katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

木場に下地の木散策

2012-11-20 06:16:38 | モザイク作家
新作で使う木を・・・・なんて事が必要になったんだけれど、以前金魚の作品を見ていた
角嶋の親父さんの問屋さんが、何処で買っているの?って話になって・・・・

それなら紹介するよっ・・・・って言って貰ったんだけれど、その後そんな機会が無く
・・・そんなこんなで今日になっちゃったのね。

木場も久しぶりなら、いつも行く場所は一緒なので、一体どんな所なんだろう?
今後膨らむのかなぁ・・・?と期待もあるが不安もある・・・。

ただ問屋さんがいるから、ないがしろな態度で対応される事は無いのは安心だけれど、
これ1回だけでは、もしあったとしても広がらないしね・・・・。

そんな中、現地での待ち合わせ。連絡もしていたしすんなり合流。
特にショップのような場所じゃ無いから、どんなのが欲しいんだい?の質問にも、

何しろ余りの木の多さに圧倒されるわ、お金は無いわ、ちょっぴりビビリ気味・・・
でも、そこは問屋さん。きちんと高くちゃ買えないし・・・と言って下さって、

貧乏作家な事も言ってくれたし、俺も以前の作品の写真も見せたので、判っては貰えたが
・・・つい先日、そんな小物を作れる木が出ちゃったんだよなぁ・・・って。

まっ何かあるだろっ・・・って探して下さって・・・出て来たのがこれ。
杉って言ってたかな?・・・正直、まず彫りやすい事、そしてスタイリング・・・・・

木の質って言うのは俺には判らないし・・・・まっいつもの価値観なんだろうけど、
何しろ貧乏じゃん。例えば食事。暖かいものが暖かく、冷たいものが冷たく食べられれば

それで良い。要するに好きか?嫌いか?のみ。だって観た事の無いものの判断や、チャレンジなんてもんは、貧乏人には関係の無い事で・・・。こんな場所じゃね・・・。

例えば牛なんて外国の牛じゃん。国産なんて乳搾りの牛乳くらいなもんだし、
貧乏人ってもんは買えればラッキ-って感じだから選択権が少ないのね・・・

だからびびる。これが100円ショップなら、お金持ちだろうが、俺だろうが、権利が
一緒だから臆す事は無く、条件は一緒。でしょ?・・・・こんなのがいつもの考え。

でもね、こんな俺がこだわるとね・・・・すいません、出来ればこんな感じので・・・
となるんだけれど、そうね・・・それは後半に広げる事にして・・・。

そんな訳でゲットした木を持ってアトリエに行き、足りない道具を買いに行く。
皮を剥いたり、磨いたり、ペンキも塗らないとならないし・・・・やる事が満載。

そんなこんなで薄暗くなるまでやって・・・・


まだ途中だけれど、ここまでで終了。それでその後に、びれっじさんに行く。
実はサ-クルの人達の小学校で作品の展示があるんだけれど、俺もいっちょかみになり

そんな訳で、びれっじさんのとこにある金魚作品を取りに・・・・ね。

さっきの途中の話はここならいっぱいあるのね・・・。例えばね、大会優勝魚なんかが
いたりして、もしその横にトロフィなんてあったら・・・・?

興味の無い人でも、きっと高いし凄いんだろうなぁ・・・と思うだろうね、きっと。
これは判りやすいでしょ?じゃ、金魚すくいがあったとして、それはどんな感じ?

きっとこれは安いんだろうな?きっと思うんだろうね・・・それも普通の見解。
ではこんな感じに掘り下げると・・・どうかな?

さっきの100円ショップの場合、何処で買っても100円。店もチェ-ン店なら全国何処でも
一緒。それは単に大量生産だから、みんな平等って感じになるでしょ?これは安定感。

けどね、金魚のようなものは生体・・・生きているのだから、見た目が違うのね。
美人もいればそうで無いものもいる。ただね・・・好みって言うのは千差万別・・・

でもそこに俺なりのこだわりってのがあって、安い金魚でも1匹1匹が違うので、
無名の新人を探すスカウトみたいな気分になる。つまり目利きとなる。そう目利き。

勿論、いくらって決まっているものだから、探す事が出来るのであって、
貧乏人に値段表示無しって言うのは、好みを伝えてお任せ・・・になる。

だからさっきの木だって、お金があれば、これは?なんて聞けるだろうが、手持ちが
1万程度じゃ、たかが知れている・・・買えたら有難うって感じ・・・

じゃこれが金魚だったら?俺ならパラダイスだね。俺は持ってるぅぅぅって感じで
選び放題ってね。でもここがちょいと違っててね・・・・

立派なのが欲しいんじゃなくて、小さいのを買って大きくして・・・そんな金魚で
繁殖したいのね・・・その子が優秀にならないかなぁ・・・・ってね。

とても広大なスケ-ルでしょ?だから楽しめるのね。けど、らんちゅうなんて飼う人達は
1万円なんて特にビックリする金額じゃないから、こだわる人達って言うのは果てしない

俺はきっとお金持ちになっても、変わらないだろうなぁ・・・大バケ狙い。

視点を変えて見る・・・そもそも金魚の飼い方って本がある。
あれって基本で、こうすると死なないで飼えるよ・・・ってこの大きさにはこの容器、

こんな金魚は大体いくら?薬は・・・と、とても色々と書いてあって判り易い。
じゃそれで飼って生き続ければ言う事無し。それで良いじゃない。ただね・・・・

俺は過密で飼いたいのね。過密で。有り得ないくらいのね・・・もはや愛好者から
虐待か?って言われるくらいにね。ある意味実験みたいにもなっているね・・・

でも、すべての事に言えるのは、俺のような金魚好きは一体何匹飼う事が出来るんだろう
・・・じゃ仮に100匹飼ったとしよう。じゃ俺のように飼える人って世の中に何人いる?

実は底辺拡張と言うのなら、みんなが2匹ずつ飼ってくれる方が広まるだろうね。
でもそうにはならない・・・何故?それは見せるって言うのが無いから・・・。

季節モノ扱いになっているから。冬に金魚ぉぉぉ?こんな感じだろうね。

少なくとも俺の池は結構人気がある。素人の趣味なのに。しかも過密で混合。
色んなのが泳いでいて、こんなの観た事無いぃぃなんて声も聞くし、金魚屋さんや

江戸川の養魚場やショップなんかの紹介もしたり、普及活動って言うのはこんな事の
繰り返し。しかもショップじゃないから、声も掛けやすいんだろうね。

ご近所の金魚好きの叔父さんって感じでね。クチコミってのはこんな事をみんなが
やってくれる事なのね。しかも自分もやっていると説得力もあるしね。

ただ当然、何と無く飼って見た・・・そこまで来ても、死んじゃったから辞めよう・・
何て事もある。つまりそそのかした側も、ある程度知識が必要となる。けれど、

本で書いてある事がすべてなら、本のまま飼えば良いが、素人ってのは何でもそうだが、
大抵ビックリするような事をしたがるものでね・・・金魚飼育の場合なら、

過密の混合は魅力的だね・・・じゃ、そう飼うのなら?こうしてるよ・・・俺は・・・
ってなりたいのね。そうねぇ・・・俺スタイルって言うのかな・・・?

モザイクにしてもそう。全く同じで俺スタイル。これが俺のスタイル・・・ここにたどり着けばそれで良いのね。後は決めるのは、観た人達が決める事。

ただね、繰り返すってのは・・・・継続するって言うのは・・・・経験値が増えるのね。
金魚にしても、モザイクにしてもね。

それが証拠にかぐやは今でも俺の池で生まれた金魚を今でも飼っているし、
みどりも俺もかぐやも飼っている金魚が死ななくなった。

それがさくらんとこもそうらしい。ただ奴の親父はかなりのツワモノらしいから、
俺達素人集団の仲間に入れると失礼だが・・・。

いずれにせよ、続けるとその道中は悲しい事もあったりするけれど、逆にその分、
辞めないと賢くなって経験値も増え、いつしか自分スタイルで・・・が見つかる。

まっ金魚もモザイクも自分スタイルにこだわって行くのね・・・・今後も。

おっとそうそう、さくらのせがれのバザ-に作ったさくらのも俺のも無事売れたって。
これも1つの普及活動。

まっいずれにせよ、趣味も仕事も考え方は一緒なのね・・・・

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