル感満載とする事。

それを踏まえて下地完成。


この遊び・・・とても面白そうである。俺も楽しみなのね。
と、次回作の話はともかく、完成した・・・・とても個性的で大作の1作目としては、

実に良い作品となった。でもこの1作目、余りにグレ-ドが良いから、自分越えは大変。
その位、個性的で見事なのに、本人に俺が思うほどの手ごたえを感じないのね・・・

そこが伝わって、いかにこの作品から作り手の熱意が感じられるか?・・・を本人に
いかに伝えられる事が出来るか・・・・・そんな事が俺の課題でもある。

さてその後、アイフルさんの看板の枠張り。


それと平行に昨日の木の薄皮剥き・・・まっ、くりの皮剥きとでも思って貰えば・・。


そんな時に角嶋の親父が帰って来て・・・また買ったの?親父のとこの材料屋さんの紹介
で・・・って話で、やったね・・・質問、質問。

ねぇ薄皮ってどうやって剥くんだっけ?・・・・すると、こうしてみ・・・と教えて
くれたんだけれど・・・あっそうだった・・・そうやったわっ・・・思い出した。

何しろこんな事いつやったっけ・・・?って浅いぃぃ経験値しか無いものでね・・・。
ただ俺にはここにいるだけで、バックに大工さん・・・有難いのね。

ただね、教わって早くはなっても、これだけの量・・・そんなに簡単な話では無く、
明日に持ち越し・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする